本を五冊衝動買い!

 近所の別の本屋がリニューアル。理学書コーナーすらないツタヤに比べればなかなか品揃えがいいので、いろいろ衝動買いしちゃった。まいったな、うちもそろそろ本棚に本がおさまらなくなってきた。
 とりあえず今日買ったのは五冊。

『オタクはすでに死んでいる』 岡田斗司夫
 岡田さんの本と言ったら普通はベストセラーになった『いつまでもデブと思うなよ』しか売ってなくて、痩せの私にはダイエットなんてまったく縁がないから「ダイエット関係じゃなくて、岡田さんの別の本が欲しいのに・・・」ってぶつぶつ言ってたんだけど、今日行った本屋はダイエット本がなくて、こっちが売ってたという稀な例。これずっと読みたくて、注文しようかと思ってたくらいだったから、すっごい感動した。しかも680円。安い!
 オタキングと呼ばれた岡田さんの「オタク・イズ・デッド」発言は当時相当衝撃的だったらしく、脊髄反射的にオタキングに対して批判するオタクもいたそうなんだ。「オタク・イズ・デッドじゃなくてオカダ・イズ・デッドだろ」とか。
 しかしあの岡田さんのことだから、そんなありきたりの批判は当然想定していたはず。岡田さんのトークライブも、それをまとめた同人誌も、そしてこの本も読んでいないガヤが騒いでいた可能性もあるから、私はこの本を読んで岡田さんが何を言いたかったのか考察してみることにする。

『はじめての構造主義』 橋爪大三郎
 私は構造主義はけっこう好き。で、この本の巻末に構造主義にかかわる思想家が写真入りでまとめられていて、分かりやすくていいなと思って買っちゃった。
 私は本にお説教は求めていない。求めているのは自分の論考の素材になる知識と、その著者独特の笑えるような面白い観点。つまりエンターテイメントってこと。

『分子進化のほぼ中立説』 太田朋子
 おなじみブルーバックスです。ブルーバックスシリーズは最近置いていない本屋も多い。
 なすぼねさんあたりはもうとっくに読んでいるであろう本。今(?)話題の「ほぼ中立説」。いいよね。この説の名前。「ほぼ」ってところが曖昧な表現に逃げる日本人をうまく反映していて。そもそも木村資生さんの「分子進化の中立説」だって「白黒はっきりせんかい!」って欧米の学者に批判されたのに中立な上にほぼだよ?もう笑っちゃうよね。

『量子重力理論とは何か』 竹内薫
 こちらもブルーバックス。大好きな竹内薫さんの物理学の解説書。科学エッセイ以外読んだことがないから、文理融合を提唱する竹内さんがどれだけ量子力学を私のような素人に分かり易く解説できるのか確かめてみようと思った。
 ちなみにこの本の挿絵にちょこちょこ萌え系の美少女イラストが挿入されているんだけど、これやめろ。本のイメージが下がる。
 これは女性差別じゃなくて、私の萌え差別なんだけど、「う~ん」って考えながら読む難しい科学の本に「萌え」はいらない。うざい。目ざわり。オレに挿絵書かせろ。竹内さんをイラスト調にすっごい渋く描いてあげるから!タダで!
 竹内さんは理科離れを何とかしようとするあまり『ねこ耳少女の量子論』とかいうエキセントリックで節操のない本も書いちゃうから、それはやめてほしい。いよいよ「理系バカ=キモオタ」って図式が確立しちゃうぞ。
 それなら『50代からのちょい悪オヤジの量子論』の方がまだイメージいいと思うよ。「科学を学ぶ人ってかっこいい!」って子どもに思わせないといけないんだから。もちろん進行役はジローラモ兄貴だ。

『カンブリア爆発の謎』 宇佐美義之
 最後はこちら。カンブリア紀(五億年くらい昔の時代)の生物は、ひと昔前はカナダの化石発掘例から主に研究されていたんだけど、今は中国からもいろいろ見つかっていて、その研究の現状を大雑把に押さえるならうってつけの本かな?って感じで買いました。私は別に専門家じゃなくてファンレベルなんで。
 科学雑誌『Newton』よりは細かいこともまとめてあるし、なかなかオタクな本でいい。そして今を逃すとすぐに絶版になりそうで怖いから買っちゃった。
 著者の宇佐美さんはもとは物理畑の科学者なんだそうだ。科学技術振興機構のプログラムでたくさんの生物学者と交流したのが、この本誕生の理由らしい。
 こうやって生物学と物理学が力を合わせて進化の謎を解いていくのはいい流れだよね。今じゃ量子力学的に進化を研究しているわけだし。
 これからは細分化され過ぎた科学の溝を埋めるべく、違った専門分野と交流するコミュニケーション能力が研究者にとっては必須のようだ。
 ちなみに私はNBIC構想(ナノテク、バイテク、IT、認識科学の融合)大賛成です。

 そして本じゃないけどvicさん一押しの映画『2012』のDVDも借りてきました。この映画についてはあとでブログで記事を書きたいと思います。お楽しみに?
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