マンガの読みやすさについて

 昨日大学の人に漫画のネームを少しだけ見せていただいて、いろいろ意見を聞かれたのですが、私は自分の漫画を最近描く暇がなくて、もっと自分の漫画に照らし合わせながら実例を示せればよかったと思ってます。反省。
 漫画描かない奴に偉そうなこと言われたくないですよね。「そこまでいうなら、お前描いてみろや!」って。
 でも今は本当に漫画描く時間的余裕がないんで、すいません。来年は私も描きます。

 素人の私が偉そうに言える立場じゃないのですが、「こういうことをやりがちだよな」って言う注意しなければならないことをまとめておきます。私も心得なければ。

1.メインキャラの数が多い(誰が主人公か分からない)
2.設定の情報量が多い
3.その設定を、ほとんど文章(セリフなど)で説明してしまう。
4.最初の3ページで読者をひきつける。

 まず1についてですが、45ページの短編ならば、メインキャラを3人も4人も出すと、物語が収拾付かないので、主役と敵(ライバル)、もしくは主役と好きな子、というように主に二人のドラマに絞ったほうがいいと思います。
 そして主人公はもう一方のメインキャラを「触媒」として(ライバルはタンパク質理論)成長していけばいいんじゃないでしょうか。
 けっこう日本ってアメリカに比べてキャラクターが「変化=成長」していく話好きなんですよ。アメリカのアニメなどは同じことやってるけど。ワイリーコヨーテいい加減ロードランナー捕まえてよ!みたいな。
 
 2は、自分の漫画を(言葉悪いですが)「とんでもなく頭の悪い人」に読ませるつもりで描いたほうがいいと思います。頭の悪い人は、そんないくつも設定を次々に提示されたら付いていけません。
 初心者はとりあえず、「現代劇」を描いたほうが失敗しないと言いますが、その理由はファンタジーと比べて、世界観の設定を説明する必要がないからだと思います。

 3は、「漫画は絵と文のメディアなんで極力絵で伝えられるところは絵で伝えてください」と昔ジャンプの担当者の方に言われたことがあります。
 私も言葉で説明しがちな人間なんで、克服しにくい問題です。

 4は、ちょっと異論があります。マガジンの担当者に「プロの漫画家の作品は必ず3ページまでで読み手をひきつけるよ」って言ってたのですが、私はプロの作品だろうとたった3ページだけじゃひきつけられない!
 で「どの作品(作家さん)が最初の部分で読者をひきつけるのうまいですか?」って聞いたら「どの漫画も大体うまいですよ」と無責任な返答・・・(笑)
 私なりに考えてみたのですが、「3ページで読者はひきつけられる」のでなく、「3ページまでで、その作家の力量がわかる」ってことじゃないかと思うんです。
 絵にしろ構成にしろ、演出にしろ。最初のレベルを見れば、続きも大体そのレベルでしょうし。長編などは別ですが。
 漫画も第一印象が大切なので「最初のほうは特に力を注ぎこめ」くらいのことなのかなあ、と考えています。

 最後に、かつてKO氏と話していたことをちょっと。「面白い漫画は(ページの割に)短く感じる。つまらない漫画は長く感じる。」
 名言だと思います。「え~60ページもあるのに、もう終わっちゃった。」そんな漫画を描いていきたいものです。今は論文の締め切りに追われて、それどころじゃないですが。
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