頭のいいキャラと長編漫画のカオスの縁

 お久しぶりです。ブログの更新がしばらく滞っていましたが、連載漫画の第一話の締め切りが二ヶ月を切ってしまいまして現在は漫画を集中的に描いています。
 とりあえずそろそろネームは切り上げて、第一話全32ページの作画作業に入らないと、いきなり落としそうな気がするので、ペン入れとトーンを頑張りたいと思うのですが、このような煩わしい&金のかかる作業をデジコミではスルーできる!?と聞いては、私も穏やかじゃいられない・・・!なにしろできることなら脚本だけ渡して漫画は他の人に描いてもらいたいタイプですから。
 というわけで、ツイッターで知り合った方々にいろいろ情報を教えてもらっています。ツイッターって本当楽しいなあw

 さて今回はそんな長編漫画についての話題をふたつ。

 まずひとつめは「頭のいいキャラ」について。今回の漫画はSFなので科学者や研究者、技術者などがいろいろ出てくるのですが、その人たちが実際にその分野に詳しく、ちゃんと研究している感じを出したいんです。
 これが上手いのは心の師匠クライトン先生なのは言うまでもないのですが、日本のアニメの学者キャラで「学者っぽいなあ~」ってリアリティがあったのってプラネテスのロックスミス博士くらいで、ほとんどのキャラは単なる知識スノッブ野郎かマッドサイエンティストなトンデモ系w

 日本のサブカルチャーって学者のリアリティが本当に描けないんですよね。だから世間の科学者のイメージはいまだ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』w
 白衣着てカラフルな液体の入ったフラスコをかざす白髪の変わったおじいさん・・・あんな人いるのか!?いや化学系にはいるんだろうけど・・・w
 とにかくそんな古いテンプレートをこの作品では打ち破りたい!と考えているわけですが、科学者のリアリティを出そうとするあまり、キャラクターのセリフが難解になりすぎるのには気をつけないといけませんよね。
 まあ、その作品だけの架空の技術とか(←覚えても何の役にも立たない)意味のないマクガフィンとかスノッブじゃないので、ちゃんと読めば楽しみながら科学の最先端を理解できるようには作っています。それは約束します。

 ふたつめが優れた長編連載漫画って「カオスの縁」だなあってこと。長編もののストーリーって一話一話引き返せないくさびを打つような感じで、回を重ねるごとに方向性が狭まってきちゃう恐ろしさがあります。最終的には伏線の回収や、設定の辻褄合わせだけに終始しているんじゃないかって。
 よくできた長編漫画のプロットがシンプルなのはそのためなのですが、私はついクライトン先生のような素晴しい伏線回収に憧れ真似をしてしまいますw
 でもそれによって物語の有機的な流れが滞ってしまうのならば、カオスの縁から外れてその作品は死んでしまう。もちろん伏線も設定も大無視してメチャクチャやっても読者はついていけず、やっぱり駄目。秩序すぎてもダメ。無秩序すぎてもダメ。このバランスがとっても難しい。

 まあ、とにかく期限付きの漫画製作をやってるんで、これからは主にお手軽なツイッターで語りたい欲求は発散しようと思っています。
 なにしろ春期講習の帰りにレンタルビデオ店に寄って『キック・アス』借りようと思っていたのに「いや!映画なんか見てブログの記事を書いてる場合じゃない!」ってやめましたからね。
 それに幼女が大人をぶち殺す映画なんて震災の前だろうと後だろうと生理的に無理だった気もするし。みんな屈折した性欲持っているよなあw
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