30代に向けて

 教習所の空き時間になにもやることないので、一昨日買ったビートたけしさんの新書『間抜けの構造』を読んでいるんですけれど、たけしさんがツービートを結成したのって27歳の頃なんですね、それまではずっと鳴かず飛ばずだったらしくて・・・
 あんな大天才でも20代は苦労したんだ、我慢の時期だったんだって思うと、ちょっと希望が湧いてきました。ということで私もまだまだ創作活動を続けていくぞって。
 とはいえYELLでも謝ったんですが最近学校と塾と家庭教師のトリニティアタックで漫画を描く時間的余裕があまりない。
 いやてめえ『メン・イン・ブラック3』リピート鑑賞している暇があるなら描けるだろってツッコミが来るのはわかるんですが、どうもストレスが多くてねw
 ・・・すいません漫画も真面目に頑張ります。こうやって言い訳しちゃうのいくないね。

 で、昨日知って驚いたんですが、教習所の教官の息子さんが漫画家やってて、しかも自分と同い年、さらに自分と同じ年齢で新人賞とって、その後萌え漫画でスマッシュヒット、作品はアニメにもなってるそうなんですよ!
 私はその点、みみっちい経済観念が働いて「つぶし」が効くように国立大学に行っちゃったけれど、なんかその漫画家さんと見事に明暗が別れたなあって・・・
 で、自分の作品がアニメやゲームにもなったなら「一生食っていけるんじゃないんですか?」って聞いたら、ピークでも年収一千万ほどでその後の見通しは立ってないって。天下のアニメ化でも一生安泰ってわけではないんだなあって。

 でも一日の睡眠時間はたった3時間で、それこそ命をすり減らして描いているのに常に将来の不安がつきまとうって本当過酷な職業ですよね。
 しかも漫画家ってめちゃくちゃ自殺率が高いんだって。ほとんどがペンネームだから知らずに死んでいるんですよ。精神的に参っちゃって欝で死んじゃうんだって。
 私は連載経験とかないからそこまでは解らなかったんだけれど、そりゃ担当の編集者はそんなこといきなり言わないよなあ・・・萎えちゃうもんw
 私は少なくとも漫画家は身が持たないから本業にはしないほうがいいなって、しみじみ思いました。プロになるなら絶対原作者だなあって。話考える方が絵を描くよりもずうっと好きですし。

 さて、そんな感じで残り少ない20代、これからどうしていくかって考えているんですよ。
 とりあえずYELLの『超音速ソニックブレイド』を描きながら、学校行って家庭教師やって塾講師をやるのは変わらないんですけれど、今考えているのは美術の先生ってあんまり楽しくないなってw
 中学生くらいだと別に「美とは何か?」なんて話に興味もないから教員採用試験でみっちり勉強するとんでもなく専門的な美術の知識が現場で全く役に立たない。キュビズム?アルカイックスマイル??なんだそりゃってw受験にも必要ないしね。

 だから中学校の数学と理科と社会の免許も取っちゃおうかなあって。なんか通信教育で取れるらしいんですよ、15万払えば。
 なんだかんだ言って複数の仕事掛け持ちしながら自動車の免許通えたから、教習所卒業したら多少暇もできるしやれないことはないなって。
 通信教育ってことだから家から通うってこともないし。15万払って職業選択の自由が増えるなら安いもんだなあって。
 まあ私もいい歳だからフラフラしてないで、もう少し社会貢献したほうがいいしね。頑張ります。
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