夏休み2018(7月編)

 や~7月もあっという間に終わりですね・・・なにか有意義なことを私はこのジュライにしたのでしょうか・・・振り返ってみたいと思います。

館林美術館
個人的には外観は国立西洋美術館を凌ぐんじゃないかと思っている美術館。ただ、常設展示がほとんどないのが残念(あと日陰もない)。※常設展示には、ヘンリー・ムーアなどの近現代の彫刻作品があります。あと、なんちゃらポンポンとかいう動物の彫刻を上手に作る人。
特別展はデンマークのデザイン展。つーかレゴブロックってデンマークで生まれたのね。正式には無限連結式ブロック玩具だそうな・・・ちょっとテトリスができた経緯と似てるな。
しかし、色相対比が独特で、また、プロダクト的な民芸といったコンセプトも面白い。この国だからIKEAが生まれたのか・・・と思ったら、IKEAはデンマークじゃなかった。

宇津野洞窟
葛生の山中にひっそりとある鍾乳洞。
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心霊スポット感がすごいが、なんというかキリスト教の教会建築もラスコー壁画もそうだけど、こういう真っ暗なところって古代から神聖な霊的なスポットして扱われがちだよね。化学的には関東ローム層由来の石灰岩で、それが雨に溶けて穴になった。
で、ホラー的に涼しくなるというか、本当に物理的に寒い。冷房がガンガンかかった部屋というよりは冷凍庫入った感じに近い。だから昔はこういうところを氷室にしてたんだろうな。
イメージとしては、デザーテッドアイランドの洞窟だね。小規模ってのも似ているし。

なかがわ水遊園
特別展のエリマキトカゲに会いに。エリマキトカゲってすごい好きなんだけど思い返せば人生で一度も生で見たことがない!ってことではるばる大田原に・・・
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と・・・遠い!!なんつー交通のアクセスの不便さ(´;ω;`)富岡の群馬県立自然史博物館でさえインターチェンジはまあまあ近かったぞ!
なんか噴水とか浅いプールとかもあって地元のファミリーの憩いのスポットみたかった。
目的の水族館は想像以上に立派で、控えめに言ってもメチャメチャよかった。そして勉強になった。ギンブナってあんなインチキSFみたいな繁殖の仕方するのか!みたいな(オスがいないので他の種類の魚の精子で自分の卵を受精させる)。
・・・でエリマキトカゲなんだけど、私、この特別展てっきり爬虫類と触れ合えるかと思ったらオサワリ禁止で、ケースのエリマキトカゲもエリマキも開いてくれなかった・・・危機的状況でしか開かないんだろうな。威嚇手段っぽいもんね。

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水族館内のアマゾンカフェ。結構雰囲気がいい。照り焼きピラルクーなんてここを逃したら一生食べることもないぞ!って思ったんだけど、不覚にも行きにダブルチーズバーガーを食べてしまい、お腹がパンパンだった・・・(´;ω;`)なんか、イメージとしてはホッケみたいな淡白な白身な気がする・・・ピラルクー。

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生前のピラルクー。でかい。登場BGMはオーシャン・ハンターで。

帰りは、あまりに距離が遠いので、途中で宇都宮に寄って餃子を堪能しました。複数の餃子専門店が入っているビルがあってさ、そこで各店の餃子が食べ比べできるようになってたのは面白かった。
ただし、ダブルチーズバーガーの腹持ちの良さが(以下略

西部劇鑑賞
なんか『恐竜大陸サウラシア』の脚本を『風と翼』みたいにリブートしたくて、西部に関する書籍とか映画とかいろいろ見てるんだけど、とどのつまり私は狭い国土のジャパニーズなので、アメリカの桁外れの広大さ、勝てば官軍的なむちゃくちゃさ、暴力や搾取の正当性などがイメージできないなあって。
お金を貯めてアメリカ旅行してもいいんだけど、なんか旅行経験のある北海道の広さもさイメージできてないからね。札幌と函館ってあんなに距離あるんだ、みたいな。桃鉄だとすごい近く感じるからね。
そうなるとアメリカなんて一つの国だって考えちゃまずいと思うのよ。やっぱり合衆国なんだなって。
で、西部劇もいくらか見たので、簡単な感想。

『マグニフィセント・セブン』
カエルさんお勧め映画。公開当時も見に行こうとは思ったんだけど、とうとう今となった。
七人が国際色豊かなのは、なんかあからさますぎるかなあ。『ズートピア』もそうだったけど、あまりに露骨だと気になっちゃってね。
あと、登場人物が村を守る動機がほとんど描かれてないのはどうなんだろうか。プリンシパルの村人側のある種の冷酷さやエゴとかも描かれず、悪い奴はとことん悪く、いいやつはとことんいいという分かりやすい話であったな。やっぱり、黒澤明のあれを見ちゃうとどうしても厳しいよね。ヴィンセント・ドノフリオとエンディングの例のテーマはよかった。

『真昼の決闘』
こちらは打って変わって、そんな冷たい住民のせいでギャングと孤軍奮闘する羽目になった保安官のお話。驚くのは、こういう話って、最後の最後はやっぱり住民たちが勇気を振り絞って保安官を助けに駆けつけてくれるもんなんだけど・・・マジで誰も来ない。(´;ω;`)
この、保安官さんが人望がないとかそういう風に描いてない(むしろ町思いで有能な人物として描かれている)のもリアルで、本当に辛い映画。

『許されざる者』
これは凄い。今まで見た西部劇で一番面白かった。クリント・イーストウッドはアメリカの郷愁を描かせたら敵なしって感じだよな。
結局アメリカの歴史ってすごい後ろめたさがあるじゃん。いや、他の国もそういう侵略をして現在の国土があるのかもわからないけど、アメリカってさ、歴史が浅いから、ほかの国なら古代とかに遡る羽目になって良くも悪くも霞んでしまう部分、建国のいきさつが鮮明にあるんだよね。祖先が具体的に何をやって今のアメリカがあるかっていうのが。これは、アメリカのすごい特異なところだと思うよ。自然国家じゃないんだよね。理念がまずあって、それで作ろうぜって国を作ってるわけで。
つまり、本当に原罪なんだよね。ストレンジャーかつ荒くれ者のDNAがあるわけで、ほいで、同じようなことやってるけど上品ぶっている英国人をメチャメチャに痛めつけたり(^_^;)オレたちは居直るぞ!っていう。
例えとしてどうかわからないけど、なんとなくこれってゴジラ映画に近いよね。イーストウッドがなんかそういうアメリカを体現する大魔神みたいな存在でさwウルトラマンじゃないんだよ。ゴジラなんだよ。真のハリウッド版ゴジラですよ、これ。

・・・で、ここまで見てさ。西部劇ってなんかやっぱり、土地が広大だから、さみしさがあるよね。『アーロと少年』の時も思ったけど。人がいない。動物もいない。背景だけ。っていう。スカスカっていう。人口密度が日本の想像以上に低いぞっていう。
この土地では、生き物そのものがよそ者って感じ。彼岸というか。死が近いというか。全然違うぞジャップ!ってデモインとかフェニックスとかチワワとかに住んでる人に怒られそうだけど(^_^;)
なんか、すごい勉強してもやっぱりフロンティア・スピリットってのは描けない気もするよな。せいぜい淀川さんにテンプラ・ウエスタンなんて呼ばれるのが関の山で。

追記:ユル・ブリンナーの『荒野の七人』も鑑賞しました。『マグニフィセント・セブン』よりも全然面白かった!クリント・イーストウッドの作品は渋くて近寄りがたい西部に対する畏敬の念みたいなのがあるけど(ゴジラ)、『荒野の七人』は『七人の侍』の形式で宮崎アニメやってる感じ。みんな爽やかでいいやつなんだ。『七人の侍』にはいなかった鉱山を狙う山師や上品な賞金稼ぎみたいなキャラもいて、かなり上手に西部劇に置き換えている。つーか置き換わるもんなんだなって、どっちも見てると感心するよねw
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