インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

「面白い度☆☆ 好き度☆☆☆ マッツ度☆☆☆☆☆」

 ナチスが多すぎる。

 この前の土曜日に世界史の知識ゼロの奥さんと鑑賞。言わずもがな、インディ・ジョーンズシリーズの最終作。
 運命のダイヤルって、なんかの電話番号かと思ってたら、アンティキティラ島の計算機のことだった。作中ではアルキメデスが作ったってことにされてたけど、実際にはよくわからないらしい。
 そもそも最終作は、宇宙開発競争がテーマ!って触れ込みで、一体どんな内容になるんだ!?とわりとワクワクしてたけど、始まってみればいつもの展開で(宇宙どこいった)、終盤までは結構眠かった。というか、純粋に上映時間がなげー。30分は削れた。あのギャングのくだりとか要らねえから。
 ただし、最後が意外な展開でそこ(だけ)は面白かった。でも大陸移動説関係ないよな。空だし(;^_^A

 しかし、シリーズと同じことやっている割には、無邪気な残酷さみたいなスピルバーグ風味が薄れて、ノラネコさんが指摘していたように、登場人物の犠牲が結構重い。『北斗の拳』みたいな感じでいいのにな。「たわば」みたいな。アントニオ・バンデラスとか本来死ぬようなキャラじゃねえから。あと、インディの息子ベトナム戦争で戦死設定も要らねえから。
 そう言う意味で、やっぱりスピルバーグはすごいなって思う。わりとあっさり他の人に監督譲っちゃうけど、『ジュラシック・パーク』シリーズにしろ絶対に面白さがダウンするもんな。せめて『スーパー8』を撮った、JJエイブラムスあたりが良かったんじゃないかって思うけど。
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