今年の公立入試について

 今年の公立高校の入試問題は、難易度が低め。去年は恥ずかしながら、理科と数学は簡単だったものの、社会は問題がひねってあって、ガチでやったら78点という、塾で講師のバイトしている身として非常にまずい結果となったのですが(英語は教えてない=教えられるほど出来ないから毎年やってません。おそらくやっても40点がいいとこ)、今年は社会も平均的な問題が出たので、ほとんど正解できました(96点。理科と数学はパーフェクト。ただ垂線の作図は面倒なんでやってません)。
 つまり全体的に易しいので、おそらく今回は平均点がかなり高くなると予想。満点の人も多いのではないでしょうか?ここでいくつか気になる問題をピックアップします。

社会
表は、秋田県、神奈川県、岐阜県、三重県のコンビニエンスストア、スキー場、海水浴場の数を示している。三重県に当てはまるのはどれか。
解答・・・まずコンビニが3037か所、海水浴場が28か所と一番多い「ア」が神奈川だと予想。次にスキー場が43か所と一番多い「エ」が秋田、ぎりぎり海のない県である岐阜が海水浴場が0の「イ」だと予想できるので、三重県は消去法で「ウ」。

日本の社会保険制度の四つの基本的柱とは、公的扶助、社会保険、社会福祉、あとひとつは何か。
解答・・・公衆衛生。この問題は恥ずかしながらできませんでした。出てこなかった・・・

イギリスが三角貿易をしていた時の日本の出来事は四つのうちどれか。
解答・・・イギリス、中国、インドの三角貿易は後のアヘン戦争につながると思うのですが、これは1840年くらいのことなので、戦国時代の「ア」と家光が鎖国を完成する江戸初期の「イ」はアウト。最も近いのは異国船打ち払い令(1825年)で「ウ」が正解。小村寿太郎の関税自主権回復は20世紀初頭。1911年です。

 理科と数学は本当に基本系が出たので割愛します。出題も予想通りだったので(タレスの定理や平行線と比とか)、教えた人も結構できたんじゃないでしょうか?理科も補助教材で追加された分野、イオンや滑車、遺伝子など全く出ず、唯一「月」が出たのですが、問題もかなり簡単なので小学校の理科を思い出せば全然できると思います。
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