試験勉強の現実逃避企画ということで、フォーチュントリニティ3の確変・超確変モードで行ける世界遺産や絶景スポットをまとめました。その数なんと111箇所!!地誌学の勉強にもなること間違いなし!
ヨーロッパ(23箇所)
なぜか、他のエリアよりも一箇所多い。
ちなみにユネスコ世界遺産というシステムができたのは1972年からだそうです。
アルプス山脈最大の氷河でその重量は270億トンにもなるが、地球温暖化の影響で、その80%の氷河は溶けてしまうという説もある。
氷河が削り取り運んだ堆積物でできた地形はモレーンと呼ばれ、U字谷ができる。ちなみに、削り残った尖った峰はホルン、山頂部の窪地はカールと言う。
2001年世界遺産登録。
「巨人の石道」という意味。できたての玄武岩質の溶岩台地が急速に冷却されたことで、多角形のいい感じにヒビが入った。これを柱状節理という。
1986年世界遺産登録。
とうとう架空の写真作りやがったなと、出てきたとき最初に思った天空の修道院。俗世との関わりを断ちたいモンクにとってはこの地形は理想の場所だったらしく、9世紀にはすでに誰かが修行していたらしい。
しかし、今では観光地化が進み、俗世を嫌ってここに修道院を建てたのにパラドキシカルなことになっている。
1988年世界遺産登録。
エメラルドグリーンの水が美しいカルスト地形。しかし、1991年からのユーゴスラビアとクロアチアの戦争(クロアチア紛争)のきっかけになったのがこの場所で、戦時中埋められた地雷の処理が大変だったという。
1979年世界遺産登録。
聖家族教会。この前NHKスペシャルでやってた特番によると、なんか内装のデザインに日本人が関わっているらしい。
ちなみに、このようなスペイン版のアール・ヌーボー的建築はモデルニスモといい、作者のガウディは秘密結社フリーメイソンのメンバーでも有名。信じるか信じないかはあなた次第です。
1984年世界遺産登録。
ところにより高さが900メートルを超えるグリーンランドの巨大な氷河で、アイスフィヨルド(氷河によって侵食された入江)から大西洋へせっせと氷山を送っている。
2004年世界遺産登録。
紀元前2500年頃建てられた謎の遺跡。古代の天文台だという説もあるため、糸井重里さんのMOTHER2では内部がえらいことになっていた。
1986年世界遺産登録。現在はエリア一帯をナショナルトラストが買い上げている。
ロシア語で「城塞」。もともとはロシア帝国の宮殿で、現在は大統領の官邸が置かれている。武田善憲さんの『ロシアの論理』によれば、ロシアの政治はインフォーマルかつ秘密主義が徹底されており、クレムリンの内部でプーチンさんが何をしているかは本当に謎だという。めちゃくちゃ体鍛えてそう。
1990年世界遺産登録。
潮の満ち引きが非常に激しい場所にあり、昔は修道院に行くにもカトリックの人は命懸けだったという。今はカリオストロ的に橋が架かっています。
歴史が長いので、ロマネスク様式やゴシック様式などが混在しており、なんというかホグワーツ感が高い。まあ、それだけの作家にインスピレーションを与えているのだろうな。
1979年世界遺産登録。
美術のデッサンでお馴染みのアグリッパ将軍がかけさせた古代ローマ帝国の水道橋。
ちなみにローマ帝国の建設技術は非常に高く、現在でも現役の水道橋は多い(ポン・デュ・ガール自体は導水路がわずかしか残っていない)。
1985年世界遺産登録。
12世紀のロマネクス時代に環境アセスメントを怠った結果、現在補修工事をしているタワーで、ガリレオの実験場所の印象が強いが、本来の用途はベルを鳴らす鐘塔である。
専門家によれば、放置しててもあと300年は倒れないらしい。ならいいか。
1987年世界遺産登録。
世界一美しい景勝地と言われる。もともとは複雑な海岸線を敵からの防御に利用していた海洋都市。海岸沿いの街の小道もちょっとしたラビリンスである。
1997年世界遺産登録。
女神アテナを祀るための神殿で世界遺産登録名はアテネのアクロポリス。パルテノンとは「処女の子宮」という意味。この神殿の建築様式はシンプルながらも近代になるとネオクラシカル様式として多くの影響を与えている。
ちなみに、1687年の大トルコ戦争の時には、敵(神聖同盟軍)もまさかここは攻撃できないだろうと目論んだオスマン帝国によって弾薬庫にされている。しかし、普通にヴェネチア軍はパルテノン神殿を攻撃、運び込んだ爆薬に引火して神殿の一部は吹き飛んでしまった。人間というのは何て愚かなんじゃ(秘密結社鷹の爪の総統風に)。
1987年世界遺産登録。
ロンドンの宮殿で、ヴィクトリア女王の時代から国王の住居となった。スイートルームの他、音楽堂や美術館、図書館もある。
スズキアカネさんの『ミスター・ビーンの謎』によれば、ロイヤルファミリーがウィンザー城の修復を税金でやろうとしたら後醍醐的に国民の大ブーイングにあったため、このバッキンガム宮殿を一般解放し、その入場料を充てることになったという。
世界三大博物館の一つで収蔵数はなんと800万点。そのほとんどが個人の寄贈で、入場料は無料。
特にモアイ像など古代遺跡のアーティファクトが多く、日が沈まない帝国時代にめちゃくちゃ略奪したんだろうなあ、と。
建築様式はギリシャ建築を取り入れたネオクラシカル様式で、ベンさんの『ナイトミュージアム3』の舞台にもなった。
世紀が変わるミレニアム計画の一環として建造された巨大観覧車。当時は世界一の大きさだった。カプセルの大きさも大きく、ひとカプセルに20人以上も乗れるため、カップルでイチャイチャは恐らくできない。
テムズ川に架かる橋で、よくロンドン橋と混同される(私だ)。タワーは近くにロンドン塔があるから。ロンドン塔は要塞、処刑所と使われ、現在は礼拝所になっている。
「新しいシュバンシュタイン城」という意味。あのテーマパークにある城のモデルと言われているが、別に歴史的な建造物ではなく、19世紀にファンタジーが大好きなバイエルン王ルートヴィヒ2世が、個人的な趣味全開で作らせたお城で、鉄筋コンクリートで出来ている。
ドイツで最も有名なキャッスル。13世紀に作られたが、その後破壊(雷、火災、戦争)と修理を繰り返し、ゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式が混じりあい、現在(廃城)に至っている。
カルスト地形の由来になった「クラス」地方の鍾乳洞群。洞窟内には滝や地底湖の他、先史時代の遺跡もあり、スピリチュアル的な雰囲気を醸し出している。
1986年に世界遺産登録。
オーストリアのハルシュタット湖にある、岩塩採掘で栄えた人口900人ほどの小さな町。街全体が中世から時が止まったかのような感じで、非常に景観が美しい上に、のどかで閑静であるという穴場スポット。
ヨーロッパは石材建築のイメージがあるが、この街では木造建築も多い。
1997年に世界遺産登録。
中世の古城や聖堂、修道院が残るエリアで神聖ローマ帝国の時代は中枢だったが、ドイツ三十年戦争でその多くは廃墟となった。
2002年に世界遺産登録。
アイスランドにある滝で、なんと滝の裏側にくぼみがありそこから滝の裏を覗けるようになっている。そんな体験できるのは、ジャングルクルーズだけかと思っていたよ。
フォーチュントリニティ3背景コレクション①
2019-05-25 12:23:22 (4 years ago)
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