フォーチュントリニティ3背景コレクション②

中東・アフリカ(22箇所)
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いわゆる古代ローマ時代のオリエント世界。トゥームレイダースに出てきそうな遺跡がいっぱい。

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シバームとは「シバの息子」という意味。イエメンにある3世紀から栄えた豊かな交易都市。
16世紀頃、シバームは洪水や遊牧民の襲来に備えて、壁ではなく建物(泥レンガ製)を高層化したため、砂漠の摩天楼という二つ名が付いた。でも、敵が下から入ってこられたら逃げ場ねえじゃんって思うのだが、ビルとビルが空中通路でつながっているため、隣のビルに上層から移れるらしい。そんなファミコンのゲームあったな。1982年世界遺産登録。

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トルコにあるローマ帝国の遺跡(ヒエラポリス)。綿の名産地で温泉保養地でもあったらしい。
土地はいわゆるカルスト地形で、水質は多量の炭酸カルシウムを含み、これが蒸発し、石灰分が沈殿することで水の流れが止まり小さな池(石灰華段丘)が何段もたくさん出来た。
1988年世界遺産登録。

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レバノンにあるフェニキアの神バールを祀る神殿。その後、ジュピター、ヴィーナス、バッカスと祀る神様が変わっていき、コンスタンティヌス帝の時代になるとキリスト教の教会になった。
1984年世界遺産登録。

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モスクは鉛筆のような尖塔(ミナレット)の数でランクがつくらしい。普通は多くても4本なのだが、トルコのこのモスクは6本もある(ちなみに、サウジアラビアのメッカのマスジド・ハラームで7本)。なんでも、アフメット一世は、金でできたミナレットを作りたかったのだが、「金」と「6」の単語が似ていて部下が聞き間違えてしまったらしい。
内装の白と青のカラーリングが美しいことからブルーモスクとも呼ばれる。
1985年世界遺産登録。

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妖精の煙突とも言われる、風化、浸食でできた不思議な形の奇岩が並ぶ地域。この奇岩をくりぬいて、教会や聖堂を作っているため、MYSTの世界観が半端ない。
また、初期のクリスチャンが迫害を逃れて建設したデリンクユ地下都市もあり、地質的にくり抜きやすかったんかな、と思われる。
1985年世界遺産登録。

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ペトラとは「崖」という意味。かつてこの渓谷にはキャラバンの中継基地があり人や物(特に香辛料)が行き交っていた。狭い岸壁で囲まれた地形はまさに自然の要塞で、現在もほとんどの遺跡が未発掘という状態である。
ちなみに、伝説のトレジャーハンター、インディ・ジョーンズ博士もコネリーパパとこの遺跡(エル・カズネ)を訪れて、穴に落ちかけたことがある。
1985年世界遺産登録。

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いわずもがな。古墳と同様に、有力者の地位が確立したことを内外にアピールする目的で、ナイル川が氾濫中のサマーシーズンに2.5トンの石灰岩の石材300万個で建造された。
高さは約140m。これは14世紀まで世界最大の建築物だった。
そのロマンは吉村作治さんの心を掴んで離さない。
1979年世界遺産登録。

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モロッコにある集落で、盗賊から財産を守るために要塞化されており、最上部には篭城用の食料庫がある。雨はほとんど降らないため、建物は日干しレンガで出来ており(カスバ)、ペトラ遺跡同様、キャラバンの中継地となっていた。
ハドゥ一族が築いたためにこの名がついている。
1987年世界遺産登録。

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大きさ水量ともに南米のイグアスの滝と並ぶ世界最大の滝。
19世紀にアフリカを探検したイギリスのリビングストンによって発見、女王に忖度するかたちで、この名前を付けた。
国境にあるので、ザンビアからでもジンバブエからでも観光ができる。
1989年世界遺産登録。

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諸説あるが「白い山」という意味。標高は5895mでタンザニアにあるアフリカで最も高い山(独立峰では世界一)。
標高1900メートルまでは勤勉な地元の人(チャガ人)たちによってコーヒーがプランテーション栽培されている。
ちなみに、七大陸最高峰の中で最も登山がしやすい(山頂までの登山ルートがちゃんと整備されている)。
1987年世界遺産登録。

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砂岩でできた岩石をくりぬいて作った太陽神ラーを祀る神殿で、20世紀にはアスワン・ハイ・ダム建設によって水没の危機にあったが、ユネスコが神殿全体を移築。この出来事が世界遺産の制度ができるきっかけになった・・・が、意外と登録最初のメンバーには入っておらず、1979年世界遺産登録。

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マサイ語で「果てしない草原」という意味。TBSのどうぶつ奇想天外!のロケ地のイメージが強い野生動物の楽園。とりわけヌーが多く、隣接するマサイマラ国立保護区との間を毎年大移動する。
1981年世界遺産登録。

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実は自然遺産とかではなく、トルクメニスタンの天然ガス採掘場が落盤事故でどうにもならずに放置された場所。もう少し詳しく言うと、事故の際に発生した有毒ガスの放出を防ぐために、あえてガスに火をつけたという。
その炎が事故から40年以上経っても消えていないので、いつしか地獄の門と呼ばれるようになった。埋蔵量すげえな。

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中東屈指の金融センターをもつ都市国家。
もともとは真珠の養殖を生業とする漁村だったのだが、極東の小さな島国が真珠の養殖を成功、これに大打撃を受ける形で、中継貿易港へのシフトチェンジをしたという経緯がある。
油田があるからリッチというイメージがあるが、ドバイは真珠の一件から多くを学んでおり、埋蔵量に限りがある原油の採掘に依存するのではなく、海外企業を優遇する経済特区を作って多角的に経済を発展させた結果、世界最速の発展を続けているのである・・・って『こち亀』で中川が言ってた。

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ダロルとは「溶解」という意味。火山の爆発によってできたマールという窪地に強酸性の熱水が貯まり、一面イエローな幻想的な光景が広がっているが、現地の治安は結構悪い。
ちなみに、中学三年生の理科の教科書ではイオンの例ということで、このダロル火山が取り上げられている。授業中、確変がよぎったのは言うまでもない。

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サンスクリット語で「加護の島」。インド洋版ガラパゴス諸島と呼ばれるほど独特な生態系が広がっている。
現地の人の言語には文字がなく、また、竜血樹から取れる竜血は世界遺産に登録されたことでお土産物となり、仲介業者から買い叩かれる事態になっている。
2008年世界遺産登録。

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アラジン感満載のウズベキスタンの古都で、二重の外壁で守られている。イチャン・カラは「内城」という意味。
モスクと神学校(メドレセ)があり、ミナレットも6本ある。
1990年世界遺産登録。

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ダレイオス一世が建設したアケメネス朝ペルシャの都市。その後、アケメネス朝を滅ぼした古代ギリシャのマケドニア王アレクサンドロス大王によって破壊、以降は廃墟となっている。
19世紀になってドイツやフランスが発掘をし、そのいきさつが研究された。
ちなみに、アケメネス朝ペルシャは巨大な中央集権国家ではあったが、わりとダイバーシティで、多民族、多文化、他宗教にも寛容だった。
1979年世界遺産登録。

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「何もない砂漠」という意味。アフリカの西部にある海岸砂漠で、沿岸部にはクジラの死骸が打ち上げられている。まさにMYST4のヘイブン。
赤い砂は鉄分を含むためで、砂漠自体は8000万年前にできたと考えられている。これは現存する砂漠で世界最古である。
2013年世界遺産登録。

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メソポタミアとインダスの両古代文明をつなぐ紀元前3000年から16世紀まで創造と破壊を繰り返して形成された遺丘(テル)で、シュメール人の神話で世界が生まれた場所とされるディルムンがここにあったとされている。
2005年に世界遺産に登録されたが、その時点でも遺跡の半分以上は未発掘であった。

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カッパドキアに匹敵する個性的なトルコの遺跡で、なんと蜂の巣のように断崖に築かれている。トルコはとりあえず岩石をくり抜きたいらしい。ちなみに、これはネクロポリスで、とどのつまり墓地である。

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海というが、実は塩湖(海だったのは白亜紀)。なぜ海と呼ぶのかは水面が海水面よりも低いと海と呼ぶというルールがあるかららしい。
ヨルダン川近郊にある温泉からの塩分が一方的に貯まり続けたことで、普通の海の10倍も塩分濃度が高く、どんなにカナヅチでも絶対に沈まない。
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