台風19号について

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 ※ゴジラじゃあるまいし、280万人をどこにただちに避難させるつもりだったんだろう・・・いずれにせよCG合成かよってくらいでかいのが来た。

 こんな大災害がやってきても、いや、やって来ているからこそ、休まず働いている人がいるのには頭が下がるよな。うちの奥さんの仕事もそれで、運転手を仰せつかったんだけど、ハザードマップが結構役に立った。本当に危ないところ氾濫したらしいし。
 マスコミなんかはまるで天罰が当たったかのように、ジェット機のせいで地球が温暖化して、こんなことになった、飛行機にはもう乗るな!とか言ってるんだけど、これって天人相関説の現代版だよな。ヤギ(ゴート)がボーイングになっただけじゃんっていう。

台風
最大風速が秒速17.2メートル(34ノット)以上の熱帯低気圧。風圧(0.05×風速の二乗)に換算すると、1平方メートル辺り10kg弱の威力となる。
温められた海水が水蒸気になり、上昇気流が発生、気圧が低くなって誕生する。したがって温帯低気圧と違って、暖かく湿った空気だけで出来ているため、海水温が高いほど巨大化する。今回の19号の巨大化もそのためだという。
19号などの番号は今年の発生順。正月にリセットされる。

台風の目
台風の中心部の風が打ち消しあってできる穴。初期は小さくピンホールと呼ばれるが、勢力を増すと目は大きくなっていきドーナツ・アイと呼ばれる。
なんで中心に風が吹き込めないのかというと、回転する風にかかる遠心力に気圧傾度力が勝てないから。
ちなみに目の周囲(アイ・ウォール)では台風の風雨は最も強い。

危険半円
台風の右側の、台風の進行方向と風が吹き込む方向が一致して、風速がものすごくなっているエリア。船の航行が危険なためこの名が付いた。
逆に左側は進行方向と風が吹き込む向きが逆で相殺されるため、いくぶん風は弱い(可航半円)。

夏台風と秋台風
実は台風自体は一年中生産されている。が、夏になると、太平洋高気圧の北端に押し出される形で自転車くらいの速度で日本にやってくる。
しかし、夏は北太平洋高気圧のエリアが大きいため、偏西風の位置が日本よりも上で、あまり日本に上陸しにくい(迷走する)。
これが秋になると、北太平洋高気圧の勢力が衰え、偏西風の位置が日本の方まで下がってくるため、台風が東に押し出され上陸しやすくなる(そして速度も自動車並みに上がる)。さらに、秋雨前線とコラボしてしまった日にはもう。

冬の台風
地軸の傾きから赤道低圧帯が南半球の方に下がるため、太平洋高気圧も南下し、台風は日本まで北上できない(貿易風によって西のインドネシアの方へ行ったりする)。
また、夏より海水温が低いため、台風のエネルギー源である水蒸気も少なく、なかなか勢力が拡大しない。だからあまり取りざたされない。
よく冬の爆弾低気圧を「冬の台風」と言ったりするが、これは急発達した温帯低気圧のことで、熱帯低気圧由来ではない。

雨量
単位はミリメートルで、雨が地面に染み込まずどこにも排水されなかった場合、どれだけ水かさが上がるかを算出したデータ。1時間あたりだったり一日あたりだったり、特に統一されていないため、ちょっとややこしい。
調べ方は、単位体積まで水が貯まると傾いて容器の水を空にするししおどし的な装置(転倒ます)を使い、単位時間あたりにそのししおどしが何回傾いたかで求める。

中心気圧の測定
上陸したものは各観測値の気圧計で測れるが、洋上のものはどう調べているのかというと、なんと80年代まではアメリカ軍の観測機が直接台風の中につっこみ決死の測定を行っていた(マイクル・クライトンの『ツイスター』方式)。
現在では、気象観測衛生の膨大なデータをもとに、台風の形から気圧を推測するドボラック法が主流となっているが、誤差が大きいこともあり、あくまでも推定となっている。
精度を上げるには、最低でも6時間以上のコンスタントな画像データが必要だという。
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