
なんとイオンモールで密かに稼働していたダイノキングの最新作。つーか懐かしすぎる。いったい何年ぶりの復活なんだろう、昔は大体のゲーセンのメダルコーナーにあったけど、いつの間にか絶滅していたよな。恐竜だけに。

相変わらず、無駄に高いクオリティの恐竜のアニマトロニクス。惜しむらくは塗装がアニメ的というか、せっかく原型もいいんだし、ここまできたらジュラシック・パーク並みのクオリティで塗っちゃえばいいんだけど、そうなると怖すぎて子どもやれなくなるとかそういう判断なんかね。
初代は、このセンターのティラノサウルスメカの他にも、メダル払い出し機のステゴサウルス(尻尾を振ってメダルを吹っ飛ばす)とか、トリケラトプスとかブラキオサウルスの本当によくできた模型も装飾されていたんだけど、今作はプテラノドンのペーパークラフトのみ。
大まかなゲーム内容としては、モンスターハンターに近いんだけど、横穴がなく、チェッカーがメダル回収を担っているのは珍しいところかも。
とはいえ、それでもめちゃくちゃ減る。じゃあ、横穴でもチェッカーでもメダルを飲んでしまうグランドクロスって一体ってなるけど、本当に減る。スロット揃わないんだもん。
確変的なビクトリーモードにいかない限り再現なく減る。そして、ビクトリーモードまでの道のりがジャックポット並みに遠い。
メダルを落としてビクトリーゲージを貯める(地獄のように溜まらない)→ボス恐竜(なぜかリードシクティス※魚類)を制限時間内に倒す→ビクトリーモードって流れなんだけど、おっかないのは、ボス恐竜を倒せるかどうかってスロットが揃うか(だけ)にかかっているので、内部要素が強すぎるんだよ。
つーか、ビクトリーチャンス(ボス戦)にいくまでにスロット一度も揃ってないからね。天井っていう概念ないっぽいんだよ。

1000枚用意して遊んでみましたが、結局パキケファロサウルスしか揃いませんでした。イオンのペイアウトは、某ボーリングチェーンと並んで鬼畜とは聞いていたが、伝説は本当なのかもしれない。
ただ、スロットが一度でもそろうと、ストックコンボっていって、スロットストックの回数分WIN枚数が上乗せになるので、一回でもそろうとまあまあ払い出しはでかい(このアイディア自体は面白いと思う)。ただ、それでももうちょっと揃ってくれてもいいと思う。

で、通常は三色いずれかのチェッカーのストック数に応じたコンボになるんだけど、ビクトリーモードだと、三色どれでもいいワイルド扱いになるので、ストック分単純にコンボ数が加算されるのでデカイって感じ。
でも、これも完全に内部だからね。ビクトリーモードの制限時間内に全然スロット揃わなかったら全く意味ないし、ストックを量産するためにはバンバンメダルをチェッカーに入れなきゃいけないから、減るリスクもあるわけで。
ジャックポットチャンスに関しては、もう、本当に無理。7個もボール(恐竜の卵という設定)を落として、そのあとジャックポット抽選のためのミニゲーム(要メダル)をクリアしてやっと、地獄のような確率のボール抽選だからね。ビクトリーの予感すら感じさせません。ドラゴンボールだって集めたあとにミニゲームは要求しないからね、シェンロン。
とりあえず、恐竜のクオリティやストックコンボのアイディアはいいだけに、もう少しスロットが揃ってくれないかなあって感じでした。せめて天井45回転とか。
ちなみに、このゲーセンって、小型~中型メダルゲームがめちゃくちゃ豊富。なんと、あのがっぽり寿司もあって、すごいやりたかったんだけど、人気機種なのかちびっこに占領されていて(意外と筐体が小さかった!)、しょうがないからみんなでダービーにG1ワールドクラシック的に賭けたら(馬連に分散投資)、結構増えたので、そこらへんで撤退しました。あの賭け方、出走頭数が少ない、こういうゲームの方が強いかもしれぬ。