青少年健全育成条例について

 少年漫画などの過激な性的表現を規制すると言う、東京都議会の青少年健全育成条例。これに対して出版社や一部の漫画家、および読者が「表現の自由の弾圧だ!」と反対しているようですが、私は「これってそんなに騒ぐことなのか?」と言う感じです。
 つまり未成年キャラの性描写が規制されると、いわゆるルイス・キャロルもしくはシュレーディンガー的ロリコンの人が楽しめなくなっちゃうから騒いでいるだけで、そういう変態性欲は18禁の漫画や同人誌がどっさりあるんだから、そっちで満たせるし、少年漫画などではある程度規制されてもいいんじゃないかと思うわけです。

 まあ、規制されようが、されなかろうが、漫画が好きで描く人はそのルール内で必死にあがくわけで、その葛藤において優れた名作が出来ると、私は思っています。
 よって今のような漫画がある種のハイカルチャー的ポジションに昇格し、一般に認知され、作家が何でも自由に描ける状況が、今日の漫画の画一化、面白さの拡散の原因になっているのならば、いっそ規制を強化して「淘汰圧」をあげた方が、最終的には業界の為にはなるんじゃないかと考えています。
 規制が出来たからって従うと言う前提はないわけですし。

 自由すぎると逆に作家は何を描いていいか分からなくて、結局有名漫画のマネしかできない、こういった指摘は出版社の中にもあると思いますし。
 これはあくまでも私の個人的な立場ですが、少年マガジンなんて少年誌の割にひどいエロさですからね。ああいう意味のないあざといパンチラなどは、作家の自己満足だろうし、読者にとってはなくなっても別にいいんじゃないかな。

 追記:ネットではほとんどが反対だから通らないな、これ。

 反対派の意見でまさに会心の一撃が「石原都知事の『太陽の季節』は何だよ」って言う意見。ほんとですよね。チンチンで障子破るような、くだらない小説書いた変態にとやかくは言われたくはないw。
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