恐竜マニアのイメージ

 「熱中スタジアム」みました。オリエンタルラジオのあっちゃんがMCなんですね、でもこの人よりもゲストの「ほっしゃん。」さんのほうがずっとマニアっぽかったのは何で・・・?
 さすが自宅で猛禽を飼っているだけあって恐竜も詳しいのか??

 いや~つまらなくはなかったですが、番組の構成が想像と違った。やっぱりそう考えると「アメトーク」の「俺たちのプロレスオールスター戦」などは巧いです。
 もちろんあっちは出演者が芸人と言うプロの方たちなんで、一般人の恐竜マニアを連れてきている「熱中スタジアム」に「恐竜あるある~!(声:蛍原さん)」ってフリートークを要求するのは難しいんでしょうねw。
 しかし「素人にも10分でよく分かる恐竜の解説!」とか「マニアが考える最強恐竜ランキング!」とかではなく、恐竜が好きなあまり模型を作ったり、骨格やグッズを収集している人たちのVTRばかりだったので、もうちょっと恐竜に疎い人が見て「恐竜って楽しそう!」って思える番組が良かったな。私はアメトークで「プロレス面白そう」って思ったし。

 で、私はこの番組で生まれて初めて「同志」の生きて動いている映像を見たのですが(大袈裟だって!)、想像以上に皆さん社交的。
 秋葉原のオタクと言うよりは、どっちかというともっと子供っぽくて、強いて言うなら「釣り道楽」などに似ている感じがしました(純粋でエロさがないから。いやスピノサウルスのフィギュアで性的興奮覚える奴もいるかもしれないけど。私だ)。
 もとがサブカルではなく自然科学の分野なので「美少女萌え~!にゃんにゃん!(勝手なイメージです)」と熱狂するのではなく、どこかメタ的に恐竜を客観視しているんですよね。
 で、それが恐竜マニアの「愛」なんです。恐竜は大繁栄はしましたが、最終的に悲劇的な結末を迎えているので、ちょっとペーソスがあるんです。
 恐竜を考えると、地球や宇宙の歴史にも目が行くし、視野はとても広くなります。そして「やっぱり人類もいつか滅ぶな」と言いようのない虚しさを感じる・・・それが恐竜マニア!

 あと知る人ぞ知る恐竜模型の原型師の「荒木一成さん」が登場!もともと鍼灸師だって初めて知りました!この人の模型で、昔ゾウのような長い鼻がついたディプロドクスの復元模型(当時そういう復元の説があった)があったんですけど、あれを見た幼稚園の私は「こんなのディプロじゃない!」と絶叫した覚えがあります。
 でも荒木さん自身はとっても穏やかですごく優しそう!この人となら何時間でも話せるなあ。

 最後にカナダに留学してあの「フィリップ・カリー博士」に弟子入りした学生の方が出演したのですが、なんて羨ましい!あの人こそ恐竜マニアの王道を突き進んでいますね!これからたくさんの新種を紹介してください!

 追記:ちなみに私の選ぶ最強恐竜は「巨大竜脚類(スーパーサウルスなど)」に一票。やっぱりなんだかんだ言って、でかいやつは強いと思う。
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