シャーロック・ホームズ

 「面白い度☆☆ 好き度☆☆☆」

 ダ・ヴィンチ・コードのパクリじゃん!

 私が小学生の頃シャーロック・ホームズを読むのが流行っていて、私も全話読んだ覚えがあるのですが、その頃に読んだ本の挿絵のイメージが、自分が思うホームズやワトソンのイメージになっちゃうもんですよね。私の中ではホームズは痩せてて背が高くて、ワトソン博士は中肉中背。で、ピストル担当みたいな(←それは挿絵のせいじゃないだろ)。
 確かにホームズってボクシングも趣味だから、この映画のようにマッチョで強くてもいいんだけど、なんかジャッキー・チェンの映画みたいにアチャアチャやるのはかなり違和感があった。だってこれ、ミステリー映画じゃないの??
 もうハリウッド的なアクション映画にされちゃって、しかも事件の内容は黒魔術とかテンプル騎士団とかシオン修道会とかまんま『ダ・ヴィンチ・コード』だし、トリックなんてひどいからね。オリジナリティゼロ。
 まあシャーロック・ホームズって今までに散々映画化とかされたから、21世紀にあえて作るのならこれくらい薄い内容の方がいいのかもしれない。ミステリーなのに頭使わないで見れるもの。

 唯一この映画でよかったのはホームズとワトソンの友情(腐れ縁?)。ホームズって本当に推理力以外は人間として破綻していてめっちゃ依存体質(原作でも麻薬やっているしね)。まるでドラちゃんに頼ってばかりののび太のような子供っぽさがけっこう可愛い。
 ワトソンもすっごい人のいい奴だから、哀れなホームズを見捨てられず結局手を貸してトラブルに巻き込まれちゃうんだけど、それもこれもホームズの推理力にワトソンは惚れちゃっているんだろうな。
 思ったんだけど、このシチュエーションで腐女子向けのアニメとか作ったらけっこうヒットするかもね。なんかホームズはもうワトソンなしでは生きていけない!って言うホモ的匂いを感じたものw。
 だからワトソンのフィアンセにも嫉妬して意地悪なことを言うとか。お気に入りのおもちゃを取られたような感じなんだろうな。

 あと全然キャラが違ったのが「ボヘミアの醜聞」のアイリーン・アドラー。もうルパン三世の不二子ちゃん化してたよね。あ!そうか!この映画さてはルパン三世を見て作ったな。この映画のホームズとワトソンの関係ってルパンと次元っぽいし。物語がルパン三世(しかも駄作な奴)レベルだなって思ったし、レストレイド警部がホームズを逃がすのも銭形警部っぽかったし・・・そのルパン三世も007とかの真似って気がするからお互い様か。

 とにかく名作推理小説の映画版なんだから、トリックや事件のアイディアをもっとオリジナリティのあるものにして、『インセプション』のようにロジカルに面白い物語だったらよかったなあ。こんな内容『ダ・ヴィンチ・コード』でもう見ちゃったから新鮮さが何も無かったもん。
 あと上映時間が長い!あのホームズがマッチョマンと闘技場で戦うシーンとかいらない。ホームズが相手の身体的特徴を計算して喧嘩をするって言うのは冒頭のシーンで充分分かっているわけだし。
 ヴィクトリア朝のイギリスが汚くて臭そうなのはよく表現できていたけどね。ちょっと物足りない映画だった。
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