さらば親知らず

 私のブログにしてはなかなかの日記的記事であるw。とにかく歯磨きがメチャクチャしにくくて虫歯になりもろくなり半分がポロってとれちゃった、はた迷惑な親知らずをついに抜いた。

 私の顎には計四本の親知らずがあって、そのどれもが総合病院の先生曰く「墓場まで持っていけない」ものらしいのだけど、一年ほど前に右の上下の歯は総合病院の口腔外科の大手術で抜いてもらって、左の上の歯を今回抜いてもらったから、残すは左の下だけ。
 私の下の親知らずって顎の中に横倒しに埋まっていて、こいつは本当普通の歯医者じゃ抜けないものだし、こいつを手術で抜くとすごい腫れて顎が開かなくなるんだ。
 確か1,2週間は顎を動かすたびに電撃的痛みが走って何を食べてもおいしくなかった気がする・・・あれは辛かった。食事位しか生甲斐がないのに。

 今回抜いてくれた先生は右の上下の歯を抜く際に総合病院に紹介状を書いてくれた人なんだけど、すっごい丁寧な先生で「今日決心がつくのでしたら抜きますけど・・・」「ぬいて」と即答しちゃった。一カ月以上待たされているからね。これがインフォームドコンセントか!
 しかし虫歯によって欠けに欠けた歯だったから、つまむのに大変そうだった。ネジネジやられてグリグリやられてゴリゴリやられて「この道具じゃダメだわ~あれかして下さい」とかあって三度目のトライで抜けた。神経的には麻酔で何ともないけど、やっぱけっこう物理的に痛いw

 総合病院で上の歯を抜いてもらった時は、まだ原形をとどめていたからか、0.8秒ほどの一瞬でポンと抜けた(下の歯は20分以上かかったのにえらい落差だった)んだけど、あの一瞬の痛みは今のところ人生で味わった痛みの中でもベスト3くらいに痛かったので(ちなみに一位は大腸の内視鏡検査)、それよりも痛くはなくて良かった。あ、でもすごい痛かったけど・・・0.8秒の時と比べれば相対的に痛くないってことね。

 実は二週間ほど前親知らずの虫歯が本当煩わしくなって、たまらず塾が休みの日に自転車で別の歯医者行っちゃったんだけど(一カ月も待ってられなかったw)、その時虫歯にかぶせられた応急処置の薬をその先生が見て「なんかかぶせられているんですけど何かありました?」って聞いてきて、ちょっとあわあわ。
 浮気が発覚したような亭主の心境を味わったけど、ここでウソついてもしょうがないので「すいません浮気しました」って白状した。
 で「これかぶせた人誰だろう?うまいなあ」ってwどっちの歯医者も近所では腕のいい歯医者だったので(だから待たされる)治療の後を見ると相手の実力が分かるもんなんだろうねwそこがちょっと面白かったです。

 まあこれで恐る恐るの歯磨きの日々も終わったってことだ。今日は歯磨きしちゃダメって言われたけどね。「抜いた後の穴にゴミが入ってもそのまま歯茎に埋まったりしません」ってw
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