温室効果ガスについて

 いよいよ今回地球温暖化の本丸、温室効果ガスについて考えていきます。

 地球の温暖な気候には大気が大きく関わっている事を考えてきました。ちなみに計算をすると、太陽からやってくる短波放射を地球が吸収した時の熱量「πr2×(1-A)F0」と、地面からの熱を吸収した大気が、地球を暖める熱量「4πr2×ε×σ×Tair4」は、地球全体(昼夜が反対の北半球、南半球ひっくるめて)で考えると、大気からもらう熱の方が大きいそうです。
 この計算は、先生に詳しく説明を聞いてないので、さっぱりです。すいません。

 そして、大気の熱の吸収率はイプシロン(ε)であらわすのですが、その度合は二酸化炭素をはじめとする、温室効果ガスの濃度によって変わります。温室効果ガスは大気の熱、赤外線の吸収率を上げてしまいます。
 
 二酸化炭素は、温室効果ガスの大御所的存在で、化石燃料やプラスチックや木、つまりは有機物を燃やしたときに発生します。
 温室効果ガスには、他にもいくつか種類があって、家畜のゲップやウンチから発生するメタンガス、これは何気に二酸化炭素の21倍の温室効果があります(でも自然界で分解されるのは早いらしい)。
 そして一酸化二窒素N2O、これは排出規制がかかって現在は排出量が減っていますが、二酸化炭素の310倍の温室効果があります。極めつけはCFC、クロロフルオロカーボン、いわゆるフロンガスで、かつてオゾン層に穴をあけたりと大暴れしましたが、これ、なんと二酸化炭素の数万倍!の温室効果があるそうです。
 これら温室効果ガスを何とかしようと、現在エコブームで頑張っているわけです。

 しかしここで挙げた四つのガスは、人為的に発生させたり、また逆に抑制“できそう”な、温室効果ガスなのです。
 SF作家マイクル・クライトンは「人間は飛行機は作れるが、空自体は作れない。人間の力など自然に比べれば、ちっぽけなものだ。」と言いましたが、まさにその通りで自然界には人類の力では到底どうにもならない、とんでもなく巨大な勢力が存在するのです。

 それが「水=水蒸気」です。
 温室効果ガスと言ったら、やはり二酸化炭素をやり玉にあげることが近年多いですが、実は何を隠そう温室効果の最大最強の原因は水蒸気で、そのパワーは人間がどうこうできるレベルじゃない。
 強大な勢力すぎて、水蒸気は温室効果ガスから外されているのです。もう温暖化の陰の黒幕で、どうにもならない。大気中の水蒸気なんて、複雑すぎてバタフライ効果、人類には制御できないんです。
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