『80日間宇宙一周 Sea of hope』脚本②

ライト「お前一体一日に何度風呂入れば気が済むねん~!」
ミグ「ちょっと待っててくれよ。貴族というのはいつでも清潔でなければ・・・」
宇宙空間を進むリンドバーグ号の船内。
ライト「お前なあ、風呂なんて三日に一度くらいでええんや。つーかな、お前がユニットバスを占拠しとるからこちとらションベンもできんのじゃ~!入るで!」
ドアに手をかけるライト
ミグ「やめろ!き・・・貴様、の、のぞいたら絶対殺すからな!!私の裸を見たものは必ず3日以内に死んでいる・・・!」
「嘘つけコラ~!」

バスルームから出てくるミグ「待たせたな。」
トイレに駆け込むライト「あとで絶対シバイたるからな!」
鼻歌を歌うミグ「♫どうか~どうか~ご心配なく~」

何気なくコックピットのレーダーに目をやるミグ「・・・・・・!」

トイレを叩くミグ「ライト!ライト!!」
「さっき入ったばっかやんけ~~!!」
「いや、違う!ノーチラス号だ!」

ヘッドセットをつけてコックピットに座るライト
「間違いないのか?」
ミグ「ああ・・・質量から見て間違いない。」
ライト「しかしどうやら静止しているようやな。ここはどこだ?海王星か?」
ミグ「・・・海王星・・・」

「ミグ、ノーチラス号を止めるチャンスやぞ」
「ああ、わかってる・・・いこうライト。」
海王星の方に進路を変えるリンドバーグ号。

海王星付近の宇宙空間に浮いている大型戦艦。
ライト「あれやな・・・ミグどうする?」
ミグ「気づかれないように出来るだけ接近して・・・おいライト・・・
ノーチラス号ってこんなデザインだったか?(作者が忘れた??)」
「あかんな、これは・・・宇宙海賊や!」
「海賊!?」
海賊船の船首がライトの船のほうに向き直り、中から小型の攻撃艇がたくさん出てくる。
海賊「ヒャッハ~~~!」
ライト「あかんぞ、めっちゃヒャッハー言うとるやん!」
「海賊なんて現代に実在するのか!?」
「なんだか知らんが最近また増えてきたんや。」
「どうする?戦うか?」
「逃げるが勝ちや!」

追いすがる海賊船から逃げ出すリンドバーグ号。
「海王星に逃げこむで!宇宙空間じゃ補足され放題や!」
アウターリングや軌道エレベーターを交わして海王星の大気に突っ込むリンドバーグ号。
雲の中に隠れながら捕獲用ロケットワイヤーをかわす。
ライト「あいつらしつこいなあ!」
ミグ「彼らは何故こんな小さくてボロい船を執拗に狙うんだ?」
「喧嘩売ってんのか。」
「すまん。」
「ええか、連中は転売屋や」
「なんだそれ?」
「縄張りに入った宇宙船を見境なく奪って、それを行商して売りさばくんや。中古の宇宙船やけど闇のルートだから格安で宇宙船が買える。」
「それは転売って言わないぞ・・・」
「じゃあなに?」
「ええと・・・やっぱ海賊?」
「とにかく連中にとってこの船は商品やから手荒な真似はせんやろ」

リンドバーグ号に向かって機銃を撃ってくる海賊船「ヒャハハハハハハハ!」
銃弾が雲の海に当たる
ミグ「でも撃ってきたぞ!!」
ライト「ということは連中は転売屋じゃなくてジャンク屋かな?」
「なんだそれ?」
「宇宙船を破壊解体して使えるパーツごとに売りさばくんや。連中の目当てはおそらくこのラムジェットエンジンやろうな」
「は~なるほど・・・さすがいろんな星を回っているだけあってなんでも知ってるなあ・・・」
「いや~・・・ってだからやばいんやって!!」
銃弾をスレスレでよけるリンドバーグ号。
ミグ「なんか武器はないのか?」
ライト「オイラは民間船やからな、あ、あれがあるで・・・!」
「あれ?」

海賊船コックピット
新人海賊「お頭、あの船ちっこくてボロいくせにチョコマカこざかしいっすね」
宇宙海賊キャプテン・ロジャー「いいか新人。そうやって船の性能を観察し売り付ける時の煽り文句にするのだ。この場合のキャッチコピーは?」
「小回りが利く・・・?」
「違う!パパパパパッソプチプチプチトヨタだ!!」
(関係ないじゃん・・・)
「船体はとにかく、あのごつい星間エンジンは高く売れるぞ、キロ当たり1200アースドルってところだな」
「そりゃすげえや!」
「いいか新人!撃墜させても構わん、エンジンを奪うのだ!」
「ヒャッハーーー!!」
リンドバーグ号のハッチが開いてミグが出てくる。
海賊「あれ?なに??」
ロジャー「やべえ!全機散開だ!」
ミグが追跡する海賊略奪船に隕石解体用EM銃をぶっぱなす。

弾丸が翼に直撃しくるくる回って墜落する小型海賊船
「キーちゃんの船が被弾!」
「撃墜だ~~~!」
「アニキ~~!」
「なんで民間機にあんな高性能軍事兵器がのってるんだ!?」
「やばい船なんじゃ・・・」
ロジャー「面白い、あの銃もいただけ~!」
海賊船から空対空ロケット砲などの武器が飛び出る。

リンドバーグ号船内。
ライト「なんか事態が悪化したんちゃうんか・・・?」
ミグ「仕方ない、敵を殲滅する」
ライト「冥王星の軍人の発想、怖い怖い怖い!!」

双方で激しい戦闘が始まる。

ミグ「ライト12時方向から敵機が3!増援だ!」
ライト「12時方向ってどっちやねん!?前?後ろ?右?左?上?下?」
海賊船のミサイルにEM銃を当てて相殺するミグ「北だ!」
弾丸を装填するミグ「内2機がAAM1!残りがAAM2!IRホーミングミサイル!熱源フレアは!」
ライト「お前訛りひどいぞ、そろそろ直したほうがええんちゃうんか」
ミグ「ばかやろう!このままじゃやられちまうぞ!」

海賊船のミサイルの集中砲火をあびるリンドバーグ号
ミグ「助けて所さ~ん!」
ミサイルがリンドバーグ号に直撃する寸前、ミサイルが爆発する

ミグ「!?」
ライト「・・・味方や!」

小さな飛空艇が海賊の注意を惹きつける。

ロジャー「あれは・・・?」
海賊「新手です!」
ロジャー「こしゃくな!あいつもやっつけろ!」
「イーエー!!」
新人「趣旨が変わってるような・・・」

旋回して銃弾をかわす飛行艇
ライト「あのちっこいのやるやないけ!」

飛空艇がスモッグとジャミング装置をばらまく。

スモッグの中に突っ込む海賊船。
海賊「前が見えねえ!」
海賊のミサイルの誘導装置が狂ってUターンして海賊船の方に向かってくる
海賊「げえええええ!」
ロジャー「取舵いっぱい!」
操舵士「いや面舵の方が!!」
ロジャー「バカ、取舵だって!」
海賊船に直撃するミサイル「ぎゃああああああ!」
海賊船の巨大な旗艦の一部が吹っ飛び、よろめいて、隣の一回り小さな海賊船にぶつかり、その海賊船がさらに小型の海賊船にぶつかっていく。

ミグ「撃退した・・・?」

飛空艇が失速し徐々に高度を下げていく

ミグ「おいライト、我々の命の恩人の様子がおかしいぞ」
ライト「あららら?」
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