サイとマリと富野ならむしろイデオン

 最近職員室の新聞を見るのが楽しい。ウチは読売と地方紙の2誌をとっているんだけれど、学校には朝日新聞などもあって新聞社ごとのカラーが楽しめる。
 例えば読売新聞なんて語り口はソフトだけどメチャクチャ民主党が嫌いで自民党LOVEなのがわかるし、逆に朝日新聞は自民党政権に対しては冷ややか。
 個人的には私も今の自民党人気には懐疑的だから(アベノミクスってなんじゃら)、シンパシーを感じるのはどっちかというと朝日新聞なんだけど、そういう政治的なスタンスは私にとってはそんなに重要じゃない。

 朝日新聞が面白いのは記事のバラエティというか、とにかくツボを付いたニュースが多い印象がある。風営法でクラブのダンスが細かく規制されているという記事もあれば、ガンダムについて有識者が語る連載があったりw
 今日はガンダムユニコーンの作者がコメントしてたんだけど、「壮大なスケールをテーマにしたアニメが富野さん(=伝説巨神イデオン)以降はほとんどない」とか言ってて親近感を感じたね。

 まあアニメの話はどうでもいいんだけど、国際問題で言えば、昨日の二面では南アフリカ共和国のサイを「なりすまし猟」で流通させちゃっている問題を取り上げていたんだけど、こういう話ってなかなか世の中について考えさせられる。
 なりすまし猟というのは、南アフリカは外貨を稼ぐために観光客にビッグゲームハンティングということでサイを狩らせているんだけど、その記念としてサイの角を持ち帰るのは公認しているんだって。
 だからその法の抜け穴を利用して、はなから売買目的でバイトの人に適当にハンティングをさせて(素人なのでサイなんて仕留められないから最終的に同行したプロにやってもらう)、サイの角を国外に運んじゃうんだってw
 なにしろサイの角はアジアではとっても需要が高く、今ではなんと金よりも価値があるらしい。もちろん密猟も横行しているんだけど、今回の事件はもっと厄介だ(サイの死体の前で記念撮影もさせる念の入り用!)。
 それなら、そんなハンティングやめちゃえばいいじゃんって気もするけれど、そこで得たお金でサイの保護や繁殖に当てているのでなんとも皮肉な話。なにやるにしてもお金がかかるのだ。

 今日は西アフリカにある国「マリ」のクーデターについて載っていたんだけど、なんとこの問題はリビアのカダフィ大佐が倒されたことと関係があるんだって。
 カダフィ政権が倒れたことで、カダフィ側で戦ってたイスラム系遊牧民族トゥアレグがマリに武器を持ち帰り、マリの政府軍を圧倒しているんだって。
 本当はイスラム教っていうのは異文化に寛容なはずなんだけど、貴重な文化遺産も破壊されまくっているから、ほっとくわけにも行かず旧宗主国のフランスが軍事介入しているというわけらしい。世界はつながっているんだなあ。

 こういうニュースって物語を作るときにもすっごい役に立つのは言うまでもない。社会や世界に興味を持つのは無駄ではないからね。
 マロさんは「新聞は2紙以上取りなさいって昔のマンガ家は編集者に忠告されたそうですね」って言ってたんだけど、確かに『こち亀』の秋本先生なんかも新聞を何紙もとって、興味深い記事はスクラップにしているんだ。
 あの時は単純に「よく読む時間あるな」位にしか思ってなかったんだけど、いよいよ私も真似しようかなあwチョキチョキ。
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