『新黒沢』について

 バカは生きなきゃ治らない。

 現在ビッグコミックオリジナルで衝撃の復活を果たした、福本伸行先生の『最強伝説黒沢』。福本先生の作品って面白いけれど、惰性で引き伸ばしちゃう傾向が結構あって(連載作家だから仕方がないのだろうけれど)、ちゃんと終わっている作品の方が希だから、その点「最後の最後あったけえ」でちゃんと完結した『最強伝説黒沢』をまた始めちゃうっていうのはファンとしては嬉しい気持ち半分、不安感けっこう、というか・・・w

 でも始まってみると、やっぱり楽しい。福本先生ってなんだかんだでギャグ作家としても秀逸で、この『最強伝説黒沢』は福本作品の中でももっともギャグに徹した作品のような気がする。賭け事もやってないしね。
 で、さっそく第2話目でオカマの人に襲われちゃった植物状態の黒沢さん・・・(´;ω;`)こんな出だしでこれからどうなっていくんだろう??って思ったんだけど、前作の出だしを思い出してみると、多分福本さんしっかりと今後の展開はイメージしている気がする。

 前作の第1話は、とにかく「人望が欲しい!」からはじまっていたのよ。ワールドカップを見ていても、結局あの感動は嘘だ、自分自身の感動じゃないってところから物語は始まるわけで。なんかこの話題いやにタイムリーだけどなw
 で、もうのっけから人望が欲しい、賞賛を得たいってことで時にうじうじ、時にみんなのお弁当に勝手にアジフライを追加するという奇行をくり返し、最初の単行本はそのまま終わっちゃう(!)んだけど、黒沢さんのすごいところはいくつになっても中学生のような悪あがきをやめないところで(ピュア)、オヤジ狩りの復讐から始まった不良中学生や暴走族との戦いで、ついに泣くほど欲しかった人望を手に入れて死んでしまったという・・・全国の男性感涙の物語だったんです。

 だから女性の方は、あの第2話(=ハッテン場)で黒沢シリーズを判断しないでいただきたい!

 暴走族といえば、今回最後に戦った暴走族ガロンキッズのリーダー「御木」が前作キャラとしては初めて登場したんだけど、確かに8年に及ぶ「黒沢の入院費は誰が払っているんだろう問題」のヒントは見えてきたよね。
 私は、なんかてっきり黒沢に心酔しているデキる不良「中根」が、払ってるのかな?って思ったけど、あの戦いはもう忘れ去られたみたいな書き方がしてあったから、黒沢はやっぱり死んだってことで封印されていたわけで、まあ病院の院長となった御木が封印してたんだろうな。でもなぜ?う~ん気になる・・・
 
 しかし8年もたてば当時中学生だった中根も成人してるわけで、一体どういう大人になってるんだろう??やっぱり裏の仕事でもやってるのかなあ?
 そして黒沢さんの職場、穴平建設はどうなってるんだろう?あの坂口や浅井といった職場の仲間たち(黒沢グループ)との再開はあるのか?黒沢のライバル、赤松との決着はどうなった?(そもそも戦ってないって!)

 で、話逸れちゃったけど、今回の『新黒沢』では一貫して「女にもてたい!」っていうのがこの世の未練として提示されているじゃないですか、でやっぱり第2話でさっそく屈辱を味わっているわけで・・・前作が「人望を得るまでのおはなし」だとしたら、今回は前作の未解決問題だった、「黒沢が女性とまともな恋愛をするおはなし=恐竜映画じゃねぇか(C)坂口」になる可能性はすごい高い。
 8年寝てたから、もう50代になっちゃった黒沢に春は来るのか・・・!たとえ子供が出来てもどれくらい面倒見れるのだろうか!いや楽しみ!生きがいがひとつ出来たね!

 行くか…!次の舞台に…!仕事仲間の人望は得た…仲間の人望は得た!人生の第二ステージっていったら…女の娘だ…!(『最強伝説黒沢』第2巻)
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