ソニックブレイドバースト

 一時期休載状態だった『ソニックブレイド』でしたが、なんか最近作画のペースが上がって丸々一話分の作画を描きあげてしまった。・・・しまったってそれが当然なんでしょうが・・・
 でも本当、去年は漫画描く時間がなかった上に『80日間宇宙一周』に浮気しちゃって、ひどかったからなあ・・・なんかミグが好きになっちゃって、でしょうがないから、サイトトップにあげたあの一枚絵を描くことで、あのシリーズに対する未練を断ち切る儀式をしたんだよね。ふむなさんと話してたんだけど、あれはいわば供養絵よ。これでもうミグは元カノだからw

 しかしなんで作画ペース上がったかというと意図的に上げたんだよね。あまりに進行が遅すぎるから。なんか連載陣の他の人がプロの漫画家だったりして、こんな下手なの見せられないよなって、何度も描いては消しを繰り返していたんだよね。
 でもこの前友達に「あんなSF漫画一人で描くやつはいないよ」って言われて、そうだよな、プロは集団で作ってるんだから、作画クオリティであのレベルを求めたって無理なんだよなって(ひどい言い訳)、その、読んでいる人には悪いんですが割り切ることにしました。
 
 もうね、絵なんてもんは自分が筆をおいた時が完成だから、やる気になればいくらでも描き直せちゃうんですよ。でもこんなスローペースじゃまず完結は無理だし、作中世界が滅ぶ「十年後」=2013はもう来ちゃってるし、ちょっと雑かもしれないけど、映画の絵コンテみたいに勢い任せで作画することにしました。
 つの丸先生みたいに「ちびっこに落書きを売りつけている愉快な詐欺師」になるぜって。本当そこは申し訳ない。ほか弁のポテトサラダがなくなって代わりにドレッシングのケースでその空きスペースを埋めるようなものだということは重々承知しているのですが。時間も人手もないのですよ。

 しかしそれにしても想像以上に早く仕上がっちゃって、この原因を自分なりに考えてみたんですよ。だって今までの停滞はなんだったんだってなるし。

①試験勉強への現実逃避
 これはモチベーションの問題として大きいと思う。結局なにか嫌なことから逃げるためっていうインセンティブは強い。これが何も嫌なことがないと漫画制作が嫌なこと(=現実)になって逃げてしまうっていうのが、私の心の弱さ。魚座O型は創造力はあるんだけど場に流されるんだよ(星座のせい)

②怪獣大暴れ
 なにしろ私はこの漫画怪獣描きたくてやってるようなもんだからね。最初の怪獣ははっきり言って資料となる公式イラストがたった一、二枚しか存在していなくて、脳内で三面図を起こすのに相当時間がかかったんですが、最近やっと慣れてきて立体として把握できつつある。
 漫画って同じモチーフを様々なアングルからいろんなポーズで描かないといけないから。んで怪獣を暴れさせるのが楽しくなってきちゃって。
 喫茶店で会話しているシーンとかって読んでいる人もダレ場なんだろうけど、描いている方もそんな楽しくないんだよwでもああいうシーンを入れないとストーリーの論理が破綻しちゃうじゃん。あれだってちゃんと意味のあるやりとりなんだよ。
 最近のアニメ見てて思うのは、全体的にテンポが早いというか、ダレ場が全部カットされているってところだね。だからキャラの心情の変化が唐突で脈絡がなく見える。でも今の若い子ってハイスピードな世の中に適応しているから、あれくらいじゃないと飽きちゃうのかね。
 それと作り手の問題として、やっぱ自分が描きたい絵しかできれば描きたくないっていうのがあるんだろうね。つまりお風呂回とか温泉回とか、最近のアニメってまあ必ずあるじゃん。あんなんストーリー上いらないし、水戸黄門の由美かおるみたいなもんで視聴者へのサービスなのかなって思ってたんだけど、あれ作画マンが嬉々として描いてるんじゃないのって。
 実際私も作画ペースが上がったのは描きたいものが描けたからなわけだし。

③最近ロボットアニメが増えた
 この漫画を考えた2003年ってアニオタの友人と「そういや最近ロボットアニメって減ったよな」って話をしていた時なんだ。まあガンダムSEEDはやってたらしいんだけど。やってないなら、今こそやってみようってことで友人のアイディアに私が乗った形だったんだ。
 で時は流れて十年後、けっこうやるようになってるんだよね。んで自分なんかは、巨大ロボットに疎いから、勉強がてらなるべく見るように頑張ってるんだけど(おかげ?で夜型)。
 上記のアニメの話は、今やってるロボットアニメとかを見ていて思ったことでもあるんだよね。あとやっぱりロボット兵器で戦っているような世界観に、学園モノとかちょっとラブコメとかの要素って、なんか繊細な日本料理にカレーかけちゃうようなもんで、台無しって感じはあるんだよね。ロボットを扱ったコメディとしてはなから作っているのならばともかく。
 ここら辺は私もブーメランなんだけど、おそらくその理由は「メタにみえちゃう」からなんだと思う。例えばロボットアニメに萌え~なメイドとか出しちゃうと、それってハイコンテキストなアキバ文化のメタレベルな「ネタ」なわけじゃん。すると見ているこっちは冷めちゃうんだよね。
 私はSFだったら本気で驚いたり怖がったりしたいから、ちょっとああいうノリは厳しいんだよな。ごめんオレ、マジェプリ無理だわw(ヴァルヴレイヴも)
 一番いいなって思ったのはヴァルヴの次に続けてやってる『デビルサバイバー2』かな。まったく話の筋わからないんだけど(部分的にしか視聴してないから)なんというか世界観のセンスや演出がうまいよね。
 あとああいう組織を題材にした群像劇って割と好きなんだ。結局ああいう物語のつくり方って英雄譚の対極にあるものじゃん。一騎当千キャラがいないから力を合わせるわけで。
 ソニックブレイドっていう巨大ロボットがウルトラマンのメタファーである以上、多少チート兵器なんだろうけど、読んでもらえばわかるけど、ソニックブレイドよりも怪獣の方がずっと強いんだ。なぜって私が怪獣の方が好きだから!えこひいき!
 だから、すっごい心細い珍しいロボット作品だと思うよ。役に立たねえな、ソニックブレイドってw

④仕事に慣れて時間が多少取れるようになった
 年度の最初は何教えていいんだか全く分からず、指導計画から指導案まで一から作ってたからね。私てっきり去年までの先生と同じことやってればいいのかと思ってたから、すごい甘かった。まあなんだかんだで大学で習ったことが多少役に立ってよかった。
 ただいくつかの授業は(ちょっとやっちゃったな~)って心の中で思っているので、来年度以降はやらないかも。いろいろ試しながら勉強しています。試される方はたまったほうじゃないんだろうけど・・・すまん力不足で。
 つーか漫画の授業なんだよね。漫画家志望の人でもうまく作れないものを一般化して教えるってかなり無謀だったのかもしれぬ。でも教科書に藤子F不二雄とか浦沢直樹とか載ってるんだもん。だもん!そしたらF先生の「少し不思議」や、やたらひっぱる浦沢漫画の巧さやおもしろさの秘密を語りたいじゃん・・・!でも漫画って半分以上は「国語」の勉強に近いんだよね。実は。話がないとストーリー漫画は作れないから。
 
 ということで、来月辺りトーンの処理をして、久しぶりの25枚同時アップを計画しています。今月はちょっと待ってね。いろいろあるんだ。聞かないでおくれよ。
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