バルールについて

 学校の授業で先生が「バルールがどうこう」とか何気なく言ってたんですけど、結局さっぱり意味が分からなかった思い出があります。
 バルールとは「色価」とも言うそうで、色に関係する絵画の概念の言葉なんでしょうけれど、私の眼は赤と緑の区別がつかないので、まあ色がちゃんと分からないんです(花火茶色で塗ったり、人の肌を緑で塗ったりします)。だから色の話をされても、クオリアとして理解や納得が出来ないから、どうにもならないというか・・・
 それでも頑張ってイメージしてみるに、色と言うのは色相や彩度、明度によって、奥まって見えたり、飛び出して見えるので(分かりやすい例は、影の明度の暗いところ)そこをふまえた上で、画家の人は色の選択して立体感や空間を出しているのかな、と。
 調べてみたら「バルールとは色の相関関係が重要」とか描いてあって、まあ青のとなりに補色の黄色置いたら、かなり黄色が強調されて見えるとかそういうことかもしれません。違うかな?

 色に関しては私は正確に見えていない・・・というか、何を持って正確に色が見えているかは他人の目になれない以上、確認のしようがないですけど、とにかく他の人はもっと青と赤が明確に区別できるらしいですね。
 だから色に関係する絵画技法の話をされても、私はなかなか実感が出来ないのかもしれないです。まあ画家になるつもりはないし、バルールを考えてどこにどの色をのせるかは、色がちゃんと解っていても、その人のセンスの問題もあるし難しいですよね。
 すごい画家の作品って形が取れてるどうこうもありますけど、鑑賞者の心を打つのは、やっぱり色遣いの巧みさだと思います。バルール・・・解れば面白いんだろうなあ。
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