今年度最後の試験

 今年度最後の大学の試験に行ってきました。結局ギリギリ1教科取得が間に合わず、中学1種と高校は来年度の春に持ち越し・・・つまりその時もう一度教員免許の申請書類を書かなきゃいけないという(´;ω;`)
 で、日本史だけの受験だった前回と打って変わって、今回は一度に4科目、しかも朝食も昼食も食わずに出撃しちゃったので、もう3つめの試験(※論述)あたりで、腹が減って試験どころじゃなくなり、最後の政治学はかなり投げやりに書いてしまった・・・

 教訓:4科目受験はちゃんとご飯食べてった方がいい。

 理科や数学みたいに計算できればささっと回答が終わっちゃうようなタイプの試験じゃないからなあ。「○○について論述せよ」式だから場合によってはかなりの長文になるという。で、いくら文章書くのが得意で早くても、4教科だと1時間半くらいかかっちゃって、もう空腹で辛かった。グダグダして布団から出られなかったのが敗因。でもまあ、終わっちゃったものはいいや。

経済学概論2:マクロ経済学とはどういう学問か
すげえ漠然とした出題。ケインズからピケティまでいろいろ書いておいた。お腹減った。

倫理学概論:ロールズの正義論の利点と難点
ほかにも2つ問題がある選択形式だったんだけど、この先生はホントにロールズが好きなのか、出題頻度がハンパない。ロールズはサンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』でかなり掘り下げられていたから、まあなんとかなった気がする。ただ正義論の利点ってなんだろうなって考え込んじゃった。とりあえず人間観の正しい関係を善に優先させたことで、何が道徳的に善いかという答えの出なさそうな議論を一旦ペンディングできる点が利点とか書いた気がする。苦し紛れである。あとベルグソンの倫理学が出題されていたけれど、あの人の思想ってエランヴィタールとか抽象的でつかみどころなくてうまく説明できないのでやめた。
お腹すいた。

教育哲学:ルソーの教育思想について解説せよ
これは、もう『エミール』について書いた。読んだことあるし。主人公(家庭教師)の先生(聖職者)が独身主義を破っちゃったり(孕ませた)、信仰心自体を相対化しちゃったくだりが、当時の宗教勢力の逆鱗に触れて、作者のルソーが亡命するはめになったとか、いろいろ面白いエピソードがあるんだけど、ブログにまとめたくらいのことにとどめておいた。お腹すいて早く終わらしたかったから。

政治学概論2:日本の中央地方関係について論じよ
まさかの地方自治!これは全く山が外れた。で、後回し。アリソンモデルとか国際政治学がずっと出てたからその流れでくると思ってたのに。
もう4科目目になると私の空腹も限界が来てて、何書いたか覚えてないっす。3割自治問題とかもなんで3割と呼ばれているかとか書き忘れたし。小泉さんの三位一体の改革とかも書けなかった。もう血糖値が低くて(^_^;)今後はちゃんとご飯食べて試験受けないとな。まあ不合格でも、次頑張ればいいや。割と好きな分野だし。

 あと、高校の歴史の免許に必要な単位で「教育の歴史と思想」っていう高校公民の「教育哲学」と内容が丸かぶりな講座があるんだけど、試験内容も丸かぶりで、こっちもルソーだった。つまり、昨日どっちも試験を申し込んでおけば、同じ答案を二つ量産するだけでどっちも単位ゲットできたということで、悔しすぎる。
 つーかそこまで一緒なら、教育哲学の単位を高校歴史にも適用させておくれよ(´;ω;`)

 それと、やっぱり理科の試験問題が面白いね。

物理学概論2:空気中を伝わる音波は縦波か横波か。摂氏30°をケルビンとファーレンハイトで表すとそれぞれ何度か計算して求めよ。

生物学概論1:生命の起源について考えるときに想定される「RNAワールド」について解説せよ。解説中に「リボザイム」という言葉を含むこと。

地学概論1:地球に磁場が形成したことによって現代文明にとって欠かせない鉄資源が生み出された。地球磁場成立の過程(メカニズム)と鉄資源が生み出されるまでの一連のメカニズムについて論述せよ。

化学概論2:色が見えるしくみと色をもつ分子の関係について、具体例を交え、説明しなさい。

 これらの問題の答えが普通に気になるので(特に地学概論)、理系出身の人、もしくは科学クラスタの人、よかったら解いてみてちょ。ファーレンハイトってなんやねん。

 で、試験の帰りに中学からの友人(妻子持ち)に会ってきたんだけど、その子ども(幼児)に「たしろ」と呼び捨てにされた。「たしろうどんたべる?」とか「たしろかえるの?」とかwパパが「田代」って言うから真似しちゃうんだな。
 これは、つまり、あれだよね、クレヨンしんちゃんの「え~っと、みさえの名前ってなんだっけ?」と同じだよね(^_^;)まあ私中学校で生徒に「まさひろ」って呼ばれているから、もうどうでもいいんだけどwまさひろって誰やねん。
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