戦争法案について

 最近、ゆっくりニュースを見る時間もなくて、社会のことにどんどん疎くなる社会の先生なんだけど、今日帰ってきてテレビつけたら、国会がすごい熱いことになってる(^_^;)
 でも、これ、議員が国会に行けないようにデモ隊が妨害してるけど、警察官の人も大変だよな。19世紀のフランスのパリコミューンとかだったら構わん!撃てー!!とかなんだろうけど、そんなんできないし、この人数じゃ公務執行妨害で逮捕もできないだろうし、んなことしたら安倍政権はいよいよヒールになっちゃうし・・・

 まあ、おかげで、参議院の特別委員会?が開催できずに今(午後8時)も中継されてるんだけど、こんな感じで毎回、夜に国会やってほしいよな。
 昼間しか国会中継が見れないってほとんどの社会人が見れなくてひどいし(日本で一番政治に詳しいのはニートだと思う)、夜に議会やれば、働いている人が兼業的に議員やれて、副業ってことになるから国会議員の歳費も安上がりになって(第二種兼業議員)、みんなで夜に国会中継が見れていいことばかりだと思うんだけど。

 私もシールズとかあんまよくわからなくて、安保問題を追ってないんだけど、なんでいつのまにか「戦争法案」みたいにされちゃったんだろう。この法案が正しいか間違っているかは置いておいて、安倍さんはイメージ戦略で負けちゃった感じがあるよな。
 今回はもうどうにもならないから、一度引っ込めるしかないんじゃないか。そもそも、おじいちゃんの時(のぶすけ)も国会取り囲まれたし、因果なもんだよ。つーかシールズの若者と同調しているシルバー世代が安保闘争とかの世代と一致すんのかな、だとしたらすごい興味深いよな。

 日本を軍国主義に戻す考えみたいにされているけれど、国際政治学的には、集団的自衛権って考え方自体は国連憲章の51条にも書かれている、そんなにラディカルで過激なものではないんだ。
 むしろ、平和のための実力行使(=暴力)の手段が、かつての国際連盟にはなかったから第二次世界大戦が止められなくてズルズル行っちゃったって説もあるわけだし。
 今はそう言う意味で多機能型PKOとか憲章6章半の活動とかで、わりと積極的な活動ができるんだけど、テロや紛争の地帯で、丸腰で行ってさ、「話せば分かるラブ&ピース」なんて言っても、ランボー4みたいになるのは目に見えるわけであってね。

 結局、私も含めて、大衆というか、庶民の人たちは政治学そのものに興味はなくてね、理屈じゃなくて感情論なわけで、自分と、自分の身近な大切な人さえ助かればいいやという、環世界センスなわけ。
 これが仮に日本が、地理的にイスラム国とかのエリアと近くて陸続きなら、あっけなく軍備増強してくれ!ってなるんだよな(^_^;)あんなやつら入れずに国境警備をテコ入れして、徹底排除してくれ!みたいな。
 で、安倍さんの方は多分、“国際社会の世間体的”に、どうしてもこれを通したいんだろうなあ。安倍さんは国会でうまく答弁ができずに、ガリ勉っぽい共産党議員に苦戦しているけど、安倍さんだって学者じゃないからね。どう考えても、圧力かけられてるんだよね。ジャパンもひとつ頼むよ、みたいに。
 
 でも、ここまで安倍さんが逆境になるとは思わなかった。結局ネット世論って、リアルの人達と合計すれば全然マイノリティなんだな。そこを安倍さんも私もかんちがいしてたな。もっとガンガン行っちゃうと思ってた。若い人が具体的な運動をやったってのもすごい。
 正直自分も学生時代に学生運動とかに憧れがあったからなあ。若いうちは一度くらいはエスタブリッシュメントに弓引いといたほうがいいっていう。大学生の頃、「学生運動があった教授の時代が羨ましいです」とか言ってたけど、じゃあ、今お前も混じってくればいいじゃんって言われちゃいそうだけどさ、大学生の頃だったら記念に行ってみるかって行ってたかもしれないけど、今は私も少しは賢くなったからね。
 シールドがそもそも一体何に反対しているのかよくわからなくて、リア充のラッパーというイメージしかない(^_^;)

 あいのり≒テラスハウス≒シールズみたいな。

 憲法学者に違憲と言われちゃったのに、強引に法案を通そうとしているのが、法の支配の危機である!ってことなのかな。なら、ロジックとして分かるな。で、この反対派のパーセンテージでは、憲法改正も可能性ないし、どうにもならない。

 そしてすごい逆説的なこと言うけど、安倍さんってそう言う意味ですごい誠実な人なんかもな。なんというか、このつまびらかな態度ってネットの人が好きなの、なんとなくわかるんだよね。
 もっと普通の悪徳政治家なら、こういう法案はこっそり通しちゃうよね。冷めたピザですとか言って、すごいいい人そうで頼りないキャラクター付けをして、重要な法案をどさくさに紛れて通しちゃった小渕さんみたいに。
 だいたいシールズのリア充を国会に呼んでちゃんと話聞くってえらいよ。だから、ここまでみんなが全く興味がなかった安全保障問題を大ごとにしてくれた安倍さんって、公民科の教育的効果としてはいい影響を与えたんじゃないかっていう。社会科の教員免許を持つ私には朗報だよ。本当に社会の授業って人気1%もないからね。
 
 で、もうちょいリアルな展開を想像するとさ、数の理屈でこの法案通っちゃう気もするんだよ。で、通ったら通ったで、日本人って戦争=火垂るの墓で思考停止しているから、な~んだ、別にサイパンから飛び立ったB29爆撃機が東京に焼夷弾落としてこないじゃん、集団的自衛権なんてできても日常生活あんま変わらねえやって安心しちゃってさ。あのデモはなんだったんだっていう。
 結局現代の戦争を踏まえると、自衛隊の海外派兵なわけで。自衛隊員のご家族は不安で仕方ないと思うんだけど、それ以外の人はニュースで「どこどこの国で自衛隊員数名が亡くなりました」っていうニュースも最初は衝撃的かもわからないけれど、すぐに慣れちゃてさ、向こうの国も大変だなあとか、さあ次はスポーツです、とかで終わっちゃいそうなのが一番怖いよ。
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