理科クライマックス

 先日多摩で開催されたバースデーテスト無事に合格しました~\(^^)/
 あの日はなんかいろいろと疲れていて、すっごい眠いし(早朝4時半起き)正直行くの諦めようかな・・・と特急に乗り遅れた時とかに何度も頭をよぎったんですが、首都高使って行ってよかった・・・!
 帰りには2年前、マッドなCMにハマリにハマった東京サマーランドのデカスラも見れたしね。つーか、東京サマーランドってあんな山と川の狭間にあったんだね・・・テレビCMのイメージだと横浜みたいに、もっと街中にあるんかと思った・・・めっちゃフォレストウッドブッシュ。

 しかし、この試験って、全国から理科教員を目指す強者(とも)が100人くらい集結し、かなり倍率が高かったらしいんだけど、びっくりしたのは理科の試験だっていうのに、「日本の産業を海外に負けないように・・・」とか「技術者の需給バランスが・・・」みたいなマクロ経済学のお題で小論文を書けって言われて、みんな頭抱えていたっていう。
 私はもう好きに書いちゃって、学校の現場感覚として、国策としてのエンジニア育成やイノベーションみたいな話は正直ピンとこないって、問題自体を批判しちゃったんだよな。

 理科教育(科学教育)って言っても、科学には純粋な「理学」と応用的な「工学」の二つの側面があって、後者は技術科にやらせてるんだから、理科は理学を教えればいいじゃんっていう。
 なにかの手段として理科を学ぶんじゃなくて、ただ単純に自然現象って不思議だな、面白いなっていうそういう感性を育むきっかけが作れれば、あとはそれぞれが考えて、中には科学者やエンジニアになる人も出てくるだろうしっていう。コンサマトリーなものでいいだろうと。
 もちろん現代の科学は国家が大きなステークホルダーにはなっているんだけど、そういうのは大人の事情であって、学校で子どもに理科を教えるときにいるのかな、と。早熟な人にはそういう側面も解禁したほうが面白いのかもしれないけれど。

 ほいで、次に面接があって、面接官に「今の理科教育に足りないものは何だと思いますか?」みたいな私みたいなトーシローには大きすぎる問題をパスされちゃったんだけど、「え~と科学史にも触れたら面白いですよね」って言ったら、偶然面接官が科学史の先生で「そうなんですよ!」って食いついてくれて、いろいろついてた私。特急には乗り遅れたけれど。
 あとは相変わらずネットなどでやきもきしてるんだけど、理系にこそ科学哲学ちゃんと教えたほうがいいんじゃないかって言う気はするよね。
 科学哲学を知らないばかりに、科学自体をメタ的に見れず金科玉条のアジェンダにしちゃっている理系クラスタがあまりにも多い気がする。それだけ科学哲学を学ぶ機会が理系には少ないんじゃないかって言う。文系と理系の狭間にあるから盲点になってるのかも。
 もちろん三中信宏さんみたいに、信頼できる科学観をお持ちの人もいるんだけど、まずもってプロの科学者じゃなくて、その周辺にいる人たちが、ね。

 まあ、なんにせよこれで天変地異が起こらない限り、理科の実験単位も取得できるぜって言う。特に前にも行ったけど、地学はやっぱりフィールド行かないとどうにも分からないって言うのがあるから。座学だけじゃ限界があるよっていう。
 それに大学で先生に直接いろいろ聞きたいことあるんだよな。来る日のために質問リストでも作っておくかな。とりあえず相対性理論ってまずもって何を証明したくて考えたの??
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