中学1年生英語覚え書き

 ・・・恐ろしい。この段階ですでに難しい。

 英語の何が難しいってさ、ひとつのルールを教えたら、すぐにそれを覆す例外がカルマのように出てくるじゃん。
 結局のところ言葉なんてのはテケトーってことの証明なんだけど、その部分を定期テストや入試ではある種のトラップとして出題するのが性根が腐ってやがるというかさ。
 こんな難解なルールを12歳の子どもに教えてるなんて・・・あいつら、ついこないだまでランドセル背負っていたんだよ!あんまりじゃねえかよ文科省!(『下剋上受験』の阿部サダヲで)

be動詞(難易度☆☆☆)
am(I私担当) is(Tom三人称単数担当) are(Youあなた、複数担当)など。
原型がbeであることからbe動詞という。
「AはBです」「AはBにあります」といったA=Bのイコールのような存在で、正直ふわふわした印象が残る。ここでイングリッシュについていけずパージする者も多い(私だ)。
かつてはbe動詞にもちゃんと動詞的な意味があったらしいのだが、どんどん形骸化し今に至ったという。

ちなみに活用できる。だって動詞だもの。
過去形・・・was were
過去分詞形・・・been
未来形・・・will be

一般動詞(難易度☆)
主に動作を表す。ときどき状態も表す。
study(勉強する) run(走る) know(知る)など。
文中では述語を担当する。

Adam eat apples.(アダムはリンゴを食べます)

このように一般動詞とbe動詞は基本的に同時に登場しない。
✖Adam is eat apples.(アダムはリンゴを食べるです→意味不明)

ing①動名詞(難易度☆)
一般動詞にingをつけると名詞的に使える。
Playing soccer(サッカーをすること)やwatching TV(テレビを見ること)など。
わかりやすいのが、日常的に使うタイプ。ランニングやウォーキング、アクション・ペインティング、クリティカル・シンキング、ネイション・ビルディングなど。使わねーや。

ing②現在進行形(難易度☆☆)
今継続して行っている動作を表す形の文章。
すごい難しいのが、be動詞と一般動詞(のing形)が同時に文中に登場する。もうくつがえった(撃沈)。

Eve is talking with a snake now. (イヴは今ヘビと話しています)

否定文
Eve is not talking with a snake now.

疑問文
Is Eve talking with a snake now?

三単現のs(難易度☆☆☆)
三人称(あたしIでもあなたYouでもない客観的視点)・単数形が主語で、さらに現在系の文章の場合一般動詞の語尾にはsがつく。
ここら辺から英語アレルギーは完全に脱落する(私だ)。

Adam likes apples.(アダムはリンゴが好きです)

ちなみに、三単現のsが付いた文章を否定文にする場合は

Adam does'nt like apples.

と、一般動詞の前にdoes'ntがくっつき、三単現のsは消える。

同じようなパターンで疑問文の場合は

Does Adam like apples?

となる。Doesですでにsを使っているんで、一般動詞にsは付ける必要はないということらしい。

名詞のs(難易度☆☆)
といっても複数形というわけではない。
Adam likes apples.
このように特定のリンゴじゃない場合、一般的なリンゴということでsをつける。
こういう変なところで細かいのがイングリッシュ。

疑問詞(難易度☆☆)
7W1H。ストーリー作るときに考える各種設定。
when(いつ?)
where(どこ?)
who(誰?)
whose(誰の?)
what(何?)
why(なぜ?)
which(どっち?)
how(どうやって?)


how many +名詞の複数形(どれくらい?)
how often(何回?)
how far(どれくらいの距離?)

厚切りジェイソン的にwhyで聞かれたら、文頭をBecause~(なぜなら~)または、To~(~するために)で答える。

命令文(難易度☆)
感情的になっているのか主語が外れてわりとシンプルな構造になるのでありがたい。

①~しろ!
動詞の原形が文頭に来る。

Be careful!!(注意しろ!)

Watch out!(危ない!)
※ハリウッド映画でよく出てくる。そして言われたヤツだいたい死ぬ。

②~するな!
Don't +動詞の原形(be動詞でもOK)

Don't be late!(遅れるな!)

助動詞can(難易度☆☆)
最初に習う助動詞軍団。

主語+can+動詞の原形

Noah can make wine.(ノアはワインを作ることができます)

※主語が三単現でも動詞にsはつかない!

否定文
Noah can not make wine.

疑問文
Can Noah make wine?

過去形
本当は2年で出てくるが、簡単なのでここで紹介。can→couldにする。
I could study English yesterday. (私は昨日英語を勉強することができました)

Can I~?(私が~してもいいですか?)
Can I help you?(なにかお手伝いできませんか?≒いかがなさいました?)

Can you~?(あなたが~してくれませんか?)
Can you help me?(私を助けていただけませんか?)

※Please~よりも丁寧な依頼の仕方となる。

不規則動詞(難易度☆☆☆☆)
過去形にする場合はedをつければ大抵のやつは大丈夫だが、その枠には収まらない非常に厄介なやつらがいる。

break→broke(壊した)
bring→brought(持ってきた)
catch→caught(捕まえた)
draw→drew(描いた)
do→did(した)
eat→ate(食った)
fall→fell(落ちた)
fight→fought(戦った)
fly→flew(飛んだ)
get→got(取った)
go→went(行った)
have→had(持った)
hold→held(掴んだ)
leave→left(去った)
lie→lay(横になった)
mean→meant(意味した)
run→ran(走った)
see→saw(見た)
sing→sang(歌った)
sink→sank(沈んだ)
sit→sat(座った)
sleep→slept(眠った)
throw→threw(投げた)


・・・多い。

しかも

read →read(読んだ)

のようにスペルは一緒だが読み方が変わるやつ

spend→spent(支払った)

のように現在形のが過去形っぽいやつ

rise→rose(上がった)

のように花になっちゃうやつなど問題児がたくさんいる上に、こいつらは過去分詞形もオリジナルパターンで来るので本当の恐怖はこれからだ。

名詞複数形(難易度☆☆)
ただsつけときゃいいだろ、とはいかないタイプが存在する。

①語尾がch th sh o x s
box→boxes
bus→buses

②語尾が子音+y
country → countries

③語尾がf fe
ナイフが意外に難しい。
knife→knives
leaf→leaves

不規則名詞
また出やがった。
child → children(子どもたち)
man → men(男たち)
foot → feet(いくつかの足)
tooth → teeth(いくつかの歯)

複数でも変わらない名詞
five fishなど。
みんな魚になって欲しい。

代名詞(難易度☆☆)
ひとりでできるもんのやつ。
①主格:~は
②所有格:~の
③目的格:~を、~に
④所有代名詞:~のもの


私 ①I ②my ③me ④mine
あなた ①you ②your ③you ④yours
彼 ①he ②his ③him ④his
彼女 ①she ②her ③her ④hers
それ ①it ②its ③it ④なし
私たち ①we ②our ③us ④ours
彼ら  ①they ②their ③them ④theirs
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