フォーチュントリニティ3背景コレクション④

南アメリカ・オセアニア(22箇所)
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なぜか南アメリカとオセアニアがセットになっているが、ゴンドワナ大陸くくりなのだろうか。

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ピラルクーやデンキウナギ、マナティー、カワイルカなどが住む世界最大の緑の魔境。世界で最も二酸化炭素を吸収し、酸素を放出しているため地球の肺と呼ばれている。
2000年世界遺産登録。

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コナン・ドイルの『ロスト・ワールド』やピクサーの『カールじいさんの空飛ぶ家』の題材になったテーブルマウンテン(ギアナ高地)があるベネズエラの国立公園。
ここにあるエンジェルフォールという滝の落差はほぼ1キロメートルにもなる。
1994年世界遺産登録。

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「ヒスイの産地」を意味するニュージーランドのジャングル。キーウィという珍妙な鳥がいることでも有名。
1990年世界遺産登録。

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アボリジニの呼び名はウルル。エアーズロックとは空気で風化した岩とかではなく、発見当時の南オーストラリア植民地首相、ヘンリー・エアーズにちなむ。
赤い色は鉄が酸化したからで、アフリカのナミブ砂漠といっしょ。ちなみに、世界最大の一枚岩・・・ではないらしい。
1987年世界遺産登録。

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オーストラリア北東にある34万平方キロメートルにもなる世界最大の珊瑚礁。絶滅の危機のある貴重な海洋動物が多く住み、環境保全が叫ばれている。
1981年世界遺産登録。

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太平洋上にある絶海の孤島で国家的にはチリ領。凝灰岩でできた有名なモアイ像は10世紀頃にはポリネシア系の人々によって作成されていたらしい。彼らはモアイを作って平和に暮らしていたが、やがてその文明は滅び(原因は不明)、島民の生活は石器時代レベルにまで戻ってしまった。
『銃・病原菌・鉄』で有名な生物地理学者のジャレド・ダイアモンドによれば、文明崩壊の原因は無計画な開発で島の資源が枯渇したかららしい。
1995年世界遺産登録。

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名前の意味は「氷河」の複数形。アルゼンチンにある、南極、グリーンランドに次ぐ、世界で三番目の氷床で、ビルほどの大きさの氷河が轟音を上げて崩壊する光景が見られるという。
1981年世界遺産登録。

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先住民の言葉で「大いなる水」という意味。アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大(東京都全体と同じ広さ)の滝。ナイアガラの滝が気の毒になるくらいのスケールで、なんと1秒あたりに65000トンもの水を落下させている。
1984年にアルゼンチン側(※滝の8割を保有し見所が多い)、1986年にブラジル側が世界遺産に登録。

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チャールズ・ダーウィンが進化論のアイディアを思いつくきっかけとなったエクアドル領の孤島。ダーさんは、それぞれの島でゾウガメの甲羅やフィンチのクチバシの形状が微妙に異なることから、もともと同じ形の生き物だったものが、それぞれ別々の島に馴染んだ結果、種分化が起きたと考えた。詳しくはこちらの記事で。
1978年世界遺産登録。

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よく現代美術でランドアートという地形そのものを利用した芸術作品があるが、その元祖であろう。
ちなみに、地上ではその巨大さから作品だと認知されず、普通に自動車で荒らされ消滅の危機にある。
作り方は、表面の酸化された暗い色の層を削り取り、その下にある酸化されていない明るい色の層を見せることで線を描くというもの。技術的には小学校レベルの比例の計算(相似拡大)さえできれば誰でも容易に作成できるという。
1994年世界遺産登録。

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アンデス文明インカ帝国の遺跡。スペイン人によって滅ぼされた彼らは文字を持たなかったため、遺跡の用途は闇の中となった。しかし、都市と考えるにしては人口が少なかったことから、神殿だったんじゃないかという説が有力。
1983年世界遺産登録。

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学術的には塩湖ではなく塩原。もともとボリビアのこのエリアは海だったが、アンデス山脈が隆起したことで大量の海水が山の上に持ち上がり、そのまま蒸発して(ウユニ塩湖は標高が高く日差しが強い)塩になってしまったという。
インスタ映えするのか、若い女性を中心ににわかに人気が高いが、映える写真の撮影はなかなか条件が難しく、また標高が高いので高山病になる人もいるという。
もっと言えば、日本人の観光客のマナーがけっこう悪く地元の人は困っているらしい。

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ニュージーランドの海岸にある謎の球体。めちゃ不気味だが、6千万年前の炭酸カルシウムの塊(ノジュール)が波の浸食によって形を変えたものらしい。

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意味は「ヘソ」。インカ帝国の首都だが、16世紀のスペイン人の襲来(および虐殺)によって、現在の町並みはスペイン風になってしまっている。
マチュ・ピチュと同時に1983年世界遺産登録。

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ペルーにある美しいオアシス。オアシス周辺にはおしゃれなレストランやカフェが並んでおり、サンドバギーなどのアクティビティも楽しめる。

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パラオに点在する石灰岩でできた島々(およびラグーン)。かつては人が住んでいたが、資源の枯渇などから現在は無人島となっている。
ダイバーにとっては人気の高いダイビングスポットとしても知られている。
2012年世界遺産登録。

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チリにある、その名の通り大理石でできた洞窟。その美しさから大聖堂の名が付いた。

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なんとハイキング感覚で行けるバヌアツの火口。今でも火を噴いているが、本人が希望すれば自己責任で火口を降りることも可能。でも私は映画『ボルケーノ』で火山の恐ろしさを学んだため、そんなムチャはしない。

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フランス領ポリネシアにある美しい島で、ハネムーンにも使われるリゾート地。かなりの確率で「世界さまぁ~リゾート」で取り上げられている気がする。ミムチャン、タケチャン、アソビニキテネ。

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オーストラリアにある奇岩地帯。一般に知られるようになったのはほんの30年ほど前で世界最後の秘境とも呼ばれた。
2003年世界遺産登録。

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「月の谷」と呼ばれるアルゼンチンの砂漠地帯にある化石の産地。特に三畳紀の原始的なタイプの恐竜が発掘される。この恐竜の種小名にもなっている。
景観としては西部劇でお馴染みのメサやビュートが印象的。
2000年世界遺産登録。

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名前の意味は「シーツ」で、シーツのように純白な大砂丘に由来する。
雨季のシーズンだけ現れるエメラルドグリーンの湖には魚が生息するが、乾季の時にこの魚がどうしているかはわかっていない。
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