

むかわちゃん。
今年も行ってきました。というか90年のマイアサウラの恐竜展から図録をずっと買ってて、そのバックナンバーを見ていると、なんかすごい遠いところまで来ちまったな、と。時の流れの残酷さを感じるよ。つーか、ここ10年くらいは恐竜ブーム関係なく夏の恒例行事としてやってるよな。
さて、今回はデイノニクスのタイプ標本とか来てたんだけど、とにかくデイノケイルスが見れて満足。あれ怪獣だろ。絶対にタルボサウルス勝てないわ。

想像以上のバケモノでした。

ちなみにこれは、2013年に全身が見つかったというニュースが出て、情報があまりないときに描いたデイノケイルス。情報が不足している中、なかなか健闘していると思う。
もう6年も経つんだな。そして、まさか全身骨格が組まれるとは思ってもなかったよ。
まあ、ここ数年の恐竜博はずっと、こしさんと見に行ってるんだけど、最近はめっきり学術的な話ってする機会がなくて(大学も辞めちゃったし)。
だから、こしさんとのトークが唯一のアカデミックなモノに触れるきっかけになりつつあるよ。なんか、思考を深化させるとか、そういった機会って本当になくなりつつあるからね。
感受性が鈍ってきている気がするよ。まあ、鈍ったほうが社会で図太く生きる分にはいいのかもしれないけれど。でも、知性はなくなるよな。
で、恐竜という分野がはたして知的なのかってことになるけど、結局、最終的には恐竜の話してないんだよね(^_^;)生物学に移行して・・・芸術とか哲学とか、政治・経済とか、そんな話してるわ。
感心するのは、こしさんは思考を研ぎ澄ませることにすごい貪欲で、やっぱそういう仕事で食ってるからなんだろうけど、ああいう姿勢は見習っていかなきゃいけないなって思う。
当たり前だけど、やっぱ学者ってすごいたくさん本読むんだな~とか。オレなんか、書を捨てメダルを入れてるからな。
逆に若い頃ってなんであんなに狂ったように本読んでたんだろうな。読書依存症だったんだな。なんか、うんちくとかひけらかしたかったんだろうな。ネットとかなかったしな。

ウケ狙いな感じのメニューが多いが、ところがどっこいお値打ち価格でかなり美味しいかはくのミュージアムレストラン、ムセイオン!
追記:1回500円の課金ガシャポン、主にモササウルスしか出なかったからメルカリで買っちゃいました。
