産後パパ育休について

 今年の10月からスタートした新制度。さっそく使ってみようと思います!ちなみに育休はハローワークから失業手当的に支給されるらしい。育休が取得し終わった後に、お金が振り込まれる銀行口座を提出するとのこと。

支給額の計算
給料の日額 × 休業期間の日数 × 67%

※仮に月給28万円で日額1万円とする。

育休を19日取得した場合
1万円 × 19日 × 67% = 12.7万円

育休期間中の就業可能日数の計算
休業日数 × 休業日数/1か月

育休を19日取得した場合
19 × 19/28 ≒ 6日

育休を19日取得し、そのうちの6日間出勤した場合

1万円 × 13日 × 80% - 6万円 = 4.4万円
※出勤手当が育休手当12.7万円の13%(1.6万円)を超えると、67%が80%になる。

育休手当4.4万 + 出勤手当6万 = 10.4万円

働くとお金が減る画期的システムを搭載!

・・・平日の出勤日19日だけ育休を取るんじゃなくて、MAX28日まで育休を取った方が得になりそうなので検証。

育休を28日取得した場合
育休手当・・・1万円 × 28日 × 67% = 18.76万円

就業可能日数・・・28 × 28/28 = 28日 になってしまうが、こういう場合は上限の10日になる。

育休18日&出勤10日の場合
育休手当・・・14.4万円 - 10万円 = 4.4万円
出勤手当・・・10万円
支給額・・・14.4万円

さらに損をすることが判明・・・!

 なんでこんなシステムにしたのだろうか。賃金が減るのをわかっていて働く人がいると思っているのだろうか。万国の労働者を馬鹿にしているとしか思えない制度だが、金を出すハローワークからしてみれば、子育てで仕事を休むために払ってやってんだから、働いてんじゃねーよコノヤローってことなのだろう。
 でもそれを言ってしまうと、ますます少子化は進み、女性の社会進出にブレーキがかかり、国力は低下し、ジパングは衰退の道をたどるであろう。

産後パパ育休の結論
①とるなら上限日数までとったほうが良い。
②とるなら育休期間中は一切出勤しないほうが良い。

重要な追記
働いたほうが給料が減るってそんな理不尽な制度があるわけないと、もう一度独自に調べてみたら(この計算式がなかなかネットでも載ってなかった)、休業期間中に就労しても休業期間の日数は減らないそうです。なんてややこしい。

育休を19日取得し、そのうちの6日間出勤した場合
※休業期間は13日ではなく19日のままとして計算をする。

1万円 × 19日 × 80% - 6万円 = 9.2万円

育休手当・・・9.2万円
出勤手当・・・6万円
支給額・・・15.2万円

育休を19日取り、1日も出勤しないと12.7万円なので、働いたほうが支給額は増える。当たり前だよな~~!

訂正して日本政府にお詫び申し上げます。クソ制度って言ってすいませんでした。
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