育休最終日

 一ヶ月弱の期間だったが、あっという間だった。でも、とった期間は良かったと思う。一番大変な時期だった気がするし。まず、赤ちゃんが長時間寝れないからね。2時間おきに空腹と排泄をブザーのように知らせるので、初期は本当に寝れなかった。深夜3時とかにドライブに連れてったりもした。
 これが、だんだん大きくなると、うまく寝れないとか、寝付けないとかで、ブチギレてギャン泣きするので、これはこれで大変だった。大人の考えでは、眠いなら寝りゃいいじゃんって思うんだけど、身体的な反射で自身の眠りを妨げられるのに怒りを感じているらしい。多分、主体と客体の区別ついてない。鳴き声もパワーアップしてるし。マジで黒ひげ危機一髪。マジで兵藤会長。 

 こんなの、男性が育休を取ることが許されなかった時代、どうやってたんだって思うね。ママ一人に多大な負担→育児ノイローゼ→幼児虐待→子どもの問題行動→学校崩壊→社会崩壊、みたいなスパイラルが形成されていた気がする。
 だから、岸田さんが「異次元の少子化対策」とか言ってて、まああの人の予告は演出が熱い割にガセが多くて期待度が低いから、期待してないんだけど(新しい資本主義同様、具体的に何をするのかさっぱりわからない)、こんな社会じゃ、まともな人は子ども作らないよ。

 政府は、とりあえず出産させればいいやと、思っているのか、そこに絞った支援が多いけど、本当のネックは、生んだあとの教育費の経済的負担だと思うので、そこらへんは、自分は学習塾とか行かせないし、自分で教えればいいかな、と(英語塾だけは許す。教えられないから)。
 だいたい、自分が子どもの頃って塾に通っている奴ってエリートだったからね。学校の授業が物足りないほどの知能が高いやつが、プラスアルファで通うところであって、学校の授業すら理解できない奴は、まずは学校での授業態度を改めるところからだと思う。学校の授業バカにしてる奴に限って、塾に来てもそんなに学力伸びないからね。

 あと、自分も学習塾で働いたことがあるからあれだけど、本音を言えば、子どもの発達や健康にも良くないと思う。朝から学校に行って、そのあと部活やって、そのあとまた学習塾でしょ?プライベートな時間がないじゃん。
 で、塾から帰って夜食食べて、夜更かししてポコチャになるわけで、圧倒的睡眠不足じゃん。人質交渉とかでも、毎日5時間以上は睡眠をとることが義務付けられているとか、マスターキートンも言ってた気がするし、部活のあとは家でゆっくりして、早く寝たほうがいいと思うけどな。

 経済的負担といえば、育休期間中はずっと誰かが家にいて、にゃんちゃんの世話をしていたので、そこに、冬の電気の需要増+戦争による燃料費高騰というリンクボーナスがついて、電気料金が3倍になりました。
 育休期間中は事実上の失業なので、お給料が減額されているのにこれは厳しい。なので、ある程度貯金をしないと、多くの人は育休すら取れないと思う。
 ガネオさんが言ってたけど、結局子どもを産んで育てるって、一部の経済的に豊かな、貴族のみに許されたアクティビティになっちゃってる気はするよね。でも、それでいいかもしんない。何度も言うように、人口が減るのって別に悪いことだと思わないんだよな。

 それでも、保守派が国力が~とかいうなら、大学までの教育費完全無償化とか、教育国債発行とか(このアイディアの何が悪いのかわからん。将来世代に不公平がないという点では、建設国債と変わらんだろ)、そこまでやったら、確かに異次元ってうそぶいても許せるけどね。多分、全部増税の口実なんだと思うよ。

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 結論:夜はくるむに限る。※ある程度の時間寝てくれるようになりました。
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