普天間基地移設案について

 風雲急を告げる普天間基地問題。これまで自民党政権時代からいろんなことがありすぎて、こんがらがってきちゃったので、色々な案を確認してみようと思います。
 そもそも普天間基地(普天間飛行場)とは、沖縄県宜野湾市(ぎのわんし)にあるアメリカ海兵隊の飛行場で、沖縄の基地ではあの嘉手納基地と双璧をなす規模です。
 沖縄の米軍基地の目的は一説には、中国からの「台湾防衛」が最も大きな理由だと言います。またヘリコプター(長距離飛べるような航空機ではないです)の中継地点として使い勝手がいいそうです。

 この基地がなぜ問題になっているかと言うと、アメリカでさえ「世界で一番危ない基地」と居直っているように、市街地に与える影響が甚大。戦闘ヘリコプターの離発着の際の爆音が激しく、学校では授業にならないようです。
 その上2004年に普天間基地のヘリコプター(普天間基地にはヘリコプター部隊がある)が整備ミスか何かで市街地に墜落する事故が起こり、しかもヘリは学校に落ちて、学校関係者を米軍がシャットアウト。住民感情を逆なでする出来事がありました。
 米軍が地域の人に迷惑をかける事件もあるし、環境に与える被害も多いそうです(放射能とか、爆弾とか)。
 で「普天間基地どっかいけ」ってことなんですけど、以下に政府が示した案を並べます。

 「辺野古キャンプ・シュワブ陸上案」
沖縄県名護市にあるアメリカ軍のキャンプ・シュワブに移設する案。陸上基地に移設するため、新たに海を埋め立てるなどといった環境に与える影響は少ないが、土地が広くとれないらしく大型滑走路は厳しい。またキャンプ・シュワブのいくつかの施設をとりこわすため、基地機能がいくらか低下する。また飛行ルートに民家がある。

 「辺野古キャンプ・シュワブ埋立て案」
キャンプ・シュワブの近くの海を埋め立てて滑走路を造る案。環境に与える影響が大きく、地域住民は反対している。サンゴやジュゴンが大好きな環境保護派がすごいらしい。

 「グアム移転案」
海外に移転する案。たくさんの海兵隊を受け入れる余裕はうちにないとグアム州知事が反対している。難しそう。

 「サイパン移転案」
グアムじゃなくてサイパンの南にあるテニアン島に移設する案。北マリアナ州知事の感触はいいとか。連立を組む社民党が陸上案を批判し、これらの海外移設を押していましたが、そもそも国防の観点から国外移設に反対する人もいます。

 「沖縄県うるま市ホワイトビーチ沖埋立て案」
在日アメリカ海軍と海上自衛隊の基地がセットであるホワイトビーチ地区の海を埋め立てて人工島をつくり、海兵隊の飛行場をそこに建てるという案。ここは原子力潜水艦が寄港できる施設もあり、アメリカ軍にとっては軍事的に最重要中継ポイント。ただ一から海を埋め立てるのでお金もかかるし、環境破壊によって地元の漁業関係者(モズク漁)はダメージを受けるとニュースでやってた。そして廃案になった。

 ・・・結局どれも厳しいような・・・どうするんだろうか、鳩山さんは・・・あとテレビで面白かったのが、沖縄の基地は私有地をアメリカが借りている場合がほとんどで、地主さんに莫大な賃貸料を払っているという事ですね。かなり入り組んだ利権がありそうです。ホワイトビーチなどは基地がなくなっちゃう方が経済的にまずいんだとか。
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