アイ・アム・レジェンド

 「面白い度☆☆ 好き度☆」

 テレビでやってたので見ました。世界中の人間がいなくなって、ウィル・スミス演じる細菌学者?のロバート・ネビルさん一人だけになってしまうという物語なのですが・・・これ、実は私の漫画『innocent garden』と同じ内容(オチ)なのではないか?とドキドキしてたんです。
 でもただのゾンビ映画でよかった~!本当に良かった。まあ『innocent garden』のようなオチの映画も探せば絶対あるでしょうけど。

 誰もいない貸しきり状態のニューヨークをウィル・スミスとイヌが意外と呑気に(ただし昼だけ)生活しているのですけど、このイヌのサムが超超超かわいい・・・!
 これCGじゃないですよね?動物プロダクションの俳優犬ですよね?なんて演技がうまい奴なんだ・・・!
 正直、千両役者のこいつがこの映画のおいしいところ全部持ってちゃった感があって、ワンちゃんが亡くなってからは、はっきり言って物語はどうでもよくなっちゃったことをここで白状します。サムが死んだこの映画なんてもういい!って(馬鹿)。

 なんというか、この映画はいろんな意味で今一つな感じで、上手く言えないのですけど、結局ウィルひとりぼっちと言う設定の割には、イヌが死んでからけっこうすぐに感染してない人間の母子に出会うし、なんか愛犬が死んでこれからが孤独との本当の戦いだ・・・!ってなるのかと思いきや、そんな展開にならなかったのが意外。
 だから、ここまでやるならあの親子出さずに、いっそラストまでウィル・スミスの一人芝居ものにして、殺人ウィルス感染者の「ダークシーカー(人間をイヌを使って襲う感染者。つるっぱげで超人的な力があるが、夜行性で光に弱い)」とのやり取りに描写を絞っても良かったのでは?
 そうするとラストのネビル博士がシーカー達に語りかけるシーンがもっと説得力が増したような・・・でも、どうなんだろ?
 ネビル博士はダークシーカーを人に戻すワクチンを開発するためにダークシーカーを捕獲し実験台にするのですが、そのつかまったダークシーカーを助けに彼らは襲ってくるんですよ。
 つまりダークシーカー側から見たら、おっかないのは仲間を捕獲し薬の実験台にしてしまうネビル博士だったという(しかも実験失敗で何人も殺してる)。

 でもそういう話ってたしか他にありましたよね。あの藤子・F・不二雄先生もパロディにした吸血鬼の話で、K氏によれば藤子先生版では、感染をただひとり生き延びた男が、ラストで吸血鬼につかまり感染しちゃうんですけど、結局感染してもあまり前と変わらなくて、生活が夜型になっただけだったwという内容らしいです。
 そもそもこの映画ってその話(『地球最後の男』)のリメイクなのか(今気づいた)。ああそうか。かなり雰囲気が違いますね。

 そう考えるとこの前のスピルバーグの『宇宙戦争』と同じで「今さらなぜSFの古典を?」っていう人もいるんでしょうね。
 descf氏は『宇宙戦争』の設定はかなり突っ込みまくってました。火星人にあんなにすごい科学力があるなら、地球が安全に住めるかどうか調べてから侵略しろよ、とw。
 まあ一応火星人はトライポッドで地球の環境を火星化しようと試みてはいましたよ。でもちょっと計算が違ったんでしょうね。けっこう思っていたより厳しかったとw。
 私はスピルバーグ版『宇宙戦争』は、ロボット兵器が原作通り「トライポッド」だったので、それだけで満足でした。あれはよかった。造形的にも怖かったし。
 『宇宙戦争』の映画版は『インデペンデンス・デイ』などいくつかありますが、トライポッドは初の映像化だと思います(古い『宇宙戦争』はUFOのてっぺんに熱線銃がついているようなデザインでした)。

 なんか話がそれましたけど、強引に結論を言うならば『アイ・アム・レジェンド』の話がちょっと惜しいというか、いまいちなのは、古典の名作のリメイクだから仕方がなかったってことなんでしょうね。
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