映画ブロガーさんは大人だなあ

 「ネット議論は有益か?」という話で、私は記事に同意する時だけコメントしようとたほざいていたのに、映画『告白』に関しては同意できる記事が「みっきーさん」のブログくらいであまりに少なく、ついに『告白』を絶賛する人のブログに「私は駄目でした」とネガティブなコメントを書いてしまった・・・
 これは煽っているわけでは決してなくて(本当にすいません)、なんでこの方はこの映画を面白いと思ったんだろう?ってすっごい気になっちゃって・・・
 『告白』は一緒に見に行ってくれる人がいなくて、一人で見たというのも関係しているのかも・・・友達と一緒に見ていれば「どう思った?」って語り合えるけど、そういう人が周りにいないからどうにも客観的な判断が出来ない。

 で、偏見かもしれないけれど、映画ブロガーさんの方が、アニメや漫画の感想ブログの人よりも年齢層が高い印象がある。
※この意見は、アニメや漫画のブログにはほとんど行かないから、本当に偏見ですよ!
 私にとってアニメや漫画の「なになにってキャラがうんたらで、声優がこうこう」っていうネット上のやり取りって、結構炎上しているイメージがあります。
 これはやっぱり漫画やアニメを支えている読者や視聴者の平均年齢が中学生や高校生などで低いからなのかな?と。

 若い人ってエネルギーはすごいけど、経験だけは大人の人に劣ってしまう場合が多いから(もちろんすべてじゃない)、ものごとをまだ冷静に見れないことがある。価値の相対化が出来ないから。
 漫画でも映画でも数をたくさん見れば、感想も変わっていくし、その作品を絶対視もしない。映画をたくさん見ている人にとっては、批判的な意見も一つの意見だと相対化が出来て冷静に対処できるけど、たくさんの作品を知らず、好きな作品を絶対視している若い人にとって批判的な意見は、その作品と、その作品を愛する自分を全否定されたように受け取ってしまう。
 だから動転して感情的になってしまうんだと思います。

 漫画やアニメのブロガーさん(ってどれくらいいるのかな?)でも大人な対応が出来る人もいるから、本当に偏見なんですけど・・・
 だって私の『告白』の記事に「うるせえ、馬鹿やろう!」って言うブロガーさんいないですからね(単にこのブログの閲覧者数が少ないだけだと思うけど)。本当に大人だなあ・・・
 私も当初『告白』は「決して好感を抱く内容の映画ではないが、ネガティブな演出がつきぬけてカタルシスの域まで行っているすごい映画です!」とか記事で書くだろうなあと思ってたんですよ。でも完全に期待外れで・・・

 しかしKLYさんとか受け流し方が本当にかっこいい。私にはできないわ・・・でも『ジュラシックパーク』って結局何が言いたい映画なの?ってコメントが来たら、とうとうと長文書いてあの作品の良さを解らせてやりたい気分にはなりますね!(うぜえ!)
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