2.進化と言う言葉は大失敗(考えた奴でてこい!)

 進化を考える前に、こんなことを考えてみよう。

「昨日は雨が降っていた。今日は晴れた。」

 これは天気が進歩したと言えるだろうか?普通に考えてこれは天気がただ変わっただけだと思うだろう。当たり前のことだ。
 なぜなら「雨より晴れの方がいい」という単純な優劣関係はないし(レジャーなら晴れがいいが農業にとっては適度に雨が降らないと困る。全く降らないと水不足だ!)、今日晴れても、未来のいつかにはふたたび雨が降るのはおそらく確実だ。
 雨から晴れになることで、天気が進歩、改良されたならば、雨は二度と降らないようになるはずである。

 つまりここでいう「天気が良くなった」は「天気のシステムが進歩、改良された」のではなく「天気がただ変化しただけ」なのである。
 ここはとても大切なポイントだ。実は進化とは「電化製品の性能がより良くなった」というイメージよりは、このような「天気が変わった」と言うイメージから入っていった方が誤解が少ない。

 進化と言う言葉は「進歩」と言うイメージがどうしても付きまとうが、実際には「変化」のイメージに近い。良くも悪くもない。生物の形が、ただ変わっていくだけなのだ。
 だから進化と言う言葉はその概念をあらわすには大失敗な言葉なのだ(断言)。
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