クニマス発見!

 このニュース面白いですよね。絶滅種のクニマスのイラストを京都大学の先生から依頼されたさかなクンが、イラストの参考にクニマスに良く似たヒメマスを全国から送ってもらったら、その中にクニマスそのものが混ざっていたって・・・w絶対図鑑とかに書かれそうなエピソード。こういう話大好きです。

 さかなクンはプロの学者がイラストを依頼するだけあって、しっかり形態学(モルフォロジー)に則って魚のイラストを描くから、クニマスを使ってクニマスを描けるなんて感激だっただろうな。情報不足のところはヒメマスを見て描いても、やっぱりそれは恐竜みたいな想像図になっちゃうし・・・

 それに、さかなクンは魚の側面図以外にも、正面図や上から下からの絵も描くほどのマニアだから、学者もさかなクンのイラストは資料としてかなり使い勝手がいいのかもしれない。側線の数や鱗とかも全部あっているんだろうな・・・つええ。
 私も高校生の頃、釣りのゲームに出てきたヤマメ、イワナ、アマゴ、サツキマスとかのイラストを描いたことあったけど、側線の数まで調べなかったもんな。ぱっと見似ているだけで満足しちゃってた。お恥ずかしい。
 この歳になって骨を細かいところまでちゃんと調べて動物の絵を描くようになったけど、スピノサウルスの帆の中の骨を数えて描いた時はすっごい面倒だったもん。何本目まで描いたかややこしくて・・・骨に番号ふったもんな。

 でもさかなクンの絵は資料としてだけでもなく、魚の表情を豊かに描いているのがうまい。なんというか魚特有のヌメヌメ具合とか、瞳のキラキラ具合とかが本当にリアル。魚への愛あってこその表現力だと思う。

 こんな感じでドードーとかフクロオオカミとかどこかで生き残ってないのかな。鳥類や哺乳類はもともと個体数少ないからやっぱり厳しいか。
 
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