技術的なアドバイスって言ったってどういう表現を選ぶかは人それぞれだし。そもそも私なんて人さまに絵を教えるほど絵が上手くないしね・・・下手な奴に限って他の人の絵をあーだこーだ言ったりするもんだ。
さて、とりあえずカメの歩みながら『恐竜大陸サウラシア』描いてます。意外と難しいのは恐竜と人との大きさの対比。『ジュラシック・パーク』なんかはCG合成する際に測量をしたらしいんだけど、私にはそんな技術はないし目分量でかなり適当。
基本的に恐竜は想像よりも一回り小さいって考えると大体合ってる。K氏なんて始祖鳥がプテラノドンくらい大きいと思っていたからね。
例えばブラキオサウルスの頭に女の子が乗るシーンがあるんだけど、ブラキオサウルスって頭が72センチなんですよ。だから『ジュラシック・パーク』の木の上で寝るシーンに出てくるブラキオサウルスの頭はちょっとでかすぎると思う。
これは今手掛けている主人公フィリップの登場シーン。

ワニのような頭の肉食恐竜アンガトラマは全長7メートルほど・・・にしてはでかい。そしてフィリップの馬、パキリノサウルスは5メートル・・・にしては小さい。
私パキリノサウルスってもっと小さい恐竜だと思ってたよ。そこそこでかいぞ。アンガトラマの方は、発見部位が鼻づらの一部とか少なすぎるので巷の全長7メートルだって怪しい・・・と言うわけでこれでよし(適当)。
しかしパキリノサウルスってすごい頭しているよね。説によっては鼻の上のコブは角の基部になっていて、その上にもっと太くてでかい角があったとかないとか・・・
・・・そんな冒険私にはできないのでこの漫画では『ダイナソー』のように手堅い復元で行きました。これでも充分派手だよ!
でも恐竜サーカスって小さい頃からの夢なんだ。描いてて楽しい。ギャラリーの一枚絵では絶対選べないようなアングルからも恐竜が描けるし。
こんなサーカスがもし実際にあったら食われる危険性あっても観に行っちゃうかな・・・いやビデオでいいかな。