『超音速ソニックブレイド』脚本全話完成

 私がこの漫画を思いついたのは2003年、場所は前橋のファミレスだったと思う、いや違うな、足利のロイヤルホストだったかな?いやいやごめん幕張のフードコートだったかも・・・w
 そんな感じで『ソニックブレイド』はもう記憶があいまいなほど昔に考えた漫画なんですが、まさかこの長編漫画を連載できる機会がくるとは・・・長生きはするもんですね!

 そもそも巨大ロボットアニメなんてろくに見たことないのに(弟は大ファンだった)なんでこんなガンダムみたいな漫画を描こうと思ったのかって言うと、結構理由はあざとくて売れ線というものを一度やってみたかっただけだったりする。それほどまでに私の漫画はどれも売れ線とは程遠いものだった・・・

 友人のKO氏いわく当時のテレビアニメは「ロボット」「美少女」「学園もの」をハイブリッドしたものが受けていたらしく、私は本当かよ?って思ったけど、ここは騙されたと思ってその三つのお題を漫画に入れてみた。
 まあそれ以外は私の好きなようにやっちゃったから、結局マイクル・クライトン作品とMOTHER2が足された不気味な内容になってしまったことは言うまでもないw

 私は作り手があまりにその分野が好きすぎると、その熱が足を引っ張りマニアックで一般受けしにくい作品ができがちだって思っているから、恐竜漫画は封印していたんだけど、確かに仮に私が巨大ロボットものが超好きで、部屋にたくさんロボットがあるような奴だったら、こんな巨大ロボットをぞんざいに扱うような作品はできなかったと思うw
 なにしろかの『アパッチ野球軍』のように巨大ロボットを作るところから始まるのだから、ソニックブレイドが戦うのは物語でもかなり後なのだ。
 
 普通の人って『ジュラシックパーク』でも恐竜がフェンスから逃げてパークをうろつくシーンに「おおおっ」ってなるんだろうけど、やっぱりあの映画の一番すごいところって恐竜の作り方をそれっぽく説明したところだと思うんだ。
 だから私も、琥珀の説明や卵のふ卵器のシーンに当たる、ソニックブレイド開発シーンを結構多めに入れちゃった。つーかあれでもかなり削ったから、プロのプログラマーから見ればこんな短期間にとんとん拍子に実装までできるわけないだろ!って突っ込まれちゃうだろうけどね。
 
 とにかくかなり異色な内容のロボット漫画に仕上がったと思います。物語は全57話。脚本は150ページ!連載開始前にちゃんと最終回まで完成している、漫画業界ではまれに見るプリプロダクションに時間をかけた作品になっていると思います(脚本に約半年かかった)。
 それもこれも連載サイトが「ちゃんと完結さえさせてくれれば打ち切りはしない」と約束してくれたため。ふっふっふその言葉があだとなったな!

 これから五年間オレはあんたの世話になるぜ!(=社長ありがとうございます)
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