THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

 「面白い度☆☆☆ 好き度☆☆☆ サンデル度☆☆☆☆☆」

 私は、天海春香だから。

 パキPさんお勧め映画。私、おそらくこういう女の子がたくさん出てくるやつ『ときめきメモリアル2』以来だと思う。
 こういうのって男なら誰もが1度は通る道だけど、2度通ることってあんまないよね。20代最後に訪れた、まさかのギャルゲーおかわり!
 て、わけで、『アイドルマスター』に関しては、9年前ゲームセンターに第一作が搬入されたとき「あれか?小さい女の子がやっているプリティリズムとかの大きなお友達ヴァージョンか?」って思ったくらいしか思い入れがない=つまり何も知らない。
 で、案の定、予備知識ゼロ(=思い入れゼロ)は尾を引いたんだけど、『まどかマギカ』に比べてストーリーの大筋は、集団スポーツ物の王道みたいな作りになっていて(一人はみんなのために、みんなは一人のために)混乱することはなかった。

 でもさ!こういう映画って、結局新規の観客よりは、今まで支えてくれたファンへの恩返し的な側面が大きいから、内輪ネタなんだよね。
 まどマギも、「ほ~ら、本編では描かれなかったけど、この子とこの子のこういう絡みが観たかったんでしょ?」みたいなにおいがプンプンして、ああ、これはひとつの完成した映画じゃなくて、ファンサービスなんだなって思ったけれど、これは仕方がないんだろうね。そういう意味で供給側はちゃんと客層をマーケティングしてるよ。私がまれなんだからw
 でも、どこか屈折していたまどマギに比べて、アイマスの方は割りと健全にファンに愛されているんだろうなあって感じはした。
 以下は、まったくの初見の私の感想で、さらに作品の評価と大して関係がないので、全国のプロデューサー各位、よろしくです。

天海春香
おそらくメインヒロイン。一番最初にゲームが出た時と若干髪型とかのデザインが違う気がする。もっと、なんか凛々しくて、ときメモ2のヒロイン(光ちゃん)に似てたよね?あれ?そんなキャラはいない?私違うゲーム見てたのかなあ・・・
この人については後でじっくり。
ただ、どことなく安めぐみっぽい呑気さと善良さがある癒し系。
内村光良ばりに転ぶ。そして今回そのテルヨシズムを継承する弟子ができた。

如月千早
私てっきり、この人がのんきな春香さんを「こらー!」って怒るんかと思ってた。
実際はすごい物静かで、いい人だった。

星井美希
黄色。苦し紛れなのか語尾でキャラ付け。パリス・ヒルトン的な雰囲気から、おそらくハーフ。

萩原雪歩
ちょっと春香さんとかぶっている気がする。ただ、こっちのほうが数倍臆病。
パニくるとシャベルで穴を掘る習性があるらしい(どこから出したのだろうか)。
研究生の子達の「うわ~本当に穴を掘るんですね~!」の返しがこの映画で一番面白かったかもしれない。業界で知れ渡っているんかいw

菊池真
アルル。

我那覇響
まどマギのポッキー。

双海亜美&真美
やはりPUFFYなのだろうか。
なにかと茶々を入れる。こういう双子を私は知っている。『アイスエイジ』のオポッサム。私に言えるのはそれだけだ。

水瀬伊織
着ている服装からして金持ち。負けん気が強く、この子みたいなタイプは、わりとリアルなアイドル業界でもいそうだ。意外とアイドルって元ヤンキーの少女が多い。夢をぶち壊してごめん。
アイドルって、収録スタジオでADがDやPにボコスカ殴られているのを見て、カメラの前では笑顔でいなきゃいけないわけで、そういう意味でどっか情緒的に抜けている人か、根性のある人しかやってられないそうだ。

高槻やよい
二月もいて、三月もいるのかwごめん、ぜんぜん印象に残ってない。髪形は特徴的なんだけどね!

四条貴音
髪の色といい、口調といい、人種からして謎w

三浦あずさ
メンバー最古参っぽい。が、あまりチームの安全保障において役に立たない。スイス。

秋月律子
元アイドルという複雑な経緯がありそうなマネージャー。
三浦さんの同期っぽいが、違うらしい。
スラムダンクで選手兼監督って言うキャラがいたけどそんなようなもんか(たぶん違う)。

プロデューサー
ぶっちゃけ、女子高のダンス部を引率する顧問の先生に近い。文化祭に向けてがんばるぞ!ってwまあ、でも人生って長い長い部活動のようなもんなのかもな。
客観的には、ウハウハハーレムの羨ましいポジションに見えるが、実際には女子の集団を調停するのって胃を何度痛めても足りないくらい難しい(経験談)。

 あとは、サイトに名前が載ってないんだけど、バックダンサーとしてAKBの研究生みたいなのが出てくる。カナちゃんって言うのが、その中でもメインで取り上げられるんだけど、その子はおそらく、テレビ放送時に主要メンバーすべてをトップアイドルにさせてしまったことで、描けなくなってしまった成長を担当したんだと思う。
 それも春香ちゃんの成長を。カナちゃんって多分さ、昔の春香ちゃんなわけで、さすが芸能人をプロデュースするゲームが元だけあって、マネジメント論とかリーダー論の文脈で解釈すると色々身につまされるようになってるんだ。

 ここで、この映画のあらすじを簡単に言うと、トップアイドルに憧れて入ってきた新人アイドルが、いくら努力してもなかなか上手くいかなくて、さらにライブをぶち壊すような失敗をして、落ち込んじゃって(週刊誌ネタにされる)「もうアイドル諦める」ってなって、「でも本当にここで諦めていいの?」ってトップアイドルに食い下がられて、何とか立ち直って最後のライブは大成功、助さん格さん参りましょうかって話で、こうして文章化するとすごいシンプルな話なんだけど、これって結果オーライだったからいいものの、考えようによっては、かなり怖い話だぞって。

 例えば、音感も運動神経もない私が、どういうことか血迷って過酷なダンス部に入部しちゃったとして、「やっぱ入るんじゃなかった、辛くて辞めたい」って思っている時に、自分が尊敬するトップアイドルに「本当にそれでいいの?私にはなにか我慢しているように思えるんだ」ってすご~い優しく言われちゃったらなあ・・・
 そりゃ、なんとか頑張って子どもの頃の夢に踏ん切りつけようとしているんだから我慢はしてるだろ!ってなるじゃんw
 勉強もそうだよね。将来的には役に立つ(確率が高い)ことは、教師だって子どもだって分かっているんだけど、本当に勉強がぜんぜん理解できなくて辛いと思っている人に、どこまで勧めていいのか。
 かと言って「やめたきゃ、いつでも自己判断でやめていいよ」もなんか冷たい。

 でも、世の中には諦めた方が楽になるっていう人も、どうやらいるらしいんだよ。

 残酷な話だけど、努力や根性でなんとかならないことのほうが多いわけだし。だから、こういうのって結局のところお節介と紙一重で、その人がどんな判断をしたにせよ、そんな問いに普遍的な答えなんてないわけで、人それぞれいろんな考えがあっていいし、それをヘーゲル的に弁証させれば何か新しいものが生まれるかもしれない。
 だから彼女はリーダーとしてじゃなくて、天海春香として答えを出した。

 春香ちゃんは、自分では「私なんか大したもんじゃない」って思っていても(謙虚なのか天然ボケなのか)、カナちゃんから見れば、彼女は充分「輝いてる」んだよね。
 トップアイドルという輝きを放つ春香ちゃんが、リーダーを引き受け、最終的に自分なりの答えを見つけることで、もう一段階ステップアップする、つまりそれがこの映画のテーマ「輝きの向こう側」なのかもしれない。
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