ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆ アンチBMW☆☆☆☆☆」

 ツイッター、インスタグラム、ウーバー…なんのことだ?私は武器が欲しい。

 気休めの報酬でのババアとの死闘から早7年くらい・・・!あの男が帰ってきた!!前にも言ったけど、このシリーズに関しては邦題の方がいい!つけてる人本当にセンスあるよなw
 ということで、アナログな身体芸の持ち主(イギリス人)がデジタルなIT長者(アメリカ人)を懲らしめる話。すごいシンプル!考察もなにもないんだけどさ、やっぱりローワン・アトキンソンって愛国的というか、やはり保守的な英国紳士なんだなっていうのはすごい伝わるよね。

 私の生き甲斐はお前のような悪漢からこの国を守ることだ。

 今回は、友達とその子ども(小2)と観に行ったんだけど、小学生の女の子もゲラゲラ笑えるわかりやすいギャグとともに、車オタクなお父さんも唸る、ドイツ車いじめが炸裂してて、やはり最先端な電気自動車にうつつを抜かしたり、かつての愛車を買収したBMWがとにかく嫌いなんだろうという(アストンマーティンに吹き飛ばされるバイクもBMWという徹底ぶり)。

 さて、授業でアナログとデジタルについて取り上げたら、生徒にとってはアナログは古くて汚い、デジタルは新しくて洗練されているというイメージがあるらしい。
 でも、アナログにしろデジタルにしろ、ただの情報の表し方の違いなだけで、どっちも一長一短なわけだ。論理的で数値化されているというデジタルだって、標本化や量子化の際にわりと適当に細かい情報を切り捨てているので、大雑把なところはあるし、もっと言えば、アナログという大きなベン図の中にデジタルが入っているわけで(まあ、量子力学とかは置いといて)、連続したアナログの世界が基盤となって、その技術の延長にデジタルがあるに過ぎないわけ。なにデジタル風情がアナログのライバルぶってるんだと。

 つまり、歴史や伝統を重んじる英国が、こういう内容の映画を撮るのはすごい腑に落ちるわけ。アメリカは歴史がないし、細かなニュアンスや心の機微をデジタル的に切り捨てるようなところがあるからね。
 そう考えてみると、なるほど、アナログが古く、デジタルが新しいという直感的イメージも納得する。なんでもエクストリームな二元論にするデジタル的思考というのは、幼稚で子どもっぽい考え方だというわけだ。
 てことで、ヴィクトリアンな大人の紳士がVRもサーバコンピュータもスマートフォンも物理的に叩き潰すのは見ていて気持ちよかったです。
 私も引退したら地学の教師でもやりたいなあ。

 ナビやICチップもない。つまり敵には見えざる相手。
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