両親学級への旅

 あのハイパー不妊治療(顕微授精)によってついに子孫ができたため、奥さんと出産に向けて自治体の講座に行ってきました。

 ちなみに今って、現在の胎児の様子がわかるアプリがあって、これがたまごっち的な感じで面白い。

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 4月3日には、ゴマほどの大きさしかなかったベイビーが・・・

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 4日後にはコメになり・・・

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 さらに一週間後にはあずきに・・・(あずきちゃんって呼んでた)

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 4月にはまだしっぽがありました。

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 発生の順序も教えてくれて、結構勉強になる。

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 4月の下旬にはエラもしっぽもなくなっている。

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 ここらへんの時期の奥さんは、古代ローマの貴族よろしく、吐くために食べていた。一度吐いてしまうとトラウマになって、その食べ物は避けてしまうので、バナナ期、オレンジ期、スイカ期・・・とフルーツ中心の食生活に。
 あと、『鎌倉殿の13人』でせつも言っていたけど、温かい食べ物だと吐き気を催す。なので、初期の頃は「つわりにはマックフライポテトがいいから食べたい」とか言ってたので、買って帰ってたりしたんだけど、ほどなくして、すぐに冷たいフルーツとかアイスになったね。特にガリガリ君を好んでいた。肉は全く食べなくなった。

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 さらっとすごいこと言ってる。

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 このコメントに奥さんは希望を抱いたが、吐き気はつわりから逆流性食道炎に継承されていた。あれは、自分もなったことがあるけど、マジで辛い。特に朝。

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 よだれかけとか、そういうものより前に、鼻水を吸い取る装置を購入した奥さん。

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 今月に入り、とうとうジュニアのサイズがオレンジを超え、パンツが限界を迎える。

 現在は、桃くらいのサイズらしいです。桃太郎。

入院のタイミング
・赤ちゃんが産道の方へ下がってくるため、動きがおとなしくなる。が、赤ちゃんは生まれるまで動き続けるため、完全に動かないといったことはない。

・お腹もかなり張るが、前駆陣痛(10分ごとの規則的な子宮の収縮)は痛くないらしい。

・初産の場合は、7~10分ごとに陣痛が起きる場合は入院。

・破水した場合もすぐに入院。温かいお湯のようなものが出てくるが、赤ちゃんを守っている膜が破れたということなので、感染症にかかる危険性がある。入浴やシャワーはせず、ナプキンをあてる。

・出血した場合も入院。「おしるし」というピンク色のおりものは、子宮口の準備が整ったというサインだが、赤い血液は注意。

・入院の際は、以下の事項を病院に伝えるとスムーズ。
①名前
②予定日
③初産か経産か
④陣痛が始まった時間と現在の様子
⑤病院までの移動時間
⑥診察券の番号※病院のカルテ番号と紐づいているため

出産の経過
①開口期
陣痛が始まってから、子宮口が開ききる(10センチ)までの時期。だいたい、0~3センチくらいで入院してくる。
陣痛の感覚も短くなり、腸が圧迫されるため便意をもよおす場合も。
呼吸はとにかく息を吐くことが大切で、リラックスする。

②娩出期
赤ちゃんの頭が全開の子宮口から見え隠れする。いきみのタイミングを合わせて赤ちゃんを押し出す。ここら辺は助産師さんなど、プロの人たちがサポートしてくれる。

・知らなかったんだけど、赤ちゃんってお母さんが仰向けだとすると、うつ伏せになって出てくる。ずっと仰向けだと思っていた。

沐浴のさせ方
・夏は1日1~2回、冬は1日1回。授乳直後や空腹時は避ける。他に手伝ってくれる人がいる時間帯に行う。

・入浴前に必ず湯温計で温度確認。※夏38~39℃ 冬40~41℃

・ガーゼにお湯を含ませて優しくふくイメージ。こすらない。

・赤ちゃんは、沐浴布でくるまれて入浴すると落ち着く。源頼朝スタイル。足はM字に開けるように、きつくくるまない。

・お湯に触れると「ぎゃー」と泣くが、赤ちゃんは嬉しくても泣くので怯まない。

・沐浴の際は赤ちゃんを支える腕の肘をベビーバスに乗せると安定して楽。

・使う石鹸は泡が出るタイプが楽。

・赤ちゃんの首はまだすわっておらず、クビレが多いため汚れやすい。ここは念入りに。そもそも、赤ちゃんは新陳代謝の化物なので、アカがすごいたまる。

・男の子の場合はおちんちんの裏の汚れを見落としやすい。

・湯上りの際は、タオルで水分を十分に染み込ませる。間違っても、ペヤングの湯切りのように赤ちゃんをふらない。

・おむつは、赤ちゃんのお腹に指が2本入るくらいの余裕で。

・風呂上がりに赤ちゃんが欲しそうにしている場合は、母乳かミルクをあげる。

母乳
・はじめからは出ないので、たとえ出なくても、とにかく吸わせる。すると、脳下垂体に刺激が行き、プロラクチンやオキシトシンなどのホルモンによって、母乳が出るようになる(だいたい出産から2~3日後に出る)。

・母乳は免疫抗体や栄養分が豊富なので、積極的に与える。また、赤ちゃんに乳首を吸われると子宮の収縮が促進され、産後の回復も早まる。

・赤ちゃんは乳首に舌を絡ませて吸うため、乳首の長さは1センチ以上必要。だから、妊娠すると乳首が巨大化するのか。

妊娠中の妊婦の食事
・奥さんは仏教徒のように肉食を禁じてしまい、鉄分が不足してしまったが、基本的に牛肉や豚肉で鉄分を摂取する。

・脂身が少ない鶏肉だが、意外にも鉄分はあまり含まれておらず、ひじきなどと一緒に食べて鉄分を補うと良いらしい。しかし、ひじきなどから鉄分を採る場合は、同時にビタミンCを摂取することで、鉄分の吸収を促す。

・じゃあ、お茶を一緒に飲めばいいじゃんって思うけど、なんとお茶はビタミンCは豊富だが、鉄分の吸収は妨げるらしい。よってオレンジやレモンが良い。ままならんなあ。

・あと、野菜だが、別にサラダをめちゃくちゃ食べなくても、野菜の煮物的な小鉢を食べれば、バランスよく栄養が取れるらしい。また、野菜ジュースに関しては、食物繊維が取れない。

・奥さんは現在妊娠21週で、シュークリーム1個分のカロリー(250キロカロリー)がさらに必要。また、妊婦さんは太りすぎよりも太らなすぎの方が、赤ちゃんの健康にはリスクが大きいので、極端な食事制限は避ける。
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