夏休み自由研究(カラコロッタ編)

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 ついに実機のボールを手に入れた!これで、どう考えても不可解極まりないカラコロッタのボール抽選の闇を白日に晒す時が来たぜ・・・!

①磁力抽選説
磁石にくっつかないので違う。ボールの中に鉄粉が入っているという常連さんもいたが、強力な磁石にもくっつきませんでした。
スピンフィーバーは知らん。

②内圧・外圧調整説
風を送ってボールを吸い込んだり、吐き出したりしているという説。
まさにカイジの沼抽選だが、お年寄りの常連を中心に人気がある説。
まず、吐き出しているという説だが、確かにボールがジャックポットポケットにほぼ入りかけているのに吐き出した例はあるので、機械が予期しないジャックポットを防ぐ仕組みはあるっぽいが、カラコロッタのボールって見た目よりもかなり重い(78グラム)ので、相当強いコンプレッサーが24箇所のポケット全てに搭載されていることになり、ちょっと無理があると思う(ポケット周辺にそういった機構が見られない)。
また、吸い込んでいるという説だが、これは吐き出すよりは容易な気もするけど、やはり24箇所のポケットにダイソンが搭載されていることになり、吸引音がさすがに聞こえると思う。

③発射タイミング調整説
奥さんが提唱。
確かにスペシャルチャレンジでプレーヤーが発射ボタンを押しても、発射遅延が起きて、結局機械が決めている感は否めないので、可能性はある。
また、カラコロッタはルール上、4球目以降は1回でもアウトに入れればゲームを強制終了できるので、正確に任意のポケットを狙えなくても、アウト周辺のエリアにボールを送り続ければ、遅かれ早かれハイベッターの息の根は止められる。
ただ、この説の弱点はスペシャルゾーンの内周抽選が全くコントロールできないということ。なので、サファイアジャックポットが連発するといった、機械のペイアウトを超えた異常事態が起きる可能性がある(実際はない。あって欲しいが)。
とはいえ、通常ゲームに関して言えば、大いに可能性はありそう。特に、各色のポケットが3つずつ続いて固まっている配置の時は、ゲームがすぐに終わるか、かなり長く続くかっていうことが多いんだけど、これは機械がゲーム数を調整しやすい配置ってことなんだろう。

④相対速度調整説
カラコロッタってポケットとポケットのあいだに減速したボールがぶつかって静止することが多いんだけど、そのあとにボールがヌルりと動いてどちらかのボールに入るんだよ。しかも、ボールと近いポケットに入るわけじゃないし。
最初はボールにバックスピンとかがかかっているのかな?って思ってたんだけど、よく見るとボールも回転していないんだよ。本当に静止してんだよね。
そこで出てきたのが、ルーレット盤の速度を変化させることで、ボールとの相対速度を変えてポケットに入れてるのではないかという説。
例えば、回転方向にあるポケットに入れたい場合はルーレット盤を減速させ、回転方向と逆にあるポケットに入れたい場合は加速させるという。
実は、この仕組みってフォーチュントリニティ3のオーシャンジャックポットがやってて、ジャックポットポケットにボールを入れたくない時って、わずかに回転速度を上げてボールを吐き出しているんだよね。かなり精密に速度調整ができるモーターが入ってるんだろうけど。
なので、カラコロッタにもそういった仕組みがあるという可能性は大いにありそう。
ただし、内周抽選は横じゃなくて縦に落ちる穴なので、ちょっと回転速度だけでは難しいような気もする。

⑤静電気抽選説
私が提唱。カラコロッタのボールって実験の結果、アクリル製であることが判明したんだけど、アクリルって電子を奪いやすくて、マイナスに帯電しやすい物質なんだよ。
実際にナイロンとかにボールをこすりつければ、ティッシュとか吸い付くしね。
なので、各ポケットにコンデンサーがついてて、ボールを入れたい場合はプラスに、入れたくない場合はマイナスに帯電させてるんじゃないかっていう。
この説の強みは、内周抽選にも同じ仕組みが使えるということなんだけど、弱点としては78グラムもある重いボールを動かすのに、どれくらいのクーロン力が必要なのかが分からないということ。
まあ、ゲーセンの筐体なので電気は無尽蔵に使えそうな気もするんだけど、確証がないのが弱いんだよね。
でも、アニマロッタでボールの上に抽選ボールが乗っかっちゃって動かなくなったあとに、ヌルりとボールが横移動することがあるじゃん。あれは絶対にボールを引っ張れる仕組みがあるってことで、となるとやっぱり磁石か静電気だと思うんだけど、アクリルは磁石にくっつかないから、やっぱり静電気なんじゃないかっていうね。ここら辺、工学に詳しい人がいたらコメントください。

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 20万枚の預けメダルがカラコロッタの八百長抽選によって13万枚になったのが、今回の研究の動機。

追記
アニマロッタのボールの上にボール乗っかり問題については、メダルゲームで博士号を持つ「くらら」さんが、ルーレット盤の小さな突起で横のポケットに落とすようにしていると教えてくれました。
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これか~!
確かにボールがルーレット盤の外側に行くように傾斜が設けられているしな。こんな単純な仕組みに気づかないなんて・・・節穴か・・・オレは・・・!

※さらに追記
内部がいいと、この小さな突起物を無視してワンダーチャンスをラスト一球で突破したりするので、やはりインチキだと思いました!
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