
きゃわわ(※もう親バカ)。
この日の面会のために、曰くつきのコロナワクチン×3を接種し、くしゃみするなというのがおかしい抗原検査を受け、巨大イナゴを潜入調査するグラント博士のような防護服を着たのだ!

10ヶ月もの長きにわたって苦闘をした奥さんに感謝。奥さんは私と違ってすごい痛みに強いというか、これまでの人生での苦痛の経験値が高い人なので、分娩時も涼しい顔をして医療スタッフを驚かせていたそうです。
子宮が裂けると人によっちゃ絶叫するらしいけど、看護師さんに「麻酔しますか?」って持ちかけられるほど、スンとしていたらしいし。
そんな奥さんでも、つわりは本当に辛かったみたいけどね(一度つわりで吐いてしまった食べ物は体が受け付けなくなるため、どんどん食べられるメニューが減っていく)。逆にあの地獄を乗り越えられたんだから、出産は大丈夫とか言ってて、いくら無痛分娩とは言え、鼻からスイカを出すほどと形容される産みの苦しみに対し、マジで強いなって思っていました。


赤ちゃんのお顔はどんどん変わっていくらしいけど、現時点では大きな目などお母さん似で、めちゃ可愛い。そして、どことなく相島一之さんの運慶っぽい。
お母さんは音大で、私も大学で美術専攻だったから、ここは運慶的な偉大な芸術家になっていただくのも悪くない。相島さんがベビーフェイスだから、頭丸めると赤ちゃんってだけかもしれないけど。
しかし、ハサミムシやトカゲは育てたことがあるけど、赤ちゃんみたいな知的生命体を育てたことはないので、親初心者として赤ちゃんと一緒に成長していきたいと思います。

ちなみに、奥さんが入院の日に洗濯機のところに偶然いたハサミムシ。奥さんは絶叫していたが、何を隠そうハサミムシは私が最も好きな虫なので、これは縁起がいいな、と。ハサミムシくんのおかげで安産だったよ。ありがとう。