『鎌倉殿の13人』最終回について

 先日のオールナイトにゃんちゃんの企画でしたが、結論から言って本当にオールナイトでエンドレスかつコンスタントにミルクを飲み続けていました。
 深夜12時から特に行動が活性化し、昼の12時にやっとウトウトするという自堕落な大学生みたいな生活リズムで、赤ちゃんを育てるのは不眠不休の戦いというフェミ界隈の伝説が、決して大げさではない真実だったことを知りました。

 つーか、ずっとミルクを飲ませていたからベビーベッド使わなかったよ!!

 で、ろくに睡眠をとっていないコンディションで『鎌倉殿の13人』の最終回に突入し、愛する息子のために死の直前まで自己犠牲の塊みたいなことをする北条義時に、同じ子を持つ父親としてタイムリーに感情移入してしまい、ちょっとウルッときてしまった。不覚・・・!
 あと、義時の最後の妻ののえさんだけど、ああいう俗物かつめんどくせー女と結婚しなくて本当に良かったと思った。女らしいといえばそうなんだけど、別にコイツも夫を出世の道具としか見てなかったわけで、それで自分だけ愛されたかったとか虫が良すぎねーかっていう。
 でもまあ、本当に三谷さんが言ってたように、1年間サザエさんみたいなファミリードラマをやってたってことだよね。主人公は北条家ってことだよね。
 ちなみに、三浦義村の「誰が言ったー!?」の元ネタは『合い言葉は勇気』のフナムシ開発の社長ね。

 あと、やっぱり鎌倉時代って法制度があいまいで、秩序を維持するためのシステムを試行錯誤で作っていく過程を描いたっていうのが、わりと今までの大河にはなかったというか、新鮮で楽しかった。もともとこの時代から南北朝時代が好きだったっていうのもあるんだけど。
 今の価値観で行くと、義時の恐怖政治とか、絶対王政の人の支配とか、王権神授説とかひでーなって思うけどさ、当時はそれしか手段を知らなかったっていうかさ。
 よく、欧米と違って日本は市民革命がなかったとか言うけれど、実は平安末期にこういった血で血を洗う革命的な戦いがあって、ある種の法秩序が形成されて言ったって考えれば、ちょっと腑に落ちるというか。
 だから、まがりなりにも法律が機能している、この時代はありがてーな、と。理不尽に殺されないもんね。
 で、近所に3カ国くらい理不尽に殺される恐怖政治の国があるっていうのが冷静に考えるとやばいよなって言う。
 習さんも、金さんも、プーさんも、実は裏で泣きながら抵抗勢力を粛清しているのかもしれないけど。誰かこの3人も救ってやってくれよ。

 私たちは長く生きすぎたのかもしれない。
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