なぜ漫画を実写にするとコケるのか

 まあほとんどコケている感じがありますよね。漫画が原作のドラマや映画って。

 あの理由は単純で「漫画の世界のリアル」と「映画の世界のリアル」がかなり異なるからです。
 基本的に漫画の方が実写映画に比べてディフォルメ度が高いし(なにしろ絵だから)その「漫画絵」にあわせてキャラクターの振る舞いや口調もカリカチュアライズされている。

 たとえば漫画やアニメ等でよく出てくる「いつでも敬語キャラ」。これって漫画の世界だと「丁寧な人だな~」とさほど違和感ないですが、実写映画やドラマにするとやっぱり気持ち悪い。「こんな奴いねえよ」が勝ってしまう。

 だから漫画をドラマにする際はセリフを大きく改変しなければいけない。原作者が何て言おうが知ったこっちゃねえ。漫画口調を変えないと絶対に寒いドラマになることは目に見えているから。

 あといくら今はCG技術で映像を好き勝手にやれるからって「ハットリ君」や「怪物くん」を実写にする意味が分からない。なんであれ企画が通るのかもっと分からない。
 あの手の特にディフォルメ度の高い漫画は、「実写でやれないこと」をやるためにああいう画風や世界観を作っているのに、倒錯しちゃってる。

 どんなにドラマや映画っぽい漫画でも漫画は漫画(絵が実写に近い『20世紀少年』ですら)。ドラマにするにはドラマのコンテキストにコンパイルしないと絶対失敗する。しないならやらない方がいいって!
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