100コマの法則?

 またまた岡田斗司夫さんネタ。この話は漫画描きとしてとても面白かったので。

 最近の漫画は1ページあたりのコマ数が歴史上最低レベルで少ないらしい。ジャンプ黄金時代を支えた編集者の人によれば、ヒット漫画は必ず20ページあたりのコマ数が100コマ(岡田さんの講演では120コマ。どっち??)なんだという。
 売上低迷を続ける(た?)マガジンは、20ページあたりのコマ数が100コマを切っていて、それでは売れないのは当たり前だとかその人が言ったとか、とにかくそんな逸話があるらしい。
 ちなみにその時のマガジンの漫画は、なんと20ページあたりのコマ数が60コマを切っていて、単純計算で1ページ3コマ以下だったという。確かにこれは少ないかも。
 
 漫画のコマが少ないということは、それだけ情報量の密度が少ないって言うことで、そんなスカスカの漫画では読者の心は動かないらしい。へ~
 面白いのは、その当時の漫画家のネーム帳の大きさが小さかったということ。ネーム帳が小さいがために1ページに入るコマの数が必然的に減って(小さい紙にたくさんコマを入れると絵が小さくなっちゃうから)危険水域にまで落ち込んだらしい。
 そこでネーム帳をA4にしたらコマ数が上昇していったというんだけど、私はもともとネームには原稿の大きさに近い紙を使うものだと思っていたから、この話は意外だった。
 この当時のネーム帳はアイディアを書きとめるメモ帳とかに近かったのかな?ジャンプではネームを書くときに普通のルーズリーフを使う先生もけっこういますよ、とか聞いたことあるし。
 
 岡田さんは人の心が動くには情報の臨界量があるとか言っていて、情報が少なすぎるのは絶対だめらしい。いくら大ゴマでドドーンとカッコ良くても。
 確かに名作漫画の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』も『MASTER KEATON』もけっこうコマ入れているもんな・・・

 ただこの話にはおまけがあって、100コマの法則は「ジャンプ黄金時代ではともかく今の漫画では通用しない」と若手編集者はバッサリ切り捨てたとも言う。
 そう!確かに私もジャンプの担当の人に「今の漫画は1ページあたり多くて6コマくらいだね」って言われた経験があるんですよ!じゃないとこまごまして分かりにくく、集中力のない今時の読者は読んでもくれないという・・・
 編集者も世代間で意見が対立しているのが面白いですよね。

 ちなみに私の漫画のコマ数なんですがびっくりしました。どの漫画もまるで計ったかのように20ページあたり115コマ前後!

 つまり1ページあたり5.75コマ。なんか無意識的な癖みたいなのがあるのかな??そのコマ数がいいのか分かりませんが、本当に驚いたな~・・・
 漫画描く人やってみると楽しいですよ!
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