ダイナソーハンティング ~失われた大地~

 2003年にリリースされたギアナ高地で恐竜を狩るアクションシューティングゲーム。次に描く漫画の関係で何年ぶりかにプレイしてみた。恐竜ハンターの話だからイメージの参考になるかと思って。
 そういえばこのゲームがやりたいがためだけにXボックスを購入した私。しかし哀しいことにXボックスは大して流行らなかったよね。たどった歴史がドリームキャストとちょっと似ているw。
 ソフトも少ないうえにPS2とかの他のハードでも遊べるタイトルも結構あったし。まあXボックス360は好調のようで何よりです。もってないけど。

 で、このゲーム、パッケージの裏のあらすじがかなりいい感じでまさかの夢にまで見たデザーテッドアイランドの恐竜版?とワクワクしたんですけど、「デザーテッドアイランド」のように地味ながらも渋い生物学的薀蓄が次々に聞けるゲームでもなく、時代考証もひどいものがある。
 1910年に登場人物たちが小型インカムで無線通信しているし、服装もとてもじゃないが20世紀初頭のものではない。もっといえば現代でもない。異世界か、もしくは未来w。
 おそらくこれって、舞台を1910年に設定する前に現代物としてキャラクターを造形しちゃったんだと思う。だから時代とキャラデザインや科学力が食い違っちゃった。
 というわけでギャグならまだしも、至って真面目に間違っているから、意図的に知的なトンデモを見せ付けてくれた「デザーテッドアイランド」と比べるのもおこがましい。

 トンデモといえば衝撃のラストステージ。登場人物はとにかく恐竜の復元やチョイスは結構マニアックで(アンペロサウルスとか出てくるし)なかなかよかっただけに、このラストステージはガッカリ。
 でかい魚を食べると、体長6メートルのケラトサウルスが体長35メートルのスーパーサウルスよりも巨大化する(正確にはでかい魚→スピノサウルス→ケラトサウルス)ってスーパーマリオじゃあるまいし、このゲームを作ったやつは進化論をまったく理解してないね。私はこのラストステージ、脳内でなかったことにしてます。
 しかしゲームを作る人もラスボスはここまでやらなきゃダメなのかねえ?こんな架空の怪獣出すなら、ハナからモンスターでやればいいじゃんっていつも思うんだけど。

 それでこのゲームの一年後に出た「モンスターハンター」は、ハナから架空のモンスターで~すって言う建前で、ほとんど既存の恐竜丸パクリの想像力のかけらもないモンスターを出しているわけだ。恐竜に似ていると度々言われるウルトラ怪獣ですらここまでひどくないぞ。 
 哀しいのは「モンスターハンター」がここまで流行っても、それをプレイした人が恐竜に興味を持たないって事だよ。あのゲームに出てくるような動物がかつて実在したって言うのがすごいって思わないのかな?
 それなら恐竜博に「モンスターハンター」のコーナーなんて、科学的な恐竜博が汚れるから作らないでくれって思う。調子乗ってグレゴリー・ポールの恐竜骨格図風にモンスターの骨格描いてるんじゃえぞコラ!
 分類表記のミスですら怒り狂った金子隆一さんなんて呆れ返ってものも言えないだろうね。もし仮に金子さんが2009年の恐竜博のモンスターハンターコーナーを逮捕覚悟で破壊するって言ったなら、私もウォーハンマー片手に突撃しただろうよ。

 ・・・あれ話がそれてる・・・こういう偏屈なやつがいるから恐竜の正しいイメージが普及しないんだろうね。さかなクンみたいに社交的で明るいカリスマ性のあるタレント研究者が恐竜にもいればいいんだけどね。

 話を戻すけど、なんだかんだで「ダイナソーハンティング」はゲームとしてはなかなか楽しい。調子に乗って全ての恐竜を捕獲して、隠しキャラも全て出しちゃったよ。
 恐竜は視覚のほかに匂いや音にも反応するから、風下の茂みに身を隠して狙撃しないと襲われるとか、なかなかリアルで凝っている。
 せっかくここまで凝ったんだから、最後の架空の恐竜と登場人物は何とかなんなかったのかってとっても残念でならない。あんなラスボスよりもラストステージは火山を噴火させたほうが迫力あった気がするけど。あそこまで伏線はったんだから・・・
 ラスボスを出すのをやめて「デザーテッドアイランド」の人があの写実調の画風でキャラデザインしたらもう感涙だったよ。
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