第二種電気工事士覚え書き⑤

 三連休は再び東武動物公園にアニマル分を摂取しに行きました。

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ほぼオヴィラプトルと噂のヒクイドリ。毎回撮影しているけど、翼のあたりにある謎の爪?が気になる。

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これ。教えてこしさん。

電気工事の施工方法
施設する場所によって工事の種類が異なる。
①展開した場所(壁面、天井面など)
②点検できる隠蔽場所(天井裏、押し入れなど)
③点検できない隠蔽場所(床下、壁内、天井懐など)

また、それぞれに、乾燥した場所と水気・湿気のある場所がある。

合成樹脂管、金属管、2種金属可とう管、ケーブル工事
どこでも施工可能。

がいし引き工事
点検できない場所は不可。 

金属ダクト、金属製線ぴ、ライティングダクト工事
湿気場所は不可。

危険な施設場所での工事
粉じんの多い場所(マグネシウム、アルミニウム、小麦粉、でん粉など)や、可燃性ガス(プロパンガスなど)や危険物(ガソリン・石油)がある場所のこと。
電気スパークによる引火・爆発事故の可能性がある。
合成樹脂管、金属管、ケーブル工事以外は不可。

がいし引き工事
がいしとは、造営材との間隔や、電線相互の間隔を一定に保つために絶縁電線を支持するための絶縁材のこと。
建物の引き込み線取付点の部分や、送電線の支持具にも使われている。多くは磁器製でガラス製のものもある。
がいし引き工事とは、造営材に配線路に沿ってがいしを取り付け、電線をがいしに固定して配線する工事。
電線はバインド線を使って固定する。
最近はほとんど見かけないが、田舎の旧家ではたまに見かける。
点検できない隠蔽場所のみ施工不可。
使用可能電線はOW線、DV線以外の絶縁電線。
弱電流配線、水道管、ガス管とは10センチメートル以上離す。

ケーブル工事
ケーブルをサドルやステップルなどの器具で造営材に取り付ける工事。
危険な場所を除く全ての場所で施工可能。
支持点間の距離は2メートル以下だが、接触防護装置を施し、垂直に取り付ける場合は6メートル以下。
ケーブルの屈曲半径はケーブルの外径の6倍以上が原則。つまり曲げすぎない。
重量物の圧力、機械的衝撃を受ける場所では、防護措置が必要。
地中埋設配線はケーブルのみ使用可能で絶縁電線は不可。
道路など重量物の圧力を受ける場所では、埋設の深さは1.2メートル以上。
受けない場所では0.6メートル以上。

金属管工事
金属製の電線管の中に電線を通して配線する工事。
造営材にサドルで固定する露出配管と、コンクリートに埋め込む埋設配管がある。
金属製の電線管は衝撃に強いため、すべての施設場所に施工が可能。
使用できる電線はOW線以外の絶縁電線。
絶縁電線の接続は必ずボックス内で行い、金属管内では禁止。

工事に用いる材料
アウトレットボックス
ブッシング:金属管の終端に使用。
ノーマルベンド:カーブのコースを作りたいとき。
サドル:金属管を造営材に取り付ける。
コンビネーションカップリング:異なる種類の金属管をつなぐ。

電磁的平衡
1つの回路の電線は同一管内にまとめて収納しなければならない。
その理由は、金属管内の電線に電流が流れると、交流電流によって磁界が変化し、渦電流が発生、これにより金属管が過熱される恐れがあるため。
例えば、単相2線式の配線を同じ管内に収めると渦電流が互いに打ち消し合う。

接地工事の省略
管長4メートル以下で乾燥した場所。
対地電圧150V以下&管長8メートル以下で簡易接触防護措置を施す。

金属可とう電線管工事
曲げてたわめることができる可とう管に電線を通して配線する工事。
振動の発生する電動機などの配線でよく用いられる。
金属可とう電線管には1種と2種があり、2種のプリカチューブの工事は全ての場所に施工可能。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
管の長さが4メートル以下ならば、D種接地工事を省略できる。

合成樹脂管工事
金属管に比べて安価で、高絶縁性、化学薬品に対する高抵抗力、加工の容易性、接地工事が不要などの特徴があるが、熱によって溶融・変形したり、直射日光によって割れたりする恐れがある。
金属管工事と同様、露出配管と埋設配管があり、施工規定もほぼ同様である。
全ての施設場所に施工可能。
OW線以外の絶縁電線を使用。原則としてより線を使う。
管の屈曲半径は管の内径の6倍以上。
支持点の間隔は1.5メートル以下。

金属線ぴ工事
線ぴとは、電線を収めるとい状の収納材で幅が5センチメートル以下のもの(「ぴ」とは「とい」のこと)。
つまり、線ぴ工事とは、線ぴを壁や天井をはわせて電線を収めて配管工事を行うこと。
屋内の乾燥している場所でしか施行できない。また、使用電圧は300V以下という制限もある。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
金属線ぴどうし、金属線ぴとボックスの接続は、堅牢でかつ電気的に完全に接続。
長さ4メートル以下、もしくは対地電圧150V以下&線ぴが8メートル以下で簡易接触防護措置がされている、または乾燥した場所ならD種設置工事が省略できる。
金属製の線ぴには以下の2つのタイプがある。

メタルモール(1種金属線ぴ)
幅4センチメートル未満。
壁面露出で電線を配線する。

レースウェイ(2種金属線ぴ)
幅4センチメートル以上、5cm以下。
蛍光灯など、天井から吊り下げて使用する。

ダクト工事
幅5センチメートルを超える管をダクトという(それ以下は線ぴ)。
ダクト工事には大きく3つあるが、密閉性や強度において金属管に劣るため、どれも湿気場所には施工できない。
ダクトの終端部はダクトエンドで閉塞する。

金属ダクト工事
厚さ1.2ミリ以上の鉄板、またはそれと同等以上の強さの金属を使用する。
支持点間の間隔は3メートル以下。
ダクト内に収める電線の断面積はダクト内断面積の20%以下。
使用電圧300V以下ならD種接地工事。
300V以上はC種接地工事。ただし接触防護措置をすればD種。

フロアダクト工事
床下から電源を取るためにコンクリートフロアに埋め込む金属製ダクト。
接地工事は省略できない。

ライティングダクト工事
一般的にはライティングレールと呼ばれる。
店舗などの照明の配線に使うダクト。
ダクト内のレールに沿わせてひと組の線状導体が設けられており、レールに装着された照明器具が任意の位置に移動しても通電が可能。
照明器具には専用の取り付けプラグが必要。
支持点間隔2メートル以下。
電路には漏電遮断器を施設(簡易接触防護措置をすれば省略可)。

ネオン放電灯工事
専用の器具・材料を使うほか、配線はがいし引き工事で行わなければならない。
ネオン電線を支えるがいしをコードサポート、ネオン放電灯を支えるがいしをチューブサポートという。
支持点間の間隔は1メートル以下。
ネオンの点灯には高電圧が必要なため、ネオン変圧器(ネオントランス)も必要。
電源側には20A配線用遮断器、あるいは15A漏電遮断機を設ける必要がある。

ショウウインドウ内配線工事
コードやキャブタイヤケーブルは造営材に固定することを禁じられているが、ショウウインドウやショウケース内では美観上、差込接続器からの配線なら、造営材への固定が条件付きで認められている。
施設条件は、外部から見えやすい乾燥した場所で、かつ内部が乾燥した状態で使用すること。
コードどうしの接続はコード接続器を使う。

平型保護層工事
フラットな合成樹脂絶縁電線(アンダーカーペットケーブル)を用いて、カーペットやタイルの下に配線する工事。
ビルの室内配線ではできるが、住宅ではできない。
さらに点検できる隠蔽場所でかつ乾燥した場所のみ。
D種接地工事によって接地する。

小勢力回路
玄関のチャイムなど電力をあまり必要としない回路。
小型変圧器で60V以下に変圧した電源を使用し、電線は直径0.8ミリ以上ならOK。

木造メタルラス壁の貫通処理
メタルラスとは壁のモルタルがはがれないように下地に貼り付けた金属製の網のこと。
この網とケーブルや金属管が接触していると漏電した時に木造壁から出火する恐れがあるため、まず、金属網の貫通部分を十分な大きさに切り開き、貫通部分のケーブルや金属管は耐久性のある絶縁管(防護管)または絶縁テープで絶縁する。
絶縁管は合成樹脂管を短く切断したもの。

接地工事
A~D種の4種類あるが、試験に出題されるのはCとDのみ。

A種接地工事
高圧(600V~7000V)または特別高圧(7000V~)用機器の金属架台および金属外箱の接地。

B種接地工事
柱上トランスの二次側の中性線の設置。
これはだいたい電力会社がやる。

C種接地工事
低圧(300~600V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。

D種接地工事
低圧(~300V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
接地方法よりは、D種設置工事を省略できるケースを聞かれることがほとんどだという。

接地抵抗
接地電極と大地間の抵抗。
接地電極を埋め込む土壌の状態によって大きく左右される。
接地抵抗が大きいと電気を逃がしにくくなるため、接地抵抗の値と設置線の太さが決められている。
ちなみに、C種では10Ω以下、D種では100Ω以下。
接地線は1.6ミリ以上の軟銅線。

D種接地工事の省略
・対地電圧150V以下用の機器を乾燥した場所に施設する場合。
・低圧用機器を木製床、絶縁台などの上で取り扱う場合。
電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・乾燥した場所で、定格感度電流が15A以下、動作時間が0.1秒以下の漏電遮断機を施設した電気機器。

漏電遮断器の施設
金属製外箱を持つ使用電圧60V超の人が容易に触れる電気機器には、漏電遮断器を設置する。

漏電遮断機の省略
・電気機器を乾燥した場所に施設する場合。
・水気のない場所にある対地電圧150V以下の電気機器。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・電気機器に施工された接地工事の接地抵抗値が3Ω以下。

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これにて電気工事編は終了。最後は、リストラされたと思ったら、動物園の奥の方でしっかりと存在感をアピールしていたヘビクイワシでお別れです。
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