佐野のフォーチュントリニティ3は一度ブッ壊れてからペイアウト率が大幅に下がって常連の方々も誰もやらなくなっちまった・・・(´;ω;`)いくらなんでも北斗の拳以下は締め付けすぎだろ。
このシリーズは、太田に1があって、立川で2、佐野で3と制覇したわけだが、やっぱり2が一番好き。ネット上では評価が低いけど。あと1のナレーションはセイン・カミュなんねw
1は確変の世界遺産モードになると世界地図が出て、各世界遺産の位置まで教えてくれるのがいい。これは普通に勉強になる。また、ボーナスステップもちゃんと地図上を冒険している感じのルートがあって、こういう細かなこだわりが3では継承されなかったのが残念でならぬ。
2は、実況のおじさんがとにかく良かった。あと、ジャックポットチャンスが一番当たりやすいと思う。ちなみに相棒の女の子が可愛い。
3は、とにかくジャックポットチャンスにたどり着くまでがなげーよバカって感じ。ジャックポットじゃないからね。ジャックポットチャンスまでが、だからね。でも曲が一番いいんだよな。ワールドジャックポットチャンスの内周のテーマとか。サントラが普通に欲しい。
いずれにせよ、こういうゲームって大当たりが出ないとわかると一気に冷めてしまうもんで、最近ではクイズマジックアカデミーに浮気してるんだけど、このゲームは世界観というか、絵柄がオタクっぽくて、初代からそこが嫌なんだよな。もともとはセガのアンサー×アンサー派だったからね。
でもまあ、絵に目をつむると検定モードは割と面白い。別に、ためになるとか見識が深まるわけではないのだけど、自分の知識がどれほどなのか確認できるのがちょっと楽しい。
惜しむらくは、地学検定のS判定に14点届かなかったのがバカヤローっていうかね(アニマル検定はS行けたが)。つーか電気工事士検定とか作ってくれねえかな。
さて、最近はソニックブレイドがゲームよりも楽しくなってきて、まあ徐々に体が思い出してきたっていうか。ああ、こんなふうに描いてたなっていう。けっこう体が覚えてるんだよね。いける、いけるみたいな。
で、本当に漫画って勉強の10倍は頭使うよなってつくづく思うよ。そりゃ、学生時代勉強なんてしないよな。こっちのほうがずっと高度だもん。勉強ってただ授業の内容を覚えるだけだからね。本質的な思考なんてしてないわけだ。本当に主体的に考える力を身につけるならば、やっぱりゼロベースからやらないと。それを教師が教える時点で矛盾があるし、教えられるものでもないと思うんだよね。
で、ネームなんかさ、原稿のスペースが決まっているからさ、あれだよね。陣取りゲームみたいだよなって。読者の視線誘導やページめくりのタイミングにも合わせないといけないから、なかなか頭を使うというか。ただ、わりと直感やセンスも大きいんだけど。
久しぶりに作業すると、とにかくすべてが新鮮なんだよね。19歳の自分ってこんなこと考えていたのか、みたいな。
例えば、この漫画は特殊機甲動物っていう怪獣が出てくるんだけど、みんな哺乳動物なんだよね。これなんかは、ウルトラ“怪獣”とか言うけど、別に怪しい獣じゃないよなっていう疑問がずっとあって。なんで獣なのに、恐竜ベースのデザインが多いんだろうっていう。で、ソニックブレイドの怪獣はちゃんと獣にするぞっていう方針にしたんだろうなあとか。
あと、えるちゃんなんかは、本当はもっと何やってもダメな女の子(勉強、運動、料理全てダメ)の予定だったんだけど、そうなるとマルスくんと会話が成立しないから結局ちょっと会話内容が賢くなっちゃった、とか。
一番すごいのはメインプロットで、これは、よくある(最近は見られないのかな)主人公の成長物語を皮肉っててすごい面白いんだけど、なにしろ長編なので。ひとつのアイロニーを30話くらい使って成立させてるというね。
そんな感じで、ちびちび描いてますので、徐々にアップロードしていく予定です。
追記:なぜフォーチュントリニティが壊れて出なくなったか、店側の立場になって考えた。ジャックポットの払い出しがフィールドWinになる➡すぐメダル切れる➡店員が補充➡めんどくさい。そういうことかぁ!
追々記:優しい店員さんから聞いたんだけど、各ステーションのホッパーって1000枚ちょいしか補充できないんだって。横穴に飲まれたのは別の箱に入るから内部でメダルは循環してないという(ジャックポットのセンター払い出しの場合は各ステーションのホッパーからセンターにメダルを集めている)。
あんなテクノロジーあるんだからメダルの出し入れを循環させられそうだけど、ここは哲学の問題で、営業と開発の考え方が違うんだってさ。
つまり、メダルを送るホッパーも、メダルを飲んで貯めるボックスも、それぞれ店員が定期的にメダルを補充したり回収したりしないといけない。こ・・・これは超めんどくさい。
でも週末や土日はフィーバーするね。接待日かっていうくらい。レジェンドモードからのインパッチ・・・じゃなかった5100でござぁます。
あとグラウンドジャックポットは回転速度が速い時があって、この時はかなりジャックポットの期待度が高い。3回くらい当たりました。
第二種電気工事士覚え書き⑧
2019-02-12 18:43:08 (5 years ago)
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カテゴリタグ:
- 技術
短いようで短かった電気工事士の勉強も最終章。
ラストは単線図→複線図の書き起こし問題。出題回路はそこまで複雑ではないが、ある程度パターンを暗記しないと、なかなかのMYSTになると思われる。
配線図
基本ルール。
負荷は電源の接地側につなぐ。
スイッチ●は電源の非接地側につなぐ。
単線図
電気は行きと帰りで2本の電線があるが、実際の配線図では省略されて1本の線で書かれている。これを単線図という。
単線図は実際に行われる結線は書かれてないので、配線工事に当たっては複線図に書き起こすことになる。
配線器具の極性
触れる恐れのある方を接地側(白いコードをつなぐ)にする。
わたり線
連結器具同士を結ぶ配線のこと。
ジョイントボックス
点線で書く。
2連スイッチ
同じ取り付け枠に単極スイッチが2個用意されていて、各々のスイッチで別々の電灯をON/OFFするもの。
リングスリーブ
ボックス内の電線同士をつなぐ接続材料で、専用のペンチを使って圧着する。
接続電線の断面積の合計値によって用いるサイズが変わる。
8平方ミリ以下:小
14平方ミリ未満:中
14平方ミリ以上:大
ちなみに、太さ1.6ミリメートルの電線の断面積は2平方ミリ。
太さ2.0ミリメートルの電線の断面積は3.5平方ミリ。
リングスリーブ○
最も小さいサイズ。
太さ1.6ミリの電線を2本しか圧着できない。
リングスリーブ小
1.6ミリの電線は3~4本。
2.0ミリの電線は2本圧着できる。
リングスリーブ中
1.6ミリの電線は5~6本。
2.0ミリの電線は3~4本圧着できる。
リングスリーブ用圧着ペンチ
グリップカラーは黄色。
リングスリーブのサイズによって圧着ペンチの使用箇所が異なるのに注意。
1.6×2:○の刻印があるリングスリーブ
小:小の刻印があるリングスリーブ
中:中の刻印が以下略
タイムスイッチ・自動点滅器
どちらも、内部回路図に起こすと、3つの端子があることがわかる。
左の給電端子S1は電源の非接地側に接続(黒いコード)。
中央の給電端子S2は電源~電灯の接地側端子に接続(白いコード)。
右の負荷への接続端子Lは電灯の非石器側に接続(黒いコード)。
内部の構造が異なる製品も出題されることがあるが、単極スイッチの固定極(だいたいタイマーやセンサーがついている)に非接地側電線をつなぐということだけ覚えれば攻略できる。
ラストは単線図→複線図の書き起こし問題。出題回路はそこまで複雑ではないが、ある程度パターンを暗記しないと、なかなかのMYSTになると思われる。
配線図
基本ルール。
負荷は電源の接地側につなぐ。
スイッチ●は電源の非接地側につなぐ。
単線図
電気は行きと帰りで2本の電線があるが、実際の配線図では省略されて1本の線で書かれている。これを単線図という。
単線図は実際に行われる結線は書かれてないので、配線工事に当たっては複線図に書き起こすことになる。
配線器具の極性
触れる恐れのある方を接地側(白いコードをつなぐ)にする。
わたり線
連結器具同士を結ぶ配線のこと。
ジョイントボックス
点線で書く。
2連スイッチ
同じ取り付け枠に単極スイッチが2個用意されていて、各々のスイッチで別々の電灯をON/OFFするもの。
リングスリーブ
ボックス内の電線同士をつなぐ接続材料で、専用のペンチを使って圧着する。
接続電線の断面積の合計値によって用いるサイズが変わる。
8平方ミリ以下:小
14平方ミリ未満:中
14平方ミリ以上:大
ちなみに、太さ1.6ミリメートルの電線の断面積は2平方ミリ。
太さ2.0ミリメートルの電線の断面積は3.5平方ミリ。
リングスリーブ○
最も小さいサイズ。
太さ1.6ミリの電線を2本しか圧着できない。
リングスリーブ小
1.6ミリの電線は3~4本。
2.0ミリの電線は2本圧着できる。
リングスリーブ中
1.6ミリの電線は5~6本。
2.0ミリの電線は3~4本圧着できる。
リングスリーブ用圧着ペンチ
グリップカラーは黄色。
リングスリーブのサイズによって圧着ペンチの使用箇所が異なるのに注意。
1.6×2:○の刻印があるリングスリーブ
小:小の刻印があるリングスリーブ
中:中の刻印が以下略
タイムスイッチ・自動点滅器
どちらも、内部回路図に起こすと、3つの端子があることがわかる。
左の給電端子S1は電源の非接地側に接続(黒いコード)。
中央の給電端子S2は電源~電灯の接地側端子に接続(白いコード)。
右の負荷への接続端子Lは電灯の非石器側に接続(黒いコード)。
内部の構造が異なる製品も出題されることがあるが、単極スイッチの固定極(だいたいタイマーやセンサーがついている)に非接地側電線をつなぐということだけ覚えれば攻略できる。
第二種電気工事士覚え書き⑦
2019-02-12 18:35:29 (5 years ago)
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カテゴリタグ:
- 技術
一般電気工作物の保安に関する法令
鬼門の法律系が来たよ~!
主に出題されるのは、電気保安4法(電気事業法、電気工事士法、電気用品安全法、電気工事業法)。順に見ていきましょう。
電気事業法
電気事業の許認可・保安、電気工作物の区分を規定する法律。
電気工作物とは、電気事業者と一般家庭が使用する電気設備や電気機器、器具のこと。発電所や変電所、工場など大規模なものから屋内配線、家庭内の電気使用設備まで多くの種類を含む。
試験範囲は次のふたつ。
一般用電気工作物
①600V以下の低圧で受電する電気設備。
②それと同じ構内にある小出力発電設備。
自家用電気工作物
①600V超の高圧で受電するビルや工場などの電気設備。
②小出力発電設備以外の発電設備。
③構内の施設にわたる電線路を有する電気設備。
電気工事士法
法律の目的は、電気工事の欠陥による災害の発生防止であり、電気工事士の義務と、電気工事士ができる工事の種類を規定する。
電気工事士の義務
・作業は電気設備技術基準に適合するように行う。
・作業を行うときは、電気工事士免状を携帯する。
・電気用品安全法に適合した電気用品を使用する。
電気工事士でなければできない作業
ちなみに電気工事士の作業の補助は資格がなくてもできる。
・電線管、線ぴ、ダクトなどに電線を収める。
・電線管の曲げ、ねじ切り。
・電線間相互の接続、電線管とボックスの接続。
・金属製のボックスを造営材に取り付ける(もしくは取り外す)。
・電線管、線ぴ、ダクトなどをメタルラス・ワイヤラス・金属板張りの部分に取り付ける(取り外す)。
・相営材への配電盤の取り付け(取り外し)。
・接地極の地面への埋設。
電気工事士でなくてもできる作業
・使用電圧600V以下の電力量計、電流制限器(アンペアブレーカ)、ヒューズの取り付け(取り外し)。
・小型変圧器の二次側(36V以下)への配線作業。
・電線を支持する柱、腕木などの設置。
・地中電線用の暗きょや管の設置。
電気工事士免状
交付:都道府県知事に申請。
再交付:紛失・汚損したとき。
書き換え:記載事項に変更があったときだが、住所変更は書き換えをしなくてもよい。
返納:都道府県知事は電気工事士が法令に違反した場合、返納を命じることができる。
電気設備技術基準・解釈
電気設備の保安を確保・維持するために電気事業法に基づき、省令で定められた技術基準。
具体的な数値は、電気設備の技術基準の解釈で定められている。
電圧の区分
交流と直流で異なる。
低圧:600V以下(交流)。750V以下(直流)。
高圧:600V超7000V以下(交流)。750V超7000V以下(直流)。
特別高圧:7000V超。
住宅の屋内電路の対地電圧の制限
感電や火災の危険が多いので、特に厳重に規制されている。
原則として対地電圧は150V以下にしなければならない。
ただし、定格消費電力が2kW以上の電気機械器具(大型冷暖房、温水器など)を接続する場合は、以下の条件を満たせば、例外的に対地電圧を300V以下にすることができる。
①電気機械器具の使用電圧は300V以下。
②簡易接触防護措置。
③屋内配線と直接接続。
④専用の開閉器と過電流遮断器の施設。
⑤漏電遮断器の施設。
電気用品安全法
電線や配線器具などの電気用品の製造や販売を規制する法律。
これらの製造や販売・輸入は経済産業大臣への届け出が必要。
なお、電気用品のうち、特に危険または障害の発生する恐れのあるものを特定電気用品といい、検査機関による基準の適合検査(=安全性の証明では必ずしもない)を受けなければならない。これをクリアすると適合表示マーク〈PS〉Eが付けられる。
また、承認された電気用品にはマークの他、届け出事業者名、登録検査機関名、定格電圧、定格電流が表示される。
ちなみに、特定電気用品以外の適合表示マークは外枠がひし形ではなく円で、(PS)Eとなっており、こちらは製品検査さえすれば認証がなくても表示できる。
電気工事業法
電気工事業を営む者の登録や業務の規制をする法律。
電気工事業を行う場合には、定められた役所(都道府県内に2つ以上の営業所なら経産大臣、1つだけなら藤堂府県知事)に登録電気工事業者として登録をしなければならないが、これは必ずしも電気工事士が行う必要はない(電気工事会社の経営者でもOK)。
登録の有効期間は5年で、廃止や変更は30日以内に登録申請先に届け出る。
電気工事業者の義務
以下の4つがある。
①主任電気工事士を営業所ごとに置く。
主任電気工事士になれる人は、第一種電気工事士、もしくは第二種電気工事士で3年以上の実務経験がある者。
②測定器具の常備義務
営業所ごとに絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計を備える。
③標識の掲示
営業所および電気工事の施工場所ごとに、その見えやすい場所に以下の事項を記載した標識を掲示しなければならない。
・氏名または名称
・登録番号・登録年月日
・その他経産省令で定める事項(代表者の氏名、営業所の名称、電気工事の種類、主任電気工事士などの氏名)
④帳簿の記載・保存
営業所ごとに電気講義の内容(注文者の氏名と住所、電気工事の種類と施工場所、施工年月日、主任電気工事士および作業者名、配線図、検査結果)をまとめた帳簿を備え、5年間保存する義務がある。
鬼門の法律系が来たよ~!
主に出題されるのは、電気保安4法(電気事業法、電気工事士法、電気用品安全法、電気工事業法)。順に見ていきましょう。
電気事業法
電気事業の許認可・保安、電気工作物の区分を規定する法律。
電気工作物とは、電気事業者と一般家庭が使用する電気設備や電気機器、器具のこと。発電所や変電所、工場など大規模なものから屋内配線、家庭内の電気使用設備まで多くの種類を含む。
試験範囲は次のふたつ。
一般用電気工作物
①600V以下の低圧で受電する電気設備。
②それと同じ構内にある小出力発電設備。
自家用電気工作物
①600V超の高圧で受電するビルや工場などの電気設備。
②小出力発電設備以外の発電設備。
③構内の施設にわたる電線路を有する電気設備。
電気工事士法
法律の目的は、電気工事の欠陥による災害の発生防止であり、電気工事士の義務と、電気工事士ができる工事の種類を規定する。
電気工事士の義務
・作業は電気設備技術基準に適合するように行う。
・作業を行うときは、電気工事士免状を携帯する。
・電気用品安全法に適合した電気用品を使用する。
電気工事士でなければできない作業
ちなみに電気工事士の作業の補助は資格がなくてもできる。
・電線管、線ぴ、ダクトなどに電線を収める。
・電線管の曲げ、ねじ切り。
・電線間相互の接続、電線管とボックスの接続。
・金属製のボックスを造営材に取り付ける(もしくは取り外す)。
・電線管、線ぴ、ダクトなどをメタルラス・ワイヤラス・金属板張りの部分に取り付ける(取り外す)。
・相営材への配電盤の取り付け(取り外し)。
・接地極の地面への埋設。
電気工事士でなくてもできる作業
・使用電圧600V以下の電力量計、電流制限器(アンペアブレーカ)、ヒューズの取り付け(取り外し)。
・小型変圧器の二次側(36V以下)への配線作業。
・電線を支持する柱、腕木などの設置。
・地中電線用の暗きょや管の設置。
電気工事士免状
交付:都道府県知事に申請。
再交付:紛失・汚損したとき。
書き換え:記載事項に変更があったときだが、住所変更は書き換えをしなくてもよい。
返納:都道府県知事は電気工事士が法令に違反した場合、返納を命じることができる。
電気設備技術基準・解釈
電気設備の保安を確保・維持するために電気事業法に基づき、省令で定められた技術基準。
具体的な数値は、電気設備の技術基準の解釈で定められている。
電圧の区分
交流と直流で異なる。
低圧:600V以下(交流)。750V以下(直流)。
高圧:600V超7000V以下(交流)。750V超7000V以下(直流)。
特別高圧:7000V超。
住宅の屋内電路の対地電圧の制限
感電や火災の危険が多いので、特に厳重に規制されている。
原則として対地電圧は150V以下にしなければならない。
ただし、定格消費電力が2kW以上の電気機械器具(大型冷暖房、温水器など)を接続する場合は、以下の条件を満たせば、例外的に対地電圧を300V以下にすることができる。
①電気機械器具の使用電圧は300V以下。
②簡易接触防護措置。
③屋内配線と直接接続。
④専用の開閉器と過電流遮断器の施設。
⑤漏電遮断器の施設。
電気用品安全法
電線や配線器具などの電気用品の製造や販売を規制する法律。
これらの製造や販売・輸入は経済産業大臣への届け出が必要。
なお、電気用品のうち、特に危険または障害の発生する恐れのあるものを特定電気用品といい、検査機関による基準の適合検査(=安全性の証明では必ずしもない)を受けなければならない。これをクリアすると適合表示マーク〈PS〉Eが付けられる。
また、承認された電気用品にはマークの他、届け出事業者名、登録検査機関名、定格電圧、定格電流が表示される。
ちなみに、特定電気用品以外の適合表示マークは外枠がひし形ではなく円で、(PS)Eとなっており、こちらは製品検査さえすれば認証がなくても表示できる。
電気工事業法
電気工事業を営む者の登録や業務の規制をする法律。
電気工事業を行う場合には、定められた役所(都道府県内に2つ以上の営業所なら経産大臣、1つだけなら藤堂府県知事)に登録電気工事業者として登録をしなければならないが、これは必ずしも電気工事士が行う必要はない(電気工事会社の経営者でもOK)。
登録の有効期間は5年で、廃止や変更は30日以内に登録申請先に届け出る。
電気工事業者の義務
以下の4つがある。
①主任電気工事士を営業所ごとに置く。
主任電気工事士になれる人は、第一種電気工事士、もしくは第二種電気工事士で3年以上の実務経験がある者。
②測定器具の常備義務
営業所ごとに絶縁抵抗計、接地抵抗計、回路計を備える。
③標識の掲示
営業所および電気工事の施工場所ごとに、その見えやすい場所に以下の事項を記載した標識を掲示しなければならない。
・氏名または名称
・登録番号・登録年月日
・その他経産省令で定める事項(代表者の氏名、営業所の名称、電気工事の種類、主任電気工事士などの氏名)
④帳簿の記載・保存
営業所ごとに電気講義の内容(注文者の氏名と住所、電気工事の種類と施工場所、施工年月日、主任電気工事士および作業者名、配線図、検査結果)をまとめた帳簿を備え、5年間保存する義務がある。
第二種電気工事士覚え書き⑥
2019-02-12 18:29:06 (5 years ago)
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カテゴリタグ:
- 技術
電気設備竣工検査の流れ
以下の4つのステップがある。
①目視点検
目で見たり、さわったりして、法に則って適切に工事されているかを確認する。
②絶縁抵抗測定
電路の絶縁が保持されているかを調べるため、絶縁抵抗計(メガー)によって測定する。
③接地抵抗測定
接地状態を接地抵抗計(アーステスタ)によって測定。
④導通試験
回路計(テスタ)などを使って、配線が正しくつながっているか調べる。
絶縁抵抗の測定
絶縁抵抗の値は電気設備技術基準によって定められている。
絶縁具合を測定する電路に直流電圧を与え、その電圧の値と漏えいした電流として検出される電流の値から絶縁抵抗値MΩを求める。
屋内配線の電路と大地の間の絶縁抵抗は、分岐開閉器をオフにして、スイッチ類を全てオン、負荷を使用している状態にして、メガー(E端子は接地極、L端子は分岐開閉器につなぐ)から電路に直流電圧をかけることで測定することができる。
電線間の絶縁抵抗は負荷を取り外して計測する。
使用電圧300以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ(※対地電圧150V以下)か0.2MΩ(※対地電圧150V超)以上。
300V超の場合、0.4MΩ以上。
接地抵抗の測定
アーステスタのスイッチを入れて調整ダイヤルを回す。
アーステスタの針が中心を指したときのダイヤル目盛り値を読む。
この値が小さいほど、アースの役割をよく果たしている。
E極(緑)、P極(黄)、C極(赤)の各接地極は、それぞれ10メートル程度離す。
C種接地工事の場合、接地抵抗は10Ω以下(厳しい)。
D種接地工事の場合、100Ω以下(ゆるい)。
例外として、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置付きの場合は500Ω以下。
電流・電圧・電力の測定
電流計と電圧計は割愛。
分流器
電流計の測定範囲を広げてくれる。電流計に並列につなぐ(電気抵抗をさらに下げる)。
回路を流れる電流の大きさIは、電流計に流れる電流Irに(1+電流計の抵抗r/分流器の抵抗R)をかければ求められる。
倍率器
電圧計の測定範囲を広げてくれる。電圧計に直列につなぐ(電気抵抗をさらに上げる)。
回路を流れる電圧の大きさVは、電圧計に流れる電圧Vrに(1+倍率器の抵抗R/電圧計の抵抗r)をかければ求められる。
変流器(CT)
大きな交流電流の測定をする。
鉄心に一次コイルと二次コイルを巻き付けたもので、一次側の電流に比例した小電流を二次側に発生させる。この比率は変流比と呼ばれる。
二次側の電流計で測定した値に変流比をかけることで、一次側の電流値を求めることができる。
変流器使用中は、二次側を開放すると高電圧が発生し危険なため、通電中に電流計を取り外すときは、必ず二次側を短絡させてから電流計を外す。
単相電力計
単相交流の電力を測定するもので、試験によく出る。
電流コイル(固定コイル)と電圧コイル(可動コイル)で構成されており、指針は有効電力を示す。
回路計(テスタ)
電路の通電状態などを調べる。直流の電流や電圧、交流の電圧や抵抗などを測定する。
クランプメータ
別名クランプ型漏れ電流計。屋内配線の点検で負荷電流を測定するほか、電路以外に流れる漏えい電流を測定するのにも使用される。
通常の電流計が電路を一旦開放して計器を接続するのに対し、クランプメータは電路の通電を保ったままで電流を測定できる。
よって、電路を停電して屋内配線の絶縁抵抗を測定するのが難しい場合、役に立つ。
単相2線式(負荷電流の測定):1本の電線をクランプする。
単相2線式(漏れ電流の測定):2本の電線をクランプする。
単相3線式(負荷電流の測定):中性線以外の1本の電線をクランプする。
単相3線式(漏れ電流の測定):3本の電線をクランプする。
検電器
電路の充電状態の調査や通電テストに使用するペン型の機器。
検電器の先端を調べたい箇所に接触させて、ランプが点灯したり、音が出た場合は検電器が電圧を検知したことになる。
電路の充電の有無は、すべての相の電線を確認する必要がある。
各種計器の動作原理の分類
動作原理によって用途や使える回路が決まっている。
可動コイル型
直流用。直流回路の電流・電圧の測定。
可動鉄片形
交流用。交流回路の電流・電圧の測定。
電流力計形
直交両用。直流・交流兼用で、かつ精度が高い。
整流形
交流用。ダイオードで交流を直流にして、可動コイル形の計器で指示する。
熱電形
直交両用。直流から高周波までの電圧計、電流計に用いられる。
静電形
直交両用。高電圧・高周波の電圧計に用いられる。
誘導形
交流用。交流電力量計としてよく用いられる。
以下の4つのステップがある。
①目視点検
目で見たり、さわったりして、法に則って適切に工事されているかを確認する。
②絶縁抵抗測定
電路の絶縁が保持されているかを調べるため、絶縁抵抗計(メガー)によって測定する。
③接地抵抗測定
接地状態を接地抵抗計(アーステスタ)によって測定。
④導通試験
回路計(テスタ)などを使って、配線が正しくつながっているか調べる。
絶縁抵抗の測定
絶縁抵抗の値は電気設備技術基準によって定められている。
絶縁具合を測定する電路に直流電圧を与え、その電圧の値と漏えいした電流として検出される電流の値から絶縁抵抗値MΩを求める。
屋内配線の電路と大地の間の絶縁抵抗は、分岐開閉器をオフにして、スイッチ類を全てオン、負荷を使用している状態にして、メガー(E端子は接地極、L端子は分岐開閉器につなぐ)から電路に直流電圧をかけることで測定することができる。
電線間の絶縁抵抗は負荷を取り外して計測する。
使用電圧300以下の場合、絶縁抵抗は0.1MΩ(※対地電圧150V以下)か0.2MΩ(※対地電圧150V超)以上。
300V超の場合、0.4MΩ以上。
接地抵抗の測定
アーステスタのスイッチを入れて調整ダイヤルを回す。
アーステスタの針が中心を指したときのダイヤル目盛り値を読む。
この値が小さいほど、アースの役割をよく果たしている。
E極(緑)、P極(黄)、C極(赤)の各接地極は、それぞれ10メートル程度離す。
C種接地工事の場合、接地抵抗は10Ω以下(厳しい)。
D種接地工事の場合、100Ω以下(ゆるい)。
例外として、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置付きの場合は500Ω以下。
電流・電圧・電力の測定
電流計と電圧計は割愛。
分流器
電流計の測定範囲を広げてくれる。電流計に並列につなぐ(電気抵抗をさらに下げる)。
回路を流れる電流の大きさIは、電流計に流れる電流Irに(1+電流計の抵抗r/分流器の抵抗R)をかければ求められる。
倍率器
電圧計の測定範囲を広げてくれる。電圧計に直列につなぐ(電気抵抗をさらに上げる)。
回路を流れる電圧の大きさVは、電圧計に流れる電圧Vrに(1+倍率器の抵抗R/電圧計の抵抗r)をかければ求められる。
変流器(CT)
大きな交流電流の測定をする。
鉄心に一次コイルと二次コイルを巻き付けたもので、一次側の電流に比例した小電流を二次側に発生させる。この比率は変流比と呼ばれる。
二次側の電流計で測定した値に変流比をかけることで、一次側の電流値を求めることができる。
変流器使用中は、二次側を開放すると高電圧が発生し危険なため、通電中に電流計を取り外すときは、必ず二次側を短絡させてから電流計を外す。
単相電力計
単相交流の電力を測定するもので、試験によく出る。
電流コイル(固定コイル)と電圧コイル(可動コイル)で構成されており、指針は有効電力を示す。
回路計(テスタ)
電路の通電状態などを調べる。直流の電流や電圧、交流の電圧や抵抗などを測定する。
クランプメータ
別名クランプ型漏れ電流計。屋内配線の点検で負荷電流を測定するほか、電路以外に流れる漏えい電流を測定するのにも使用される。
通常の電流計が電路を一旦開放して計器を接続するのに対し、クランプメータは電路の通電を保ったままで電流を測定できる。
よって、電路を停電して屋内配線の絶縁抵抗を測定するのが難しい場合、役に立つ。
単相2線式(負荷電流の測定):1本の電線をクランプする。
単相2線式(漏れ電流の測定):2本の電線をクランプする。
単相3線式(負荷電流の測定):中性線以外の1本の電線をクランプする。
単相3線式(漏れ電流の測定):3本の電線をクランプする。
検電器
電路の充電状態の調査や通電テストに使用するペン型の機器。
検電器の先端を調べたい箇所に接触させて、ランプが点灯したり、音が出た場合は検電器が電圧を検知したことになる。
電路の充電の有無は、すべての相の電線を確認する必要がある。
各種計器の動作原理の分類
動作原理によって用途や使える回路が決まっている。
可動コイル型
直流用。直流回路の電流・電圧の測定。
可動鉄片形
交流用。交流回路の電流・電圧の測定。
電流力計形
直交両用。直流・交流兼用で、かつ精度が高い。
整流形
交流用。ダイオードで交流を直流にして、可動コイル形の計器で指示する。
熱電形
直交両用。直流から高周波までの電圧計、電流計に用いられる。
静電形
直交両用。高電圧・高周波の電圧計に用いられる。
誘導形
交流用。交流電力量計としてよく用いられる。
第二種電気工事士覚え書き⑤
2019-02-10 21:50:45 (5 years ago)
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- 技術
三連休は再び東武動物公園にアニマル分を摂取しに行きました。
ほぼオヴィラプトルと噂のヒクイドリ。毎回撮影しているけど、翼のあたりにある謎の爪?が気になる。
これ。教えてこしさん。
電気工事の施工方法
施設する場所によって工事の種類が異なる。
①展開した場所(壁面、天井面など)
②点検できる隠蔽場所(天井裏、押し入れなど)
③点検できない隠蔽場所(床下、壁内、天井懐など)
また、それぞれに、乾燥した場所と水気・湿気のある場所がある。
合成樹脂管、金属管、2種金属可とう管、ケーブル工事
どこでも施工可能。
がいし引き工事
点検できない場所は不可。
金属ダクト、金属製線ぴ、ライティングダクト工事
湿気場所は不可。
危険な施設場所での工事
粉じんの多い場所(マグネシウム、アルミニウム、小麦粉、でん粉など)や、可燃性ガス(プロパンガスなど)や危険物(ガソリン・石油)がある場所のこと。
電気スパークによる引火・爆発事故の可能性がある。
合成樹脂管、金属管、ケーブル工事以外は不可。
がいし引き工事
がいしとは、造営材との間隔や、電線相互の間隔を一定に保つために絶縁電線を支持するための絶縁材のこと。
建物の引き込み線取付点の部分や、送電線の支持具にも使われている。多くは磁器製でガラス製のものもある。
がいし引き工事とは、造営材に配線路に沿ってがいしを取り付け、電線をがいしに固定して配線する工事。
電線はバインド線を使って固定する。
最近はほとんど見かけないが、田舎の旧家ではたまに見かける。
点検できない隠蔽場所のみ施工不可。
使用可能電線はOW線、DV線以外の絶縁電線。
弱電流配線、水道管、ガス管とは10センチメートル以上離す。
ケーブル工事
ケーブルをサドルやステップルなどの器具で造営材に取り付ける工事。
危険な場所を除く全ての場所で施工可能。
支持点間の距離は2メートル以下だが、接触防護装置を施し、垂直に取り付ける場合は6メートル以下。
ケーブルの屈曲半径はケーブルの外径の6倍以上が原則。つまり曲げすぎない。
重量物の圧力、機械的衝撃を受ける場所では、防護措置が必要。
地中埋設配線はケーブルのみ使用可能で絶縁電線は不可。
道路など重量物の圧力を受ける場所では、埋設の深さは1.2メートル以上。
受けない場所では0.6メートル以上。
金属管工事
金属製の電線管の中に電線を通して配線する工事。
造営材にサドルで固定する露出配管と、コンクリートに埋め込む埋設配管がある。
金属製の電線管は衝撃に強いため、すべての施設場所に施工が可能。
使用できる電線はOW線以外の絶縁電線。
絶縁電線の接続は必ずボックス内で行い、金属管内では禁止。
工事に用いる材料
アウトレットボックス
ブッシング:金属管の終端に使用。
ノーマルベンド:カーブのコースを作りたいとき。
サドル:金属管を造営材に取り付ける。
コンビネーションカップリング:異なる種類の金属管をつなぐ。
電磁的平衡
1つの回路の電線は同一管内にまとめて収納しなければならない。
その理由は、金属管内の電線に電流が流れると、交流電流によって磁界が変化し、渦電流が発生、これにより金属管が過熱される恐れがあるため。
例えば、単相2線式の配線を同じ管内に収めると渦電流が互いに打ち消し合う。
接地工事の省略
管長4メートル以下で乾燥した場所。
対地電圧150V以下&管長8メートル以下で簡易接触防護措置を施す。
金属可とう電線管工事
曲げてたわめることができる可とう管に電線を通して配線する工事。
振動の発生する電動機などの配線でよく用いられる。
金属可とう電線管には1種と2種があり、2種のプリカチューブの工事は全ての場所に施工可能。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
管の長さが4メートル以下ならば、D種接地工事を省略できる。
合成樹脂管工事
金属管に比べて安価で、高絶縁性、化学薬品に対する高抵抗力、加工の容易性、接地工事が不要などの特徴があるが、熱によって溶融・変形したり、直射日光によって割れたりする恐れがある。
金属管工事と同様、露出配管と埋設配管があり、施工規定もほぼ同様である。
全ての施設場所に施工可能。
OW線以外の絶縁電線を使用。原則としてより線を使う。
管の屈曲半径は管の内径の6倍以上。
支持点の間隔は1.5メートル以下。
金属線ぴ工事
線ぴとは、電線を収めるとい状の収納材で幅が5センチメートル以下のもの(「ぴ」とは「とい」のこと)。
つまり、線ぴ工事とは、線ぴを壁や天井をはわせて電線を収めて配管工事を行うこと。
屋内の乾燥している場所でしか施行できない。また、使用電圧は300V以下という制限もある。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
金属線ぴどうし、金属線ぴとボックスの接続は、堅牢でかつ電気的に完全に接続。
長さ4メートル以下、もしくは対地電圧150V以下&線ぴが8メートル以下で簡易接触防護措置がされている、または乾燥した場所ならD種設置工事が省略できる。
金属製の線ぴには以下の2つのタイプがある。
メタルモール(1種金属線ぴ)
幅4センチメートル未満。
壁面露出で電線を配線する。
レースウェイ(2種金属線ぴ)
幅4センチメートル以上、5cm以下。
蛍光灯など、天井から吊り下げて使用する。
ダクト工事
幅5センチメートルを超える管をダクトという(それ以下は線ぴ)。
ダクト工事には大きく3つあるが、密閉性や強度において金属管に劣るため、どれも湿気場所には施工できない。
ダクトの終端部はダクトエンドで閉塞する。
金属ダクト工事
厚さ1.2ミリ以上の鉄板、またはそれと同等以上の強さの金属を使用する。
支持点間の間隔は3メートル以下。
ダクト内に収める電線の断面積はダクト内断面積の20%以下。
使用電圧300V以下ならD種接地工事。
300V以上はC種接地工事。ただし接触防護措置をすればD種。
フロアダクト工事
床下から電源を取るためにコンクリートフロアに埋め込む金属製ダクト。
接地工事は省略できない。
ライティングダクト工事
一般的にはライティングレールと呼ばれる。
店舗などの照明の配線に使うダクト。
ダクト内のレールに沿わせてひと組の線状導体が設けられており、レールに装着された照明器具が任意の位置に移動しても通電が可能。
照明器具には専用の取り付けプラグが必要。
支持点間隔2メートル以下。
電路には漏電遮断器を施設(簡易接触防護措置をすれば省略可)。
ネオン放電灯工事
専用の器具・材料を使うほか、配線はがいし引き工事で行わなければならない。
ネオン電線を支えるがいしをコードサポート、ネオン放電灯を支えるがいしをチューブサポートという。
支持点間の間隔は1メートル以下。
ネオンの点灯には高電圧が必要なため、ネオン変圧器(ネオントランス)も必要。
電源側には20A配線用遮断器、あるいは15A漏電遮断機を設ける必要がある。
ショウウインドウ内配線工事
コードやキャブタイヤケーブルは造営材に固定することを禁じられているが、ショウウインドウやショウケース内では美観上、差込接続器からの配線なら、造営材への固定が条件付きで認められている。
施設条件は、外部から見えやすい乾燥した場所で、かつ内部が乾燥した状態で使用すること。
コードどうしの接続はコード接続器を使う。
平型保護層工事
フラットな合成樹脂絶縁電線(アンダーカーペットケーブル)を用いて、カーペットやタイルの下に配線する工事。
ビルの室内配線ではできるが、住宅ではできない。
さらに点検できる隠蔽場所でかつ乾燥した場所のみ。
D種接地工事によって接地する。
小勢力回路
玄関のチャイムなど電力をあまり必要としない回路。
小型変圧器で60V以下に変圧した電源を使用し、電線は直径0.8ミリ以上ならOK。
木造メタルラス壁の貫通処理
メタルラスとは壁のモルタルがはがれないように下地に貼り付けた金属製の網のこと。
この網とケーブルや金属管が接触していると漏電した時に木造壁から出火する恐れがあるため、まず、金属網の貫通部分を十分な大きさに切り開き、貫通部分のケーブルや金属管は耐久性のある絶縁管(防護管)または絶縁テープで絶縁する。
絶縁管は合成樹脂管を短く切断したもの。
接地工事
A~D種の4種類あるが、試験に出題されるのはCとDのみ。
A種接地工事
高圧(600V~7000V)または特別高圧(7000V~)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
B種接地工事
柱上トランスの二次側の中性線の設置。
これはだいたい電力会社がやる。
C種接地工事
低圧(300~600V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
D種接地工事
低圧(~300V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
接地方法よりは、D種設置工事を省略できるケースを聞かれることがほとんどだという。
接地抵抗
接地電極と大地間の抵抗。
接地電極を埋め込む土壌の状態によって大きく左右される。
接地抵抗が大きいと電気を逃がしにくくなるため、接地抵抗の値と設置線の太さが決められている。
ちなみに、C種では10Ω以下、D種では100Ω以下。
接地線は1.6ミリ以上の軟銅線。
D種接地工事の省略
・対地電圧150V以下用の機器を乾燥した場所に施設する場合。
・低圧用機器を木製床、絶縁台などの上で取り扱う場合。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・乾燥した場所で、定格感度電流が15A以下、動作時間が0.1秒以下の漏電遮断機を施設した電気機器。
漏電遮断器の施設
金属製外箱を持つ使用電圧60V超の人が容易に触れる電気機器には、漏電遮断器を設置する。
漏電遮断機の省略
・電気機器を乾燥した場所に施設する場合。
・水気のない場所にある対地電圧150V以下の電気機器。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・電気機器に施工された接地工事の接地抵抗値が3Ω以下。
これにて電気工事編は終了。最後は、リストラされたと思ったら、動物園の奥の方でしっかりと存在感をアピールしていたヘビクイワシでお別れです。
ほぼオヴィラプトルと噂のヒクイドリ。毎回撮影しているけど、翼のあたりにある謎の爪?が気になる。
これ。教えてこしさん。
電気工事の施工方法
施設する場所によって工事の種類が異なる。
①展開した場所(壁面、天井面など)
②点検できる隠蔽場所(天井裏、押し入れなど)
③点検できない隠蔽場所(床下、壁内、天井懐など)
また、それぞれに、乾燥した場所と水気・湿気のある場所がある。
合成樹脂管、金属管、2種金属可とう管、ケーブル工事
どこでも施工可能。
がいし引き工事
点検できない場所は不可。
金属ダクト、金属製線ぴ、ライティングダクト工事
湿気場所は不可。
危険な施設場所での工事
粉じんの多い場所(マグネシウム、アルミニウム、小麦粉、でん粉など)や、可燃性ガス(プロパンガスなど)や危険物(ガソリン・石油)がある場所のこと。
電気スパークによる引火・爆発事故の可能性がある。
合成樹脂管、金属管、ケーブル工事以外は不可。
がいし引き工事
がいしとは、造営材との間隔や、電線相互の間隔を一定に保つために絶縁電線を支持するための絶縁材のこと。
建物の引き込み線取付点の部分や、送電線の支持具にも使われている。多くは磁器製でガラス製のものもある。
がいし引き工事とは、造営材に配線路に沿ってがいしを取り付け、電線をがいしに固定して配線する工事。
電線はバインド線を使って固定する。
最近はほとんど見かけないが、田舎の旧家ではたまに見かける。
点検できない隠蔽場所のみ施工不可。
使用可能電線はOW線、DV線以外の絶縁電線。
弱電流配線、水道管、ガス管とは10センチメートル以上離す。
ケーブル工事
ケーブルをサドルやステップルなどの器具で造営材に取り付ける工事。
危険な場所を除く全ての場所で施工可能。
支持点間の距離は2メートル以下だが、接触防護装置を施し、垂直に取り付ける場合は6メートル以下。
ケーブルの屈曲半径はケーブルの外径の6倍以上が原則。つまり曲げすぎない。
重量物の圧力、機械的衝撃を受ける場所では、防護措置が必要。
地中埋設配線はケーブルのみ使用可能で絶縁電線は不可。
道路など重量物の圧力を受ける場所では、埋設の深さは1.2メートル以上。
受けない場所では0.6メートル以上。
金属管工事
金属製の電線管の中に電線を通して配線する工事。
造営材にサドルで固定する露出配管と、コンクリートに埋め込む埋設配管がある。
金属製の電線管は衝撃に強いため、すべての施設場所に施工が可能。
使用できる電線はOW線以外の絶縁電線。
絶縁電線の接続は必ずボックス内で行い、金属管内では禁止。
工事に用いる材料
アウトレットボックス
ブッシング:金属管の終端に使用。
ノーマルベンド:カーブのコースを作りたいとき。
サドル:金属管を造営材に取り付ける。
コンビネーションカップリング:異なる種類の金属管をつなぐ。
電磁的平衡
1つの回路の電線は同一管内にまとめて収納しなければならない。
その理由は、金属管内の電線に電流が流れると、交流電流によって磁界が変化し、渦電流が発生、これにより金属管が過熱される恐れがあるため。
例えば、単相2線式の配線を同じ管内に収めると渦電流が互いに打ち消し合う。
接地工事の省略
管長4メートル以下で乾燥した場所。
対地電圧150V以下&管長8メートル以下で簡易接触防護措置を施す。
金属可とう電線管工事
曲げてたわめることができる可とう管に電線を通して配線する工事。
振動の発生する電動機などの配線でよく用いられる。
金属可とう電線管には1種と2種があり、2種のプリカチューブの工事は全ての場所に施工可能。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
管の長さが4メートル以下ならば、D種接地工事を省略できる。
合成樹脂管工事
金属管に比べて安価で、高絶縁性、化学薬品に対する高抵抗力、加工の容易性、接地工事が不要などの特徴があるが、熱によって溶融・変形したり、直射日光によって割れたりする恐れがある。
金属管工事と同様、露出配管と埋設配管があり、施工規定もほぼ同様である。
全ての施設場所に施工可能。
OW線以外の絶縁電線を使用。原則としてより線を使う。
管の屈曲半径は管の内径の6倍以上。
支持点の間隔は1.5メートル以下。
金属線ぴ工事
線ぴとは、電線を収めるとい状の収納材で幅が5センチメートル以下のもの(「ぴ」とは「とい」のこと)。
つまり、線ぴ工事とは、線ぴを壁や天井をはわせて電線を収めて配管工事を行うこと。
屋内の乾燥している場所でしか施行できない。また、使用電圧は300V以下という制限もある。
使用可能電線はOW線以外の絶縁電線。
金属線ぴどうし、金属線ぴとボックスの接続は、堅牢でかつ電気的に完全に接続。
長さ4メートル以下、もしくは対地電圧150V以下&線ぴが8メートル以下で簡易接触防護措置がされている、または乾燥した場所ならD種設置工事が省略できる。
金属製の線ぴには以下の2つのタイプがある。
メタルモール(1種金属線ぴ)
幅4センチメートル未満。
壁面露出で電線を配線する。
レースウェイ(2種金属線ぴ)
幅4センチメートル以上、5cm以下。
蛍光灯など、天井から吊り下げて使用する。
ダクト工事
幅5センチメートルを超える管をダクトという(それ以下は線ぴ)。
ダクト工事には大きく3つあるが、密閉性や強度において金属管に劣るため、どれも湿気場所には施工できない。
ダクトの終端部はダクトエンドで閉塞する。
金属ダクト工事
厚さ1.2ミリ以上の鉄板、またはそれと同等以上の強さの金属を使用する。
支持点間の間隔は3メートル以下。
ダクト内に収める電線の断面積はダクト内断面積の20%以下。
使用電圧300V以下ならD種接地工事。
300V以上はC種接地工事。ただし接触防護措置をすればD種。
フロアダクト工事
床下から電源を取るためにコンクリートフロアに埋め込む金属製ダクト。
接地工事は省略できない。
ライティングダクト工事
一般的にはライティングレールと呼ばれる。
店舗などの照明の配線に使うダクト。
ダクト内のレールに沿わせてひと組の線状導体が設けられており、レールに装着された照明器具が任意の位置に移動しても通電が可能。
照明器具には専用の取り付けプラグが必要。
支持点間隔2メートル以下。
電路には漏電遮断器を施設(簡易接触防護措置をすれば省略可)。
ネオン放電灯工事
専用の器具・材料を使うほか、配線はがいし引き工事で行わなければならない。
ネオン電線を支えるがいしをコードサポート、ネオン放電灯を支えるがいしをチューブサポートという。
支持点間の間隔は1メートル以下。
ネオンの点灯には高電圧が必要なため、ネオン変圧器(ネオントランス)も必要。
電源側には20A配線用遮断器、あるいは15A漏電遮断機を設ける必要がある。
ショウウインドウ内配線工事
コードやキャブタイヤケーブルは造営材に固定することを禁じられているが、ショウウインドウやショウケース内では美観上、差込接続器からの配線なら、造営材への固定が条件付きで認められている。
施設条件は、外部から見えやすい乾燥した場所で、かつ内部が乾燥した状態で使用すること。
コードどうしの接続はコード接続器を使う。
平型保護層工事
フラットな合成樹脂絶縁電線(アンダーカーペットケーブル)を用いて、カーペットやタイルの下に配線する工事。
ビルの室内配線ではできるが、住宅ではできない。
さらに点検できる隠蔽場所でかつ乾燥した場所のみ。
D種接地工事によって接地する。
小勢力回路
玄関のチャイムなど電力をあまり必要としない回路。
小型変圧器で60V以下に変圧した電源を使用し、電線は直径0.8ミリ以上ならOK。
木造メタルラス壁の貫通処理
メタルラスとは壁のモルタルがはがれないように下地に貼り付けた金属製の網のこと。
この網とケーブルや金属管が接触していると漏電した時に木造壁から出火する恐れがあるため、まず、金属網の貫通部分を十分な大きさに切り開き、貫通部分のケーブルや金属管は耐久性のある絶縁管(防護管)または絶縁テープで絶縁する。
絶縁管は合成樹脂管を短く切断したもの。
接地工事
A~D種の4種類あるが、試験に出題されるのはCとDのみ。
A種接地工事
高圧(600V~7000V)または特別高圧(7000V~)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
B種接地工事
柱上トランスの二次側の中性線の設置。
これはだいたい電力会社がやる。
C種接地工事
低圧(300~600V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
D種接地工事
低圧(~300V)用機器の金属架台および金属外箱の接地。
接地方法よりは、D種設置工事を省略できるケースを聞かれることがほとんどだという。
接地抵抗
接地電極と大地間の抵抗。
接地電極を埋め込む土壌の状態によって大きく左右される。
接地抵抗が大きいと電気を逃がしにくくなるため、接地抵抗の値と設置線の太さが決められている。
ちなみに、C種では10Ω以下、D種では100Ω以下。
接地線は1.6ミリ以上の軟銅線。
D種接地工事の省略
・対地電圧150V以下用の機器を乾燥した場所に施設する場合。
・低圧用機器を木製床、絶縁台などの上で取り扱う場合。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・乾燥した場所で、定格感度電流が15A以下、動作時間が0.1秒以下の漏電遮断機を施設した電気機器。
漏電遮断器の施設
金属製外箱を持つ使用電圧60V超の人が容易に触れる電気機器には、漏電遮断器を設置する。
漏電遮断機の省略
・電気機器を乾燥した場所に施設する場合。
・水気のない場所にある対地電圧150V以下の電気機器。
・電気用品安全法の適用を受けた二重絶縁構造を有する電気機器。
・電気機器に施工された接地工事の接地抵抗値が3Ω以下。
これにて電気工事編は終了。最後は、リストラされたと思ったら、動物園の奥の方でしっかりと存在感をアピールしていたヘビクイワシでお別れです。
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