バルールについて

 学校の授業で先生が「バルールがどうこう」とか何気なく言ってたんですけど、結局さっぱり意味が分からなかった思い出があります。
 バルールとは「色価」とも言うそうで、色に関係する絵画の概念の言葉なんでしょうけれど、私の眼は赤と緑の区別がつかないので、まあ色がちゃんと分からないんです(花火茶色で塗ったり、人の肌を緑で塗ったりします)。だから色の話をされても、クオリアとして理解や納得が出来ないから、どうにもならないというか・・・
 それでも頑張ってイメージしてみるに、色と言うのは色相や彩度、明度によって、奥まって見えたり、飛び出して見えるので(分かりやすい例は、影の明度の暗いところ)そこをふまえた上で、画家の人は色の選択して立体感や空間を出しているのかな、と。
 調べてみたら「バルールとは色の相関関係が重要」とか描いてあって、まあ青のとなりに補色の黄色置いたら、かなり黄色が強調されて見えるとかそういうことかもしれません。違うかな?

 色に関しては私は正確に見えていない・・・というか、何を持って正確に色が見えているかは他人の目になれない以上、確認のしようがないですけど、とにかく他の人はもっと青と赤が明確に区別できるらしいですね。
 だから色に関係する絵画技法の話をされても、私はなかなか実感が出来ないのかもしれないです。まあ画家になるつもりはないし、バルールを考えてどこにどの色をのせるかは、色がちゃんと解っていても、その人のセンスの問題もあるし難しいですよね。
 すごい画家の作品って形が取れてるどうこうもありますけど、鑑賞者の心を打つのは、やっぱり色遣いの巧みさだと思います。バルール・・・解れば面白いんだろうなあ。

トリケラトプスについて

 ちびっ子の人気が最も高いであろう恐竜が、最大の角竜「トリケラトプス」だと思うのですが、この恐竜、復元図をかっこよく描くのが最も難しい部類に入るんじゃないでしょうか?
 でかい頭に角が三本生えているというデザインは秀逸で、派手なもの好きな子にはたまらなくかっこいいんでしょうけど(私の周りにもとてもファンが多いです)、よ~く骨格を観察してみると、私はこの恐竜さほどかっこよくないと思うんです。少なくとも骨は。
 まあ私は小さい頃から「でかくてのろま」と言うイメージのブロントサウルス派だったんで、トリケラトプスにはあんまり思い入れが無かったからなんでしょうけど・・・。

 トリケラトプスは、かつて複数の種類に分類されていましたが、現在ではそれは「個体差」と言うことになり、小型種のT.プロルススとT.ホリドゥスの二種類に統合されているようです。で、この個体差がなかなか曲者で、標本によっては同じトリケラトプスだけれども受ける印象が全然違うんです。正直かっこよくない奴もいます。特に頭の形にかなりの差があって、いきすぎた馬面もいたみたいですね。
 ちなみに襟飾りの縁のギザギザが無い標本がありますが、あれは昔の人が標本を作る際にギザギザをとって、滑らかにしちゃったらしいです。・・・なぜに?

 で、トリケラトプスは骨がそもそも想像よりもかっこよくないと思うので、出来る限り骨をふまえながら復元でかっこよくするしかないんじゃないか、と私は思いました。
 例えば、肉食恐竜と違って、目の穴なんかはただの丸い穴だし、あの長い角もどうやって生えていたんだか、いまだに分かっていません。前衛的な説では、角と頭の境界が骨格では明確ではないことから、角の根元から堅い角が生えていて、他は普通の皮膚・・・という従来の復元でなく「もう頭全部硬質化されてたんじゃないか」っていう復元もあります。確かすっごいマニアな雑誌だった『恐竜学最前線』か『ディノプレス』かなんかで、試みられていたような・・・でもこの説、私の感性ではビジュアル的に今ひとつなので、保守的な復元を取りました(新しい説からって正しいとは限らないですし)。「頭全部硬質化復元」は結局流行らなかったのか、最近見なくなってますしね。
 まあとにかく恐竜の復元描く人も、学説と絵的な表現、かっこよさの間で悩んでいるんでしょうね。

トリケラトプスのモルフォロジー
・襟飾りや鼻づら、角に多様な個体差がある。
・鼻腔の穴が広い。
・鼻づらは薄いが、体はとんでもなく厚みがあってボリューム満載。特に腰の幅は広い。
・広い腰を持ち、そこに大腿がくっつくので相当後ろ脚には筋肉がついていたと思われる。腰の形はちょっとウシっぽい。
・足の指は短く、蹄は横に平たい。後ろ脚の方が若干指が長い。
・指の数は前が5本。後が4本。
・前脚の手は外側をむいている。
・前脚の指の外側の二本は他の指よりも短く、一番外側はかなり小さい。
・後ろ脚の指の一番内側の指は、関節が最も少なく他の指よりも短い。蹄もあまり平らではない。
・総じて脚の横幅(厚み、奥行き)はかなり広い。
・尻尾は短い。
・頸の骨は「想像よりも」細く長い。あのでかい頭をどうやって支えていたのか謎。襟飾りの裏と肩にどう筋肉がついていたかが気になる。

 トリケラトプスはティラノサウルスと同じく、恐竜時代の最後の最後に登場した、究極進化系です。もうトカゲ、爬虫類っていうイメージがほとんど払しょくされていて、かといって鳥でもない、独特の生物と化しています。
 ワニなどの爬虫類は、基本的に生きている時も、骨のイメージそのままって感じで、復元もそういう意味では楽なんですが、それに対して哺乳類って骨のイメージと、肉や毛がついて、生きている時のイメージがかなり異なっていて、ゾウやサイなんか骨が御本人のイメージと全然違うんです。人もそうですよね。人知らない生物が人の骨だけ見て、恐竜のていで復元したら、宇宙人見たくなるんじゃないですか?解剖学のプロでさえ、ライオンやトラ、ヒョウなどの食肉類を、骨だけ見て正確に言い当てるのはかなり難しいと言う話がありますし。
 で、何が言いたいかというと、トリケラトプスも哺乳類と同じじゃないか、と。骨はあれでも、目の穴とかけっこうウシの骨っぽいし、生きてた時は、哺乳類のように骨とはかなり違う印象だったのかもしれませんね。他の恐竜以上に。
 というか、なんかウシくさいですよね。トリケラトプス。もう骨ばっかり見ていると、でかいウシにしか見えないぞトリケラトプス。
 トリケラトプスファンの方ごめんなさい。

 追記:チョコラザウルスのモデラーの菅谷中さんの角竜のイラストってメチャクチャ上手いですね!この方、フィギュアの原型も超うまい(特にテリジノサウルス)ですけど、角竜をここまでかっこよく描けるとはすごいです。体つきも、ちょうどいいがっしりさで。

 さらに「古代王者恐竜キング」のトリケラトプスもかっこいい!頭と体のバランスがバッチリ。首が長すぎじゃないし、背中のラインも私好みです。このトリケラトプスのラジコン、前橋駅の待合所になぜか置いてあって欲しいけど、もはや店頭に売ってないんだよなあ。
 ぶっちゃけ恐竜キングなんて子供だましでいいのに、復元しかっりやるところがさすがSEGA。ロストワールドのアーケードゲームのカルノタウルスもカメレオンっぽい目以外は骨格をふまえていたし。あのBOSS戦のBGMはいいですよね。

ぎゃあああ

 論文のデータが壊れた!これが情報技術依存型社会の弊害か!この前加筆したところ書き直しだよ、いやんなるなあ・・・
 そういえば『ジュラシックパーク』てコンピューターを使ったエポックメイキングな映画として有名ですが、あの作品のテーゼってコンピューターテクノロジーによる管理主義批判なんですよね。やはり日本が「ニューアカだ!これからはネットでスキゾフレニー!」と、のたまっていた89年にその問題点を突くとは、さすがクライトンは鋭いです。
 私も今回ワードにやられましたよ。まあマルカムに言わせれば「だが、マイクロソフトは人間を食ったりはしないぞ」ってところか。
 うん、生きてりゃまた書ける!でももう発表!

あれはカウンセリングじゃないだろ

 お笑い芸人ナインティナインのテレビ番組で、男性芸人三人を女性カウンセラーが心理分析し、誰が一番結婚が遠い人(要はダメ男)かをランク付けするっていう企画をやっていたんですけど、あれは「カウンセリング」の名を借りた、中学校女子の「ホントこういう男子ってダメよね~」っていうジェンダー的なお喋りですね。
 あの番組でやっている事は、それくらいのレベルで、まあ女の人が見て楽しむ分にはかなりスカッとするとは思うんですけど(別にしないか)、「あなたは女性を信じられないの?」とぼろくそに心理分析(?)されてしまったナイナイの岡村さんが(番組の演出でしょうが)ちょっとへこんだり不機嫌になったりしているのは、見ていて痛々しいものがありましたね。
 あれはクラスの女子に「え~マジ信じられない、あんたとは結婚したくないわ~」ってからかわてるのと同じなんだけど、相手が心理カウンセラーという肩書だと、その人の主観じゃなくて、学術的な客観的指摘だと思えてしまって、反論も出来なくなってしまう。こんな強力ないじめはありませんよ。
 ここら辺は海外ドラマ「ALF」でも「心の中をのぞいて見たい」って回でかなりシニカルに取り上げているので、ぜひご覧ください。
 あ、ちなみに本職のユング派のカウンセラーの方とは、かなり親しくさせてもらいましたけど。その人自身が「心理学なんてかなり胡散臭いよ」って言ってたのが印象的でした。さすがユンジアン。
 
 で、話を戻しますけど、傍から見ててあの心理分析(もどき)は、明らかにあの女性カウンセラーの主観的な男性観だろうし、本気でとるのが野暮ってことなんでしょう。
 でもやっぱ「カウンセラー」って肩書名乗るなら、プロとして責任持った発言をしてほしいな・・・いやバラエティ番組だから、あれでいいんだろうけど。

 NHKの「サイエンスZERO」みたい番組はともかく、バラエティ番組のああいう専門家って、ビートたけしさんが言うように、いわば「テレビの的屋」みたいなもので、かなり胡散臭いんですよね。
 最近胡散臭いな~って思うのが、脳科学者の茂木健一郎さんで、高校生クイズでもなんでも「脳、脳」言ってて、「そんなに脳科学って単純な話じゃないだろ!」って思っちゃいます。コラムでも論じたように、科学ってしっかり理屈を理解するのはかなり面倒で、バラエティ番組などでは、「編集」の名の下に、理論的な説明がバッサリ省かれちゃうんですよね。で、ああいう「理論なき科学」を振りかざす「バラエティ番組適応型科学者」が発生するんですけど。
 まあ「テレビは肩ひじ張らずに見ていたい」「面白ければ、小難しい理屈はいい」って視聴者が大多数だろうし、儲かればいいのか。

 私が「人間理屈じゃないんだな~」って思うのは、実はある経験に基づいていて、高校生の頃文化祭でdescf氏がボードに手相なんてまったく知らないのに“それらしい”手相の図を描いて、インチキ手相占いを始めたんですけど、すぐ飽きちゃって、私がその占いの椅子にたまたま座っていたんです。私は生徒会をやっていて、いろいろ運営が忙しくて、すごい走り回っていた記憶があるんですけど、その時は多少時間があいて、疲れて座っていたんだと思います。
 そしたら女の子が「占いやってないんですか?」ってやってきちゃって、急遽私がインチキ手相占いをやるはめになったんですけど、まあ口から出まかせで適当なこと言ってたんです。
 まあいろいろそれらしいこと(貴方の手相はかなり珍しい!とか。ウソばっか)言って最終的に「幸せになれる」とかうまくまとめてたんですけど(だから見た人全員結果が「幸せ」)、そんなインチキにお客さんがすごい喜ぶんですよ。
 見れば女の子が列をなしていて「手相占いっていい商売だな~」と(お金は取っていませんが)。これからの人生で、握手会でもやらない限り、あれほどの女性の手を触ることももうないでしょうね。

 で、何が言いたいのかって言うと、それがいくらまやかしでも、それによって幸せになれる人がいれば、胡散臭くてもいいのかな?と。でも手相占いの本職の人はお金取るわけだし、双方の合意が成立した「詐欺」なのかな?やっぱり。

ハーバート・リードの生い立ちについて

 今回は『芸術による教育』の作者ハーバート・リードの生い立ちについて文章化します。

 詩人、そして美術評論家のハーバート・リードは、1893年12月4日にイギリス、ヨークシャー北東部の農場の子として生まれました。リードが生まれた農場では作男5,6人とメイド2人、家庭教師を雇っており、イギリスの階級で言えば中流クラスではあったものの、リードが9歳の頃、父が熱病で亡くなり屋敷の財産は売却、リードは孤児院へ入れられます。

 7歳にして本の虜となった読書家のリードは、中学校を卒業するとウェストヨークシャーの都市リーズで母親と同居します。
 この頃のリードは、医者を志望しており、夜間学校に通い英国陸軍軍医部の地方守備部隊に入隊しています。アナキストとして知られるリードですが、十代では保守党にも参加していました。
 15歳でリードはリーズ銀行に就職。その三年後リーズ大学に進学します。大学では英仏文学を学び、この頃には軍医部の仕事は自分にとって無意味なものであると悟り、大学の将校訓練隊に転向しようと考えます。
 内気な性格のリードは、大学では友達が出来ず孤立していて、その代わりたくさんの本と出合います。その中でもリードが大きく影響を受けた本が、ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』で人間の大きな課題はニヒリズムの克服であるというニーチェの論考をリードは支持することになります。

 リードが20歳になった時、第一次世界大戦が勃発。また母親が亡くなります。しかしこの年の学生会館の討論会にて、リードは自分の意見を支持してくれた生物学部の女子学生と出会います。その後親しくなった彼女と手紙のやり取りを続けることになります。
 一年後、将校訓練隊に転属したリードは歩兵隊の少尉に任命され、第一次世界大戦に本格的に関わることになります。
 この時リードはまだ呑気に戦争に冒険的ロマンスを抱いていたのですが、ノース・ライティング連隊グリーン・ハワーズ大隊に配属されたリードは、そこで労働者階級の兵士の生の姿を知ることになります。新聞が報道するような崇高な精神的動機で入隊している人はほとんど見られず、貧しい労働者階級の彼らは妻や実家に仕送りをするために入隊していたのです。
 リードは、もう一つ戦争の現実を知ることになります。それは、一部の将校の横暴さであり、また学級委員長気取りで威張っている、パブリックスクール出身の下位将校ともウマが合いませんでした。

 リードは小さな頃から妹を亡くしていて、21歳の時点では両親も失っている苦労人なのですが、どこか呑気なところがあって、野営を無料で旅行できる休日だと勘違いしていたり、相変わらず本が大好きで、英国を辛らつに批判している『エレフォン再遊』や革新的な雑誌『新時代』を隠れて読みふけっていたりしていました。
 この読書家ぶりは戦地に赴いても変わらず、塹壕に本棚を作り、本を読んで感じたことや考えたことを仲のいい女子学生に手紙で伝えたり、ドイツ軍の捕虜にニーチェについて尋ねたり相変わらずのマイペースを貫いていました。この時社会主義にも影響を受けています。
 もちろんリードは戦争で多くの悲しみにも直面しています。その最大の悲劇は弟の戦死でしょう。しかしニーチェの強いニヒリズムに影響を受けていたリードは、戦争を愚かな殺し合いと憎みながらも、戦争において戦友と築いた人間関係は、市民生活の比ではないと言い、戦争は詩人としての文学的経験にはならなかったが「当時のような友人を私は後にも先にも持ったことはない」と振り返っています。

 第一次世界大戦を生き延びたリードは、勲章を授与されます。戦争が終わったら作家活動を積極的に再開しようとの思いをふくらませていたリードは、戦後、軍を離れ労働省に就職します。そこで作家人生としての挫折を味わうのです。役所勤めは性に合わない上に多忙で予定していた詩や小説がなかなかはかどらなかったのです。

 そこでリードは28歳の時に公務員という安定した職を棄て、収入を大きく減らすもののロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に転属します。博物館勤務の方がまだ自分には合っていると思ったのでしょう。この時の決断がリードのその後の人生を大きく変えることになるのです。
 博物館でステンドグラスや陶器の分類を研究したリードは、観念的な芸術作品よりも無意識的に作られた作品の方が時代を反映している事に気付き、美術史と美術評論の仕事と関わりをもつようになります。この仕事があまりに面白過ぎたと言うリードは、結局自身の作品の執筆に時間が取れず、ロマン主義の詩人としてではなく、美術評論家としてのキャリアを積んでいきます。

 30代になったリードはフロイトの精神分析に大きな衝撃を受け、その理論を美術評論に用いるようになります。1925年の1月には雑誌『クライテリオン』に「精神分析と批評家」という記事を投稿しており、その影響は『芸術による教育』においても受け継がれています。
 1931年にはエジンバラ大学の教授に就任。翌年にはリーズより名誉文学博士号を授与されています。
 エジンバラ大学の教授職を終えた1933年からは、ロンドンを拠点にモダンアートの作家たちと交流。1936年には「ロンドン国際シュールレアリスト展」の企画者として参加しています。
 この頃のリードは反戦思想家としても活動しており、1937年にはファシストのスペイン侵攻に反対する国際平和キャンペーンに署名し、ピカソの「ゲルニカ」のロンドン展の副委員長を務めています。

 そして1940年、リードが46歳の時、ロンドン大学のレオン特別研究員に任命。教育制度における芸術の位置づけを研究し、その研究をまとめたものこそ1943年に出版された『芸術による教育』なのです。
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