『80日間宇宙一周』制作裏話

 長かった~!!私が『80日間宇宙一周』の脚本を仕上げたのは2009年の1月。そして1月~3月までに47ページまで下書きをし、その後大学に復学・・・K氏の強い要望もあり再び下書きの続きを書いたのが2010年の4月に入ってからでした。
 そして今、とうとう133ページに及ぶ過去最長の短編漫画『80日間宇宙一周』の下書きが完了しました。

 これ出版社とかに出せるページ数ではないので(長すぎ!)、おそらくペン入れはしないと思います。あしからず。133枚もなぞってたら年が変わっちゃうよ。
 工場とかメカニックとかとにかくペン入れが面倒なものばかり出てくるし、鉛筆だからこそだせる濃淡の表現が結構好きなんです。鉛筆って、つけペンとスクリーントーンをいくら頑張っても出せないタッチの柔らかさがあります。

 で「全133ページ」は、これまで原稿に描いて一番長かった『innocent garden』を抜き記録更新。その上、田代漫画史上「最も人が死んだ漫画」としても記録更新(『ホットショット2』かよ)。おそらくこの死者200万人という記録は私死ぬまで抜けないと思います。なにしろもう宇宙戦争は書かないと思うので。
 
 これほどまで時間をかけて取り組んだ漫画は久々で(おそらく執筆期間は半年)、結構愛着があります。というわけで、ここからは『80日間宇宙一周』の制作裏話を。この漫画全く知らない人にとっちゃどうでもいい記事なんですけど・・・(本編は本サイトにあります)

 まず本作の世界設定から。この漫画の着想となったのは「冥王星準惑星降格」のニュースです。「水金地火木土天海冥」の太陽系の9個の惑星がひとつ減って8個に・・・
 もし冥王星人なるものがいたら抗議するんじゃないだろうか・・・?このアイディア(?)がこの漫画の始まりでした。
 あとは冥王星は太陽系で最も外側の軌道を回っているので、太陽系にやってくる隕石を撃退する番人のような星にしよう→ならばスターウォーズ計画のようにミサイルやレールガンを装備しているだろう→軍事国家だ!→軍国主義の国に生きる軍人の話・・・って感じで連想していきました。

 もう一つのポイントが時代設定。宇宙船などが出てくるSFなので未来っぽくなりがちですが、あまのじゃくな私は『ワイルドワイルドウェスト』のような「レトロフューチャーもの」を高校の頃から一度やりたかったので、ライトなどの服装は20世紀初頭のものに、乗っている宇宙船「ライトフライヤー号」は第一次世界大戦のプロペラ機のような感じにしました。ちなみに具体的なデザインの元ネタはドイツの「フォッカー」です。

 またこの漫画はそもそも少年誌を狙って考えたので、『ドラゴンボール』のようになにか目的があって世界中を旅する構造の漫画にしました。いわゆるロードムービーです。
 この漫画は宇宙の色々な星を旅して、太陽系の各惑星に暮らすそれぞれ違った文化と価値観を持つ人々と交流していく感じにしました。本当は木星や土星ってガスの塊なんですけどね。
 さらに、ワクワクする少年冒険ものの感じをより引き出すために、本作の固有名詞はジュール・ヴェルヌあたりから引用しているもの(ノーチラス号、メイルシュトローム砲など)が多いです。

 次にキャラクターについて。まずはミグ・チオルコフスキー。彼女の名前は世界最速の戦闘機「ミグ25」からとっています。名字のチオルコフスキーは「宇宙旅行の父」ともいわれる著名な科学者で、彼の考えた宇宙ロケットの公式は本作のホワイトボードにも書かれています。暇だったら探してみてやってください。
 当初彼女のデザイン画を見た友人は「この人男?」と性別が分からなかったようで、アクセントとなるリボンや、胸を大きくしたりして女性に見えるようにしました。
 一応この人のデザインは女優の「天海祐希」さんをイメージしています。女性キャスターで言うならクールな「中田 有紀」さんあたり。

 で、性格は昔の日本にたくさんいたような「昭和ひとケタ型」。責任感が強く、権利よりも義務を重んじるミグは国家にとっては非常に使い勝手のいい軍人なのです。
 そんな彼女を成長?させるのがまったく正反対な自由人のライト。かのスティーブン・スピルバーグ監督は「ドラマとは二本の棒をこすり合わせるように、正反対の性格のキャラを出せば燃え上がる」というようなことを言っていましたが、私もそう思います。
 初期の設定では子供っぽい行動派のライトを、理詰めで言い負かすお姉さんという感じでしたが、実際書いてみたら終始ライトに押されっぱなしでした。
 ミグは今年で31歳ですが、このアラサーと言う設定は自分でもよかったと思います。上手いことミドルエイジクライシスが書けたかどうかは不安ですが・・・

 ミグと言えば、シーンのあちこちでつぶやく奇妙な歌詞の歌。これは最後で分かるのですが「所ジョージ」さんの名曲の数々です。一応知らない人の為に解説すると・・・隕石解体時・・・「農家の唄」、軍事工場の前・・・「チョコレートを買いに」、帰宅時デモに遭遇・・・「まったくやる気がございません」、駆逐艦メインリアクター・・「森田さん家に持ってった笹ガレイの干物」です。
 またノーチラス号の建造工場のプレートには「安全第二」という所さんのアルバムのタイトルが、ミグが呑んでいる缶ビールは所さんがCMした「ジョッキ生」、ライトの口癖「ニャハハ」と「ガーピー」は「デジタル所」さんの引用です。全部気付いた人は相当の所さん通です!他にも何かあったかもしれませんが、もう忘れちゃいました。
 ちなみに私が一番好きな所さんの歌は「雨上がり黒い路上」です。名曲!

 本作のもう一人の主役がライト・ケレリトゥスです。名前の由来はバレバレですね。ライト兄弟です。名字の「ケレリトゥス」は相対性理論の「E=M×Cの二乗」のCです。光速と言う意味のラテン語です。
 アメリカ生まれのライトは、自由と平等がモットーで人生をとことん楽しむタイプ。ミグのように国家のために自分の夢を諦める事が理解できません。
 彼にはモデルがいます。それは中学校の頃の友人のM氏です。破天荒かついつも笑顔。自由気ままな彼は、とにかく物理やメカに強く、東大生も輩出する進学校だったうちの高校でも物理が学年二位と驚異的な成績でした。
 M氏は頭が大変切れるのに、やることなすことおバカで私は本当にいろいろと笑わせてもらいました。この漫画は彼に捧げています。

 ミグの同僚バーニーは描いてて一番楽しかったデザインのキャラクター。小惑星解体部隊「ディープインパクト」のメカニック担当で、性格はぶっきらぼう。でも機械のように感情を出さず孤独に耐えるミグを、デニスと共に心配している数少ないミグの仲間。
 一方のデニスはディープインパクト最年長の参謀。彼女はミグを気にしながらも、女としてミグとは対極の人生を歩んでいます。夫の妻で、子の母親で、科学者で、そして星を守る戦士・・・
 この二人、出番は少ないもののけっこういい味出してくれました!

 研究のためならテロリストにも加担するファイヤーベントのような科学者トリエステ・ピカール卿は、深海潜水艇トリエステ号をつくったオーギュスト・ピカールから名前を頂きました。ピカールは「深海艇の人」と言うイメージがありますが、実は航空宇宙も研究しており、気球に乗って成層圏にも到達しているのです。海の底から、空の果て・・・これほど鉛直方向のギャップを冒険した科学者はこの人くらいなのではないでしょうか?
 しかし研究のためならどんな勢力にも加担するという彼の性格は、ヴェルナー・フォン・ブラウンをモデルにしています。「自分の作った技術を国家や軍がどう使おうとオレの知ったこっちゃない」という彼のテーゼは賛否両論ありますが、なんか小気味いいですよね。
 技術に非があるのではない。問題なのはそれを使う人間だ・・・この問題って現代の日本人のほとんどが、原子力や化石燃料といった科学技術の恩恵を受けて生活しているだけに難しいです。
 この手の問題が本作で少しでも問題定義できてよかった。これぞSFの醍醐味。

 いや~しかし終わった・・・とりあえず明日あたりにスキャナーでPCに取り込むから、K氏、もう少し待っててね。

Sex and the City

 「面白い度☆☆☆☆ 好き度☆☆」

 いや~けっこう面白かった。

 この映画は、フジテレビが大好きで一部の人は辟易としているであろう戦法「連続ドラマの映画版」なのですが、この手の映画はそのドラマのファンへのサービス的なものが多くて、ドラマを観ていない人はついていけない場合が多いんです。
 私は漫画を描きながら背後のテレビをつけっぱなしにしていて、音だけで最初は楽しんでいたのですが、この映画のすごいところは音だけで誰がどんなキャラクターかが分かってしまうこと。
 これってちょっとすごいですよ。吹き替えの声優さんの演技もうまさもありますが、やはりセリフを考えた脚本家の人がすごいのでしょう。
 なにしろ私、このドラマ全く何も知らずに映画版から見ましたからね。一見さんも大丈夫です。全然楽しめます。
 しかしタイトルがストレートでいいですよね。大学のクラスの女の子に「セックス&ザ・シティって知ってる?」って言ったら「セックスなんて言う人だとは思わなかった・・・」って幻滅されちゃったことがあったけど、そういうタイトルだから仕方がない。

 公開当時のテレビCMなどでは、ぱっと見4人の熟女ニューヨーカーはどれが誰だか全く分からなかったのですが、彼女達はちゃんとキャラ立ちしていて、置かれている立場も思考ルーティンもかなり明確に区別、設定されています。
 仲良しの女の子のグループの4人って、心理学では3人よりもいいらしくて3人だと2人がケンカした時なんだかんだで2対1になって分の悪い対立構造になりやすいようです。
 その点4人なら喧嘩しても誰か1人くらいは冷静な奴がいるだろうし、喧嘩した人にはそれぞれ友達がマンツーマンでアフターケア。

 そういえば「らきすた」「けいおん」とかの萌えアニメなんかもメインキャラは4人らしく、女の友情を描くならば4人って国を問わずドグマになりつつあるのか?
 「セックス&ザ・シティ」を観て、ああいった萌えアニメにはまる人の気持ちがちょっとわかったような気がします。たいした物語なんかなくても個性的な女性がワイワイやってるだけで面白いかもしれませんね。この映画がまさにそうでしたから。
 まさにテレビドラマの延長線上のようなストーリーで私は2時間ドラマとして楽しみました。

 とにかくこの映画、メインの女性たちが面白い。キャラが濃いというか、笑わせてもらいました。
 一応本作の物語の語り手にもなっているキャリーとビッグの結婚をめぐるドタバタ?が本筋って感じもしますが、メインの4人の中ではこのキャリーが一番キャラは大人しめ。「ときめきメモリアル」といっしょでヒロインはオーソドックスに仕上げられています。
 で、脇を固める3人が強烈。バレンタインデーになぜか女体盛りを自らの体で実験する奴はいるわ(サマンサ)、女体盛りでスタンバってたのに一向に来なかった男にカルフォルニアロールを投げつける奴はいるわ(サマンサ)、SEXが出来ないとその反動で食いしん坊になっちゃう奴はいるわ(サマンサ)、ウンコもらしちゃうのはいるわ(あ、これはシャーロット)で本当馬鹿馬鹿しいw。

 ウンコと言えば、結婚式を当日ドタキャンされ傷ついたキャリーが笑顔を取り戻すきっかけが、4人の中で唯一順調な人生を歩んでいる幸せいっぱいのシャーロットのウンコもらしイベントだったのですが、これって結婚式ドタキャンよりも考えようによっては心に暗い影を落とす事件じゃないか・・・!?
 みんな大爆笑していたけど、シャーロットは乙女だし・・・まあ、気を許せる友達の前では笑い話で終わるのか。なにしろみんな50歳だし。みんなも一度は経験があったのかもな(ねえよ!)。
 これが異性とのデート中だったら100年の恋も冷めるって・・・!いくら美人で性格がよくても「彼女はたまにうんちをもらすけどいい人よ」なんて紹介されちゃあ「そうなんだ・・・まあ、もらすことは誰だってあるしね、ははは・・・」なんて相手の男性はその場では優しくフォローしても、そいつの心の中では恋愛対象からひそかに除外されていることは必至です。
 だから異性じゃなくて同性の友達の前でもらしただけ、まだ幸運でしたよシャーロットは。それに彼女は結婚もしているし。
 私も大学でもらしたことあるけど、やっぱ結婚相手どころか彼女もいない身分で、もし異性の前でウンコ漏らしたら、一生結婚できないのでは・・?って恐怖にさいなまれることありますよ。
 ・・・あれ?なんか「セックス&ザ・シティ」の話じゃなくて、ウンコの話になってる・・・。

 で、私が一番好きだったのはSEX大好きのサマンサ。本当この人馬鹿で笑えるw。
 それに彼女自身も浮気性なところがあるからか、男性の浮気や結婚式のドタキャンにも意外と冷静に友達を励ましていましたし・・・けっこう前向きでいい奴なんです(怒るとカルフォルニアロール投げつけるけど・・・)。
 「1度の失敗くらい誰でもあるわよ」は彼女しか言えないセリフですよね。私もサマンサのように失敗を許せる人になりたいです。SEX依存症にはなりたくないけど・・・

ダイナソー

 「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆☆ 曲☆☆☆☆☆」

 最高の環境ビデオ。

 恐竜映画の金字塔と言ったら一般的にはやはり『ジュラシックパーク』って感じがしますが、個人的には『ジュラシックパーク』はバイテクを扱った素晴らしいSF映画であり、恐竜映画のBEST1は私はこちら。

 話の筋があまりに単純で「『リトルフット 謎の恐竜大陸』まんまやん」とか「白亜紀にキツネザルはいない(ブラキオサウルスもいない)」とか批判もありますが、これはディズニーが送る恐竜版『ディープブルー』。これこそ複雑な物語よりも映像美を楽しむ映画。
 高校生の頃、劇場でプテラノドンが滑空するシーンを見た時は涙と震えが来ましたよ。あまりに美しくて。景色が。この空撮どうやって撮ったんだろう?って。

 ただ映像もさることながら、とにかくこの映画は曲!曲が神がかっている。この曲のメドレーを美しい白亜紀の映像と共に楽しめるだけで私は超満足です。
 本作の音楽を手掛けたジェームズ・ニュートンハワード氏は作曲の時、ジョン・ウィリアムズ師匠の「ジュラシックパークのテーマ」と比較されることがかなりプレッシャーになったようですが、充分それに匹敵するスコアを書かれましたよ。
 しかもメインテーマの曲数が『ジュラシックパーク』の二倍はありますからね。特に卵の旅は最高傑作ですが(泣ける)、キツネザルの求愛~巨大隕石襲来~ベロキラプトル~恐竜大移動あたりの名曲の絶え間ない応酬はすごい!ここ名曲ラッシュですよ。
 もちろんサントラも買ったのですが、映画のEDのスタッフロールで流れるスペシャルメドレーが収録されてなかったのは残念。結局映画のDVDをサントラのように聴いてます。

 また本作はCG恐竜のモデリングの際に、骨と皮膚のあいだに「筋肉」をつけており、これによって恐竜の重量感や、皮膚のたるみによる年齢を表現しています。この技術は後に『JPⅢ』でも試みられていますが『ダイナソー』が先立って開発しています。
 特に巨大なブラキオサウルスのお婆さん「ベイリーン」が立ちあがるシーンは、本当に足腰が弱ってる感じが出ていて「体重55トンでコンドロイチン不足はこたえるだろうなあ・・・」ってお年寄りをいたわる主人公アラダ―の気持ちがちょっとわかりました。

 そう、この映画の面白い点はお年寄りの恐竜を出したこと。巨大隕石によって環境が激変し、小さな希望「命の大地」を求めて、小さな恐竜、大きな恐竜が種を超えて身を寄せ合い旅をしているのですが、この旅がとても過酷で、見た感じ「命の大地」のシーン以外で植物が生えているシーンは一切無く、となると彼らは飲まず食わずで砂漠とか横断しているわけで、本当に悲しい。
 で、そんな過酷な旅に一生懸命最後尾でついていく100歳を超えるスティラコサウルスのお婆さん「イーマ」とブラキオサウルスの「べイリーン」、そして馬鹿なイヌのようなアンキロサウルスの子ども「アール」・・・
 このトリオが意外と「弱者を労る気持ち、弱い立場の人だって力を合わせれば困難を乗り越えられる」というこの映画のテーマの象徴になっている気がして、面白かったです。

 私別にアメリカかぶれでも何でもないんですけど、一人の超人的な強さの男がたくさんの敵を倒していく『ドラゴンボール』や『北斗の拳』のような一騎当千的な話よりも、弱い立場の人が団結して強大な敵に立ち向かう話の方が好きなんです。民主主義万歳じゃないけど。大体たった一人で何十人もの敵を倒せるわけないじゃないですか(こんな性格でよく少年漫画描いてるな・・・)。
 だから弱い草食恐竜が団結して、恐怖と戦いながらもカルノタウルスに立ち向かうシーン(しかもよく見るとみんな怖くて震えてる・・・ように見える)は、もう本当にツボにはいっちゃって。

 あんな大災害に遭遇しながらも絶望に負けず必死に旅をする恐竜。なおかつお年寄りや子供をいたわることを教えてくれるこの映画は、やっぱり私にとって最高の恐竜映画です。
 こういうストレートなテーマって人間よりも動物などにキャラを置き換えた方がなぜか泣けるんですよね。なんでだろう?(ピクサーの『カ―ズ』もそれで号泣)

さらば理系内閣

 鳩山さんが総理大臣(=民主党代表)を辞めてしまいました。小泉さん以後の自民党の総理も交代が早かったけど、それでも一年はふんばったわけで・・・鳩山さんって一年やったんだっけ・・・?

 サイエンスライターの竹内薫さんは、「初の理系内閣だから論理的な展望があって鳩山さんは色々と発言しているのでは?」と、かなり期待していたのですけど、鳩山さんは結局特に何も考えず喋っていた・・・のかな??
 基地問題などに鑑みるとなんかそんな気がします・・・せめてイヌの殺処分については改善されたのだろうか・・・?
 さすが理系は違う!ってところをもっと見せてほしかったなあ・・・アメリカの国を挙げてのナノテク政策(NNI)に対抗して科学技術振興費を自民党時代よりもずっと増やすとか(逆に事業仕分けで減らされた??)。
 博士課程を修了したけどなかなか仕事のないプロの科学者を理科の教員として雇って科学の教育に力を入れるとか。

 あとは今日の鳩山さんの会見を観るに、政権与党としてのノウハウみたいなのが民主党にはなかったのかな・・・?って気もします(元自民党の人もいるんだけど)。
 だったらいっそのこと国務大臣の一部は民間の専門家や、もっと言えば自民党の人にもやらせちゃえばよかったんです(政党政治のシステム上絶対無理だろうけど・・・でも何年か前自民党と民主党の大連立構想があったような・・・)。
 舛添さんと長妻さんなんかは大臣交代の時に笑顔で握手していたわけだし、舛添さんと原口さんも「TVタックル」を観る限りかなりシンパシーがありそう。
 ならば厚生労働大臣は舛添&長妻タッグ、防衛大臣は石破さんあたりにやらせちゃって党の垣根を越えた内閣にすれば、面白かったんだけど。
 軍治オタクの石破さんが鳩山内閣でも防衛大臣をやっていたら、絶対普天間問題はこじれなかっただろうし・・・

 まあ、過ぎたことはいまさらどうしようもないんで、次に誰が総理になるのかが楽しみです。でも「キレカン」こと管直人さんはちょっとなあ・・・伝説的名言「未納三兄弟」の時みたいに失言しそうだし・・・
 意外なところで安住淳さんあたりになったら新鮮だろうなあ・・・

ネット議論は有益か

 私はけっこう議論自体は嫌いじゃないんです。他の人にいろいろ知らないことを教えてもらったり、自分じゃ考えつかないような新鮮な意見に出会えたり・・・
 ただ友人や大学の先生と直接喋るのなら楽しいですけど、私はネット上で議論するためにサイトやブログをやっているわけではないなあ、とふと思いました。

 というか大体のブロガーさんも、別に自分と考えの違う人に自分の考えを浸透させようとしているわけではなく、ただ楽しい交流をしたいわけで、考えが違うならばせいぜい「そうか。そういう考えの人もいるのか~へ~」って感じで受け流せばいいものの「お前は馬鹿だ。おまえの言ってることだけが正しいと思うな」と書いちゃう人がたまにいるから、出口のないわけのわからぬ議論に突入・・・

 で、この手の議論って本当に埒のあかない水かけ論が多いと思います。感情的になると相手の書いた文なんてろくに読まずに反論するし、これは直接会ってしゃべった方がまだ着地点が見えるのかも知れない。
 なにしろ文章って、読み違えたり、読みおとしたりする人もいて、自分が誤読しているのに、それに気付かず書き手を叩いちゃうと、議論の本筋とはまったく関係のない余計な喧嘩も始まっちゃうし・・・
 でも直接面と向かって自分の意見をまとめられない人が、匿名のネット上で攻撃性を増しているような気もするから、「直接会って議論せよ」は難しいのか。

 この超マイナーな僻地のブログにもかつて「お前は環境破壊を肯定するシオニスト」とかよく分からないことを言う人が来たことがあったけど、それ以来は変な人も来ていないし、なんとか平和にやってます。
 だいたい自分と意見が違うことが書いてあったら、そのブログの記事を放っておけばいいんです。個人サイトなんだし。「自分はこの意見はちょと違うと思うけどなあ・・・」って言うのは心の中で思っていればいいことで、それを直接記事の書き手に言うべきではないような。

 私は人さまのブログでコメントする時はそこら辺を気をつけて、記事の内容に同意する時だけコメントしよう・・・後は記事の内容がとても面白く感謝を伝えたい時に。
 というのもこの前、他の方のブログでちょっと余計なことを書いてしまったので、反省してるんです。書かなきゃよかったなあ・・・と。
 けっこう「お前に言われなくたって分かってるよ」って書き手が前提としていることを改めて部外者に言われると、嫌な気持ちになるんですよね・・・

 結論:議論は実際に会ってするに限る。ネット上の議論は相手が何者か分からないし、文章だけで伝えるのはちょっと面倒。
 ブログのコメントは、その記事の内容に同意したり感謝を伝えたい時に私は書きたい。慣れ合い?それでいいじゃん。楽しいからやってるわけだし。議論の解答なんて求めてないよ。
Calendar
<< November 2020 >>
SunMonTueWedThuFriSat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930
search this site.
tags
archives
recent comment
recent trackback
others
にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 恐竜へ カウンター
admin
  • 管理者ページ
  • 記事を書く
  • ログアウト

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 139 | 140 | 141 | 142 | 143 | 144 | 145 | 146 | 147 | 148 | 149 | 150 | 151 | 152 | 153 | 154 | 155 | 156 | 157 | 158 | 159 | 160 | 161 | 162 | 163 | 164 | 165 | 166 | 167 | 168 | 169 | 170 | 171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 | 181 | 182 | 183 | 184 | 185 | 186 | 187 | 188 | 189 | 190 | 191 | 192 | 193 | 194 | 195 | 196 | 197 | 198 | 199 | 200 | 201 | 202 | 203 | 204 | 205 | 206 | 207 | 208 | 209 | 210 | 211 | 212 | 213 | 214 | 215 | 216 | 217 | 218 | 219 | 220 | 221 | 222 | 223 | 224 | 225 | 226 | 227 | 228 | 229 | 230 | 231 | 232 | 233 | 234 | 235 | 236 | 237 | 238 | 239 | 240 | 241 | 242 | 243 | 244 | 245 | 246 | 247 | 248 | 249 | 250 | 251 | 252 | 253 | 254 | 255 | 256 | 257 | 258 | 259 | 260 | 261 | 262 | 263 | 264 | 265 | 266 | 267 | 268 | 269 | 270 | 271 | 272 | 273 | 274 | 275 | 276 | 277