版画について

凸版
版の凸部にインクをつけて刷りとる方法。

木版画
木の板を使って、凹部を彫刻刀で彫るやりかた。彫った部分はインクが乗らない。
単色木版:紙の白とインクの色だけの版画。
一版多色木版:ひとつの原版を使って色ごとに複数回刷りだしを重ねる方法
多版多色木版:刷色の種類分だけ版を作る方法。浮世絵版画がこれ
彫り進み木版:一枚の版を刷を重ねるごとに掘り進めていく方法。版を進めると戻れない!
釘打ち木版:釘とハンマーで彫っていく方法。点描みたくなる

紙版画
紙を重ねて凸部を作る方法。

コラグラフ
いろんなものを貼り付ける方法。コラージュ。
素材を貼り付けたら剥がれないようにジェッソを塗る。
硬いものを使うとプレス機が痛む。

凹版
版の凹部にインクを詰めて、プレス機で刷りとる方法。銅版画がこれ。

ドライポイント
樹脂板を使ってニードルで彫っていく方法

エッチング
銅版を酸を使って腐食させていく方法。
まず銅版に液体グランド(防食剤)を塗り、そのグランドを書き取るようにニードルで彫り進めて版を作る。ニードルを入れてグランドが取れた部分は腐食液(塩化第二鉄)につけると溶けるので、腐食が終わったら重曹水や醤油を使って版を洗って腐食の進行を止めて、リグロインで液体グランドを洗い落とす。
完成した銅版の凹部にゴムベラを使ってインクを詰めて、吸水しない透明シート、版、湿らせた刷紙、吸い取り紙の順で重ねていき、プレス機で転写する。

孔版
版に穴を開けて、穴の部分だけインクが刷り込まれる方法。

シルクスクリーン
多版多色印刷。穴の中にあるインクを載せたくない部分の位置を固定するために版にメッシュ(スクリーン)をくっつける。布やガラス、金属にも印刷できる。
速乾性のインクを使用するので手際よく作業を進めなければいけない。

ステンシル(女の子用のおもちゃにあるアレ)

平版
版に凹凸をつけないで刷る方法。

リトグラフ
平らな版にインクがつく部分と弾かれてつかない部分を作る方法。
19世紀末にポスター印刷で流行った手法。手順が面倒。
脂肪性のクレヨン(油性)で描画し、アラビアゴム液(水性)を塗る。
その後アラビアゴム液を洗い流し、描画部をホワイトガソリンで拭き取る。
これで描画部だけアラビアゴム液がつかない状態になる。
版を湿らせて油性の製版インクをローラーで乗せる。
湿った部分はインクがつかず、水をはじく描画部分にだけ油性インクが乗る。
乾燥させたあと、インク部を補強するためにラズンパウダー(樹脂の粉)やタルク(ストーンパウダー)を乗せる。
アラビアゴム液を塗り、製版完了。
その後アラビアゴム液を水で洗って、ホワイトガソリンでインク部分を落とす。
本番用のインクをローラーで乗せて、その上に紙を静かに置く。リトグラフ用プレス機で印刷。
版を刷り重ねながら完成させる。
版をそのままにしておくと、印刷用インクがこびりつくので、ホワイトガソリンでインクを洗い流し、製版インクを塗った状態に戻して保存。

デカルコマニー(ロールシャッハテストみたいなやつ)
マーブリング(水に浮かせた紙の上に絵の具を垂らす方法)

デザインについて

デザインの成立過程
18世紀にイギリスで起こった産業革命によって、機械による大量生産、大量消費が可能になった。
その産業革命のひずみ(環境破壊、粗造乱造、資本家への富の集中、格差社会)に対するアンチテーゼとして、ジョン・ラスキンが豊かなものづくりのあり方を提唱。

アーツアンドクラフツ運動
その思想の影響を受けたウィリアム・モリスが、芸術と工芸の融合をモットーに「アーツアンドクラフツ運動」を起こす。これが近代デザインの起源。

アール・ヌーボー
「新しい芸術」の意味。これはフランス語で、イギリスでは「モダンスタイル」、ドイツやオーストリアでは「ユーゲントシュティール(青春様式)」と呼ばれる。
植物の蔦などをデザインに取り入れた曲線が印象的な様式。

セセッション
19世紀末のドイツ、オーストリアで起こった、美術、建築、工芸の革新運動。
これまでの様式からの「分離」を意味する。

バウハウス
1919年にグロビウスがワイマールに作った世界初のデザイン教育機関。
建築を中心とする芸術と技術の統合を目指した(グロビウスは建築家)。モダニズム建築や絵画、工芸に大きな影響を与える。
講師陣はカンディンスキー、クレー、モホリ・ナギ、ヨハネス・イッテンなど。

アール・デコ
20世紀前半のフランスにおいて、アール・ヌーボーの反動から生まれた様式。
幾何学的で実用性と様式美を重視した合理的なデザインが特徴。

戦後のモダンデザイン
第二次世界大戦後は、北欧(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)を中心にモダンデザインが展開される。
ボルボや、ロイヤルコペンハーゲンなど。・・・イケアは??

グッドデザイン賞
1957年、通産省によって創設。
1950年のニューヨークで行われたグッドデザイン展によってグッドデザイン運動が発生しその影響から。国民生活の質的な向上と産業の振興を目標に導入された。
グッドデザイン賞のマークを考えたのは亀倉雄策で、フジテレビやNTTのマーク、東京オリンピックの公式ポスター、大阪万博のポスター(1970年)などが代表作。

田中一光
科学万博――つくばや無印良品、海遊館、西武百貨店のマークなど。

ユニバーサルデザイン
バリアフリーの考え方をさらに発展させ、障害のあるなしにかかわらず、誰もが安全かつ便利に使えるデザインを指す。障害者や高齢者用と限定せずに、一般化。
ノースカロライナ大学のロナルド・メイスが考案。

レタリング
本来手で「文字を書く」という意味。書写、カリグラフィ
デザインされた文字や書体を選択すること、といった意味合いでも使われる言葉。

新しい書体のデザイン(ロゴタイプ=デザイン性のある書体)

レタリングとは、広告や印刷物などで視覚的な効果を考えて文字をデザインすることである。

明朝体
明の時代にできた書体。横線が細く、縦線が太い。
横線の止めに三角系の「うろこ」がついている

ゴシック体
1880年あたりにできた書体。
※ゴシック調(=12世紀あたり)の頃にできたわけではない(ゴシックホラーやゴスロリと一緒)横の線と縦の線がほぼ同じ太さで、サンセリフ体に相当する。

和文字
永字八法「永」が点画の基本形(一文字で全部すんじゃう)

英文字  
バー:横線のこと
ステム(幹):縦線のこと
セリフ:線の端につける飾りのこと(うろこ)

ローマン体・・・線のはしに三角状のセリフを持つ
エジプシアン体・・・スクエアセリフ(セリフがステムと同じ太さ) しっかりとした感じ
サンセリフ体・・・セリフがない(和文のゴシック体に相当)
スクリプト体・・・ペン書体風の筆記体的なもの

アセンダライン:一番上のセリフが来る線
キャピタルライン(キャップライン):一番上の横線が当たる線
ミーンライン:小文字の一番上の線
ベースライン:基準線
デッセンダーライン:一番下のライン
ベース~ミーン=エックスハイト
ベース~キャピタル=キャップハイト

ピクトグラム
文字や言葉ではなく、絵で内容を伝えるために、簡略化した図案を用いる方法。非常口とか。
アイソタイプ。
ちなみにルイヴィトンや読売ジャイアンツのように2つ以上の文字から記号を図案化するのをモノグラムという。

色について

光源色・・・自ら光を出す色光

物体色・・・光が物体にあたって反射して知覚される色

透過色・・・セロハンを通過することで現れる色

色の三要素
明度・・・色の明るさ、暗さ

彩度・・・色の鮮やかさ。彩度が高いと色がビビッド(鮮明)に、低いと白黒(グレースケール)になる。カラーか白黒かを有彩色、無彩色という。

色相・・・色の方向性。赤味や青味など。無彩色には当然ない。色相環という輪っかで表される。

赤→オレンジ→黄色→黄緑→緑→青緑→青→青紫→紫

色立体
色の三要素を表した立体モデル。
軸の高さが明度、軸からの距離が彩度、軸からの方角が色相。

日本色彩研究所配色体系(PCCS)
明度(高→低):ホワイト(W)→ライトグレイ(ltGy)→マイルドグレイ(mGy)→ダークグレイ(dkGy)→ブラック(Bk)

彩度が低い色(明度高→低)
ペール→ライトグレイッシュ→グレイッシュ→ダークグレイッシュ

彩度が中くらいの色
ライト→ソフト→ダル→ダーク

彩度が強い色
ブライト→ストロング→ディープ

彩度が最も高い色
ビビッド

混色
加法混色・・・混ぜれば混ぜるほど明度が上がって白くなる。ライト。
色光の三原色:赤、緑、青(三原色)
※黄色は赤と緑を足すとできる!

減法混色・・・混ぜれば混ぜるほど明度が下がって黒くなる。絵の具。
色料の三原色:マゼンダ(赤紫)、イエロー、シアン(青緑)

中間混色・・・印象派の筆触分割のようなもの。青と黄色を隣同士に置くと離れたところでは緑に見える。

回転混色・・・複数の色を高速回転する円盤に塗ると混ざって見える。

色の対比現象
ハーマングリッド効果
明度対比の一種。黒いコマを白い線で分割するとき、白い線がぶつかり合うところが灰色に見える現象。

同化現象(ベゾルド効果)
隣り合う色の影響で同じ色でも違って見える現象。黒がとなりだと黒っぽく、白がとなりだと白っぽく見える。

光しん現象
背景の明るさによって同じ面積でも大きさが違って見えること。
灰色の背景だと黒いものよりも白いものの方が大きく見える。

プルキンエ現象
明るい場所では赤い色が遠くまでよく見えて、薄暗い場所では赤いものよりも青いものの方が認識しやすい現象。

色の効果
進出色・・・赤、オレンジ、黄色といった暖色は飛び出して見える。
後退色・・・青、緑といった寒色は後ろに下がって見える。

膨張色・・・暖色系の色は実際よりも大きく見える。
収縮色・・・寒色系の色は実際よりも小さく見える。

色の視認度・・・明度のギャップを大きくすると高くなる。(黄色と黒のしましまなど)
色彩調節・・・色が及ぼす心理的効果を利用して部屋の配色を考える方法。『アンドロメダ病原体』の研究所みたいなやつ。

ドミナントカラー配色・・・支配的な色が存在する配色

セパレーション・・・配色の境界に別系統の帯を入れて、配色を分離させ調整を図るやり方。縁辺対比(マッハ効果)がそれ。

日本の伝統色
青系統
浅葱色(あさぎいろ)、縹色(はなだいろ)、瑠璃色、藍色

緑系統
萌黄色、鶯色、常磐色(くすんだ緑)

黄色系統
くちなし色、黄檗色(きはだいろ)、黄丹(おうに:黄赤)、亜麻色(明るい灰色がかった黄色)

赤系統
あかね色、緋色、瑪瑙色、蒲色、鴇色(濃い赤茶色)(薄い紫みの赤)

カルテット!人生のオペラハウス

 「面白い度☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」

 お客が来るなんて素敵ね。あなたには来るの?

 vicさんお勧め映画。なんとダスティン・ホフマン監督wいやに上映回数多いなあと思ったら、なんと今日が公開初日だった。6人しか客がいなかったけど・・・でも公開初日に映画を観るってなにげに『アリス・イン・ワンダーランド』以来かもしれない。
 映画館のサイトに予告編動画があって、あの『ジュラシック・パーク』を抜いた個人的殿堂入り映画『オーケストラ!』と同じ匂いを感じて、発作的に見に行ったんだけど、日本版予告はコメディ映画っぽく宣伝しているけれど、そこまでコメディ色は強くない。
 どっちかというとドキュメンタリー的というか、美しい英国の田園風景と、引退した音楽家が住む老人ホーム「ビーチャムハウス」の穏やかな日常を、スタティックに描いた作品。

 そういえば何年か前に『けいおん!』が流行った時、私はツイッターか何かで「これ、この4人の老後描いたら面白そうなのに」って言ったことがある。
 つまり、あの作品って若者の日常を描きながら、いやに年寄りくさいというか、ほのぼのとしてて、舞台は女子高よりも老人ホームの方が合うんじゃないの?って思ってたから、自分だったら60年後のけいおん!をやるよなあって。けいろう!みたいな。
 そしたら、この映画ってまさにそんな感じなんだよw4人のお年寄りがただ純粋に音楽を楽しむためにカルテットを歌うお話。
 しかもこの4人のキャラが結構日常系アニメにありそうな感じで、面白い。生真面目で保守的なレジー、レジーの元妻で、気が強くプライドの高い浮気性のジーン、残り僅かな男性ホルモンを絞り出し老後のエロライフを楽しむウィルフ、そしてドジっ子で天然ボケの(というか本当にボケている)チャーミングなシシー。
 『セックスアンドザシティ』もそうだったけど、4人の法則って絶対あるよねw

 さっきスタティックとか言ったけど、歳はくってもこのホームにいるのは元はプロの音楽家ばかり。つまりみんな我が強いというか・・・濃いw
 職人タイプもいれば、芸術家タイプの人もいる。レジーなんかはビートルズですら内心「あんなの音楽じゃねえ」とか思っているんだけど、若者にオペラを講義する際にはちゃんと彼らが好きなヒッポホップも勉強しているのが面白い(ネットで)。

 オペラとは最初はキミらのような人が行なった。やがてオペラは着飾った金持ちに骨を抜かれ現在の形になった。
 オペラとはここにいる誰もが抱く感情の激しいほとばしりだ。


 そういえばオーケストラなんかもよくよく考えれば大衆文化なんだよね。ガチなセレブは自室でお抱えの楽団による演奏を楽しむはずだから。
 
 しかしレジー以上にプロ意識が強く、気高いのがジーン。この人を見ていると、なんか『菊次郎とさき』で晩年の菊次郎が自分の仕事に納得がいかずペンキ屋をパッたりやめてしまったことを思い出す。
 人の仕事にも自分の仕事にも厳しいからこそ、今の自分が許せない、認められない。菊さんは引退宣言したら本当にまったく塗装業をやめちゃったんだけど、芸術に愛着があるクリエイターはなかなかそうは割り切れないんじゃないだろうか。ジーン程の名声のあるオペラ歌手なら特に。
 スポーツ選手なんかだと、残酷すぎるほど明確に成績や評価の基準があるし、なにより体力的なピークがあるから引き際っていうのが分かりやすいけど、芸術家なんかは善し悪しに明確な基準がないから、なんか引き際がわからなくてズルズル続けちゃう恐ろしさがある。
 まあどっちもどっちって感じだけど、スポーツにしろ文化芸術にしろ、ピークが過ぎてもそれでも続けたいという意思があるのは、私は別にみっともなくないと思う。
 現役時代、ものすごい成績を残している人ほど、過去の栄光と折り合いをつけるのが難しいんだろうけれど、それは社会や他人の判断基準に引きづられているだけなんだよね。

 芸術とは無限の孤独であり、些細な批評の手が届かないものである。

 もちろんプロとして、お客さんを楽しませるための最低限のクオリティというものはあるのだろうけど、それでも他者の評価を過剰に気にして何もできないよりはマシだと思う。
 自分はそもそもなんで音楽をやっているのか。理由もなくただ歌うことが好きだったんじゃないのか。それとも歌で人を楽しませるのが生きがいなのか・・・
 この問題は創作活動を続けていくモチベーションを維持するうえで避けては通れない問題かもしれない。コンサマトリーかインストゥルメンタルか。
 私は、漫画家になるよりもまずは漫画を楽しく描き続けることを目的として優先させたから、こんなことになっちゃったけど、そこらへんは人それぞれ。ただ漫画を描くのが好きだったのに、プロの漫画家を目指すあまり、漫画を描くこと自体をやめちゃった人はたくさん知ってる。
 一方、島本先生みたいに自分の趣味と仕事をうま~くコミットできる人もいる。それもまた才能だ。
 
 そういえば、この前、全国レベルの運動部の子に「なんで美術の授業なんてやるんですか?」と聞かれたことがあったけど(数学でもよく子供に言われる質問w)、それはどんな文化でも言えることだ。人間の活動に意味などないのだから。
 きっとこの子だって、意味や理由、効果を考えてから理屈で納得して、そのスポーツを始めたわけじゃないはず。なんか純粋にやってて楽しいから続けているんじゃないのかな。
 私がおそらく一生アメフトみたいな激しい競技をやらないのと一緒で、この子も学校を卒業したら美術は二度とやらないかもしれない。でもスポーツ選手を引退して、時間を持て余して暇だった時に「なんか絵でも描いてみるか」って思う時があるかもしれない。それだけで、なんか人生がちょっとだけ豊かになったという感じはしないのかな。

 歌うことよりも人生を選んだ。両方は手に入らない。

 本当にそうなのかな。レジーにとっては歌うことが人生そのものだったんだよ、きっと。
 そんな自分の人生にとって大切なものと出会うキッカケや選択肢を増やすために、学校にはいろんな授業があるのかもしれないよ。

 だから美術もやってあげてよ。

『新黒沢』について

 バカは生きなきゃ治らない。

 現在ビッグコミックオリジナルで衝撃の復活を果たした、福本伸行先生の『最強伝説黒沢』。福本先生の作品って面白いけれど、惰性で引き伸ばしちゃう傾向が結構あって(連載作家だから仕方がないのだろうけれど)、ちゃんと終わっている作品の方が希だから、その点「最後の最後あったけえ」でちゃんと完結した『最強伝説黒沢』をまた始めちゃうっていうのはファンとしては嬉しい気持ち半分、不安感けっこう、というか・・・w

 でも始まってみると、やっぱり楽しい。福本先生ってなんだかんだでギャグ作家としても秀逸で、この『最強伝説黒沢』は福本作品の中でももっともギャグに徹した作品のような気がする。賭け事もやってないしね。
 で、さっそく第2話目でオカマの人に襲われちゃった植物状態の黒沢さん・・・(´;ω;`)こんな出だしでこれからどうなっていくんだろう??って思ったんだけど、前作の出だしを思い出してみると、多分福本さんしっかりと今後の展開はイメージしている気がする。

 前作の第1話は、とにかく「人望が欲しい!」からはじまっていたのよ。ワールドカップを見ていても、結局あの感動は嘘だ、自分自身の感動じゃないってところから物語は始まるわけで。なんかこの話題いやにタイムリーだけどなw
 で、もうのっけから人望が欲しい、賞賛を得たいってことで時にうじうじ、時にみんなのお弁当に勝手にアジフライを追加するという奇行をくり返し、最初の単行本はそのまま終わっちゃう(!)んだけど、黒沢さんのすごいところはいくつになっても中学生のような悪あがきをやめないところで(ピュア)、オヤジ狩りの復讐から始まった不良中学生や暴走族との戦いで、ついに泣くほど欲しかった人望を手に入れて死んでしまったという・・・全国の男性感涙の物語だったんです。

 だから女性の方は、あの第2話(=ハッテン場)で黒沢シリーズを判断しないでいただきたい!

 暴走族といえば、今回最後に戦った暴走族ガロンキッズのリーダー「御木」が前作キャラとしては初めて登場したんだけど、確かに8年に及ぶ「黒沢の入院費は誰が払っているんだろう問題」のヒントは見えてきたよね。
 私は、なんかてっきり黒沢に心酔しているデキる不良「中根」が、払ってるのかな?って思ったけど、あの戦いはもう忘れ去られたみたいな書き方がしてあったから、黒沢はやっぱり死んだってことで封印されていたわけで、まあ病院の院長となった御木が封印してたんだろうな。でもなぜ?う~ん気になる・・・
 
 しかし8年もたてば当時中学生だった中根も成人してるわけで、一体どういう大人になってるんだろう??やっぱり裏の仕事でもやってるのかなあ?
 そして黒沢さんの職場、穴平建設はどうなってるんだろう?あの坂口や浅井といった職場の仲間たち(黒沢グループ)との再開はあるのか?黒沢のライバル、赤松との決着はどうなった?(そもそも戦ってないって!)

 で、話逸れちゃったけど、今回の『新黒沢』では一貫して「女にもてたい!」っていうのがこの世の未練として提示されているじゃないですか、でやっぱり第2話でさっそく屈辱を味わっているわけで・・・前作が「人望を得るまでのおはなし」だとしたら、今回は前作の未解決問題だった、「黒沢が女性とまともな恋愛をするおはなし=恐竜映画じゃねぇか(C)坂口」になる可能性はすごい高い。
 8年寝てたから、もう50代になっちゃった黒沢に春は来るのか・・・!たとえ子供が出来てもどれくらい面倒見れるのだろうか!いや楽しみ!生きがいがひとつ出来たね!

 行くか…!次の舞台に…!仕事仲間の人望は得た…仲間の人望は得た!人生の第二ステージっていったら…女の娘だ…!(『最強伝説黒沢』第2巻)
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